フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

模型はネットで見るもんじゃない! 現場で見るんだ!!

2017年10月31日 15時07分53秒 | 日記
さてさて、鉄道模型を買ってからというもの、個人経営の模型店の置かれた状況を考えるに、急にこれらのお店に対する愛おしさが増した昨今。
何しろ昨今ネット社会であり、それなりに珍しいものでもクリック一発どこへでも発送のご時世。ましてや細かいニーズにうるさい趣味の世界はなおのことネット販売への依存が大きく、店舗型の携帯はかなり不利であると言える。ぬたりとても普段はネット通販をよく利用しており、偉そうなことを言えた義理ではないのだが、群馬に数多くあった個人経営の模型店も結構な数淘汰されつつある。
模型趣味に多額のお金を費やせるほどぬたりとて裕福ではないのだが、それでも気になりいくつかの模型店にお邪魔をし、まあ必要ではあるかというものを買ってブログネタにしてきたわけだが(鉄道模型の潤滑油、室内点灯ユニット、ピンセット)、今回は今まで足が向いていなかった模型店にもお邪魔することにした。前橋市の天昇堂さんである。
前にネタにしたフジ模型さんが一般のプラモデルの取り扱いをやめた昨今、前橋駅から徒歩圏内の個人経営の模型店は今やここだけとなっているが、何を隠そうぬたりは今まで行ったことがなかった。ホームページなんかもないしね。それでもネットで調べてみると商売の歴史も長く(移転はしてるそうだが)、知名度もなかなかのもののようなので、休みを利用して訪れてみたわけさ。
結論から言えば、品揃えは個人のお店のそれを出るものではない。ガンプラが全くなかったのはびっくりしたがね。アニメ系だとヤマトが少しあったくらいで。スケールモデルが中心な品揃え。にしても、ロボットアニメのプラモデルがなくなるだけで、こうも店内はスッキリするものか。実に棚が見やすかったわ。ロボットアニメは無駄にプラモ化される数が多いからなあ。

さて、今回は昔ながらの模型店を見たくて訪れているわけで、ウィンドウショッピングを楽しもう、という気はあったけれども、何かを買おう、という積極的な意思はなかった。いやまあ、買ってあげてこその店舗存続運動なんだが、さりとてそうそう欲しいものなんかない。ましてや見るからに小さい店なもんで、ここで買い物はしないんじゃないかなあ、と入店した直後は思った。問屋から押し付けられたであろう海外物のプラモとかも多かったしね。そんな棚を眺めていた時だ。
「はい、良かったらお茶どうぞ。熱いから気を付けてね」
おばちゃんにお茶入れてもらっちゃったよ。
また、レジの脇にいたダックスフンドが可愛いのね。しばらくモフモフしてたわ。そんな形でお茶を飲みながらおばちゃんと世間話をすること数分。
これは何かを買わずに立ち去れる雰囲気じゃないよ、もう(案外小心者)
だが、世の中良くしたもの。お、これは、と思うプラモデルがあったので購入させていただいた。プラモ知ってる方は表題読んでどこのを買ったか分かると思うけれどもアオシマ文化教材社のプラモでね…。

何考えてんだアオシマ(アオシマに対する最大限の褒め言葉)
企画会議で「赤帽のサンバーバンのプラモっていけるんじゃないですかね?」とかと発言した奴は確実に頭に何かが湧いている(褒めてます)。街を走ってる赤帽を見て「あ、あのプラモ欲しい」と思う人間がいると思うのかアオシマ(やっぱり褒めてます)。おもちゃ会社だから自由な発想は必要とは思うが、常識のある責任者はいないのかアオシマ(しつこいようですが褒めてます)。

という訳で今後も突き抜けたプラモをよろしくお願いします株式会社アオシマ文化教材社様。あと、天昇堂は今後贔屓にしよう。赤帽バン作るのに塗料も足りないから、近々また行こうっと。
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ありがとう麗しき人 ありがとう麗しき街

2017年10月22日 21時22分50秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
銀行へ行く。

と、いきなりなんの変哲もない話題で恐縮であるが、仕事で行った訳ね。庶務担当ぬたりの仕事の中には支払事務も含まれるので、月に数回は銀行に赴かなきゃいけないわけだ。
ぬたりの勤務地から銀行までは3キロ程度。歩くにはちと遠く社用車で行く訳なのだが、銀行というのはどこも駐車場が狭いもんなので、いつもは軽自動車で行くことにしていた。だが、その日はうちの事務所で出張業務が多く、軽自動車も押さえられていた。その結果、ぬたりが予約できたのは、廃車間近で一番人気のないカローラのライトバンであった。
あちこちさびも浮いててもうボロボロのカローラバンに乗り込み、イグニッションキーを捻った瞬間、ぬたりはあることに気がついた。
これ、「大きな、愛のような、カローラ」やんけ。
1991 toyota corolla cm japan

いや、厳密には、さださんの歌がCMで使われたのはカローラセダンなので、このライトバンではない。ただ、基本の部分は同じなわけで、ちょっと感慨深いものはあったな。ぬたりがさださんのCD買い始めたのはちょうどあの頃だし、高卒で免許取って、最初の車にはカローラも、と一瞬思ったりもしたなあ。まあ、直後に姉貴あたりから「20年後に乗れや」と突っ込まれて我に返ったけどね。
まあ、実際に12年後にカローラセダンに乗ることになるんだけどもね。当時はとにかく「できるだけ安く本革シートの車に乗りたい」という思いで見つけ出したのがカローラセダン(プレミアムエディション)だったんだが、頭のどこかにさださんの「奇跡」が鳴り響いていたのは確か。だからトヨタさん。さださんをあの頃に起用したのはまるっきり無駄ではなかったぞ。そろそろもう一回どうだ?
話を職場のカローラバンに戻せば、もはやこの車はボロボロも良いところ。窓開閉(もちろん手動)は経年劣化で操作に力がいる。ハンドルはウレタン劣化でべたべたする。内装のあちこちの部品が劣化して穴が開いてる。ラジオは故障、どころか半分以上のボタンが欠落してる。とにかくまあ、とりあえず走ってはいます、としか言えない有様。
ただ、ぬたりとすると、「奇跡」をCMで聞たのはついこの間だと思っていたけれども、気がつけばこんなに車がボロボロになるくらいに時が経っているんだなあ、となんだかしみじみしながら銀行に向かいましたとさ。
ちなみに「大きな、愛のようなカローラ」と言うのが当時のカローラの正式なキャッチフレーズだったために、何かというとカローラのCMは「奇跡」だと言われがちですが、第2弾として次シングルのC/W曲「ありがとう」が使われたのもあったんですよ、なんて情報は、まあ一般常識だからここでは深く掘り下げませんけどね。
ほら、だって僕もうさだファンじゃな(以下略)
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妄想は楽しいな

2017年10月20日 22時28分23秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
mixiのボイスで「自分が乗ったことのある列車で、最も乗車時間が長かった列車は?」というつぶやきネタが流れてきて、ぬたりの場合この回答は、寝台特急さくらだったんだがね。
さて、寝台特急さくらと言えば、廃止の時にさださんが「さよならさくら」という歌を出してましてね。この曲、ぬたりにとっては「うん、この曲は好きだね」と自信を持って言える最後の曲ですね。これ以降も、例えば「御乱心」のように個人的なスマッシュヒット企画はあれど、曲単体と言うことであれば気に入ったのはこのあたりが最後。
曲自体は、文字面を追えば、「好きな人の重荷になりたくなくて、寝台列車で故郷に帰る人の独白」になるのだが、その独白が寝台特急さくら自身が言いたいであろうこととのダブルミーニングになっている・・・と、ぬたりは勝手に判断してるんだけどもね。
寝台特急さくら自体はそれなりの歴史を持つ列車だし、名前もおそらく日本人が一番好きな花の名前を冠している。東京発で物理的に線路が終わるまで西へ西へと走る列車であり、なかなかにドラマチックな列車であったと言える。しかし運行に費用もかかり、かつては長距離移動の花形と扱われ、国鉄からも利用者からもありがたがられたブルートレインも、すっかり利用者も少なくなり、JRからもありがたがられることもなくなった。その歴史を終えるにつき、それでも惜しまれつつ去ることができるのなら、寝台特急さくらが呟くことができたのなら、おそらくは「さよならさくら」の歌詞のように呟くんじゃないのかなあ、なんて妄想を、ぬたりはこの曲を聴いた時に思ったものだし、この歌詞はそういうことも織り込んだものに違いない、とぬたりは勝手に確信しているのでな。長崎という土地を「最も気に入った観光地」と思っていて、寝台特急さくらにも乗ったぬたりとすると、そらもうこんな妄想ができた曲は好きになるってもんよ。
それにしても、ブルートレインという乗り物がなくなって随分経ちますね。ぬたりは「さくら」と「あかつき」に乗ったけれども、車両の老朽化が激しかった九州ブルトレはともかく、まさか北斗星まで廃止になるとはなあ。水曜どうでしょうのDVD副音声で、「いつか、ブルートレインなんか乗ってるよ! という形でこの映像も価値が出る」なんて話してたけど、あれから干支一回りでそのとおりになったな。乗った早々の「プンと臭うね」という大泉さんの感想も貴重と言えるなあ(臭いんじゃなくてリネンの消毒の臭いです、念のため)。寝台列車自体は多少の復活の動きで、JR九州が「ななつ星」、JR西日本が瑞風、JR東日本が四季島とデビューしてきてるけど、あれは移動のための寝台列車と言うよりも観光パック商品でしょうかえあ、性格がかなり違うよね。
この、移動手段と考えた場合の使いづらさ、は、実はブルートレイン晩期には顕在化してた。例えばぬたりが乗った寝台特急さくらと、新幹線と特急乗り継ぎ、東京→長崎でどちらが安い? と言ったら、実は新幹線と特急乗り継ぎの方が安かったのだ。在来線特急には新幹線乗り継ぎ割引という制度があり、博多で乗り換えた場合、長崎行きの特急かもめの特急券は半額になる。これを使うと新幹線利用の方がトータルでは安くなったわけ。こうなると「安く移動したい」というニーズも満たせないわけで、そら利用者が少なくなるわな。
個人的には寝台列車は好きで、夜用のビールとか食糧を買い込んでいる時のわくわく感や、ベッドに体を投げ出して夜の車窓を眺めるのとかは、何とも言えない心地よさなんだが、まあこれは、そういう経験ができて良かったな、と考えることにしますわ。移動手段としての寝台列車は、いまやサンライズが最後の砦だけど(ぬたりは乗ったことあります)、さて、いつまで走っているのやら。後継車両とか期待できないしなあ・・・。

さて、長時間乗車と言うことで言えば、時刻表どおりなら寝台特急さくらは16時間43分となるが、列車だけでなく乗り物まで含めれば、フェリーの新潟→小樽16時間45分の方が長くなるな。あれもまあ、ホント暇だったわ。
しかし九州も北海道も遠いなあ。
飛行機で16時間あればハワイ往復できるぜ(成田→ホノルルは7時間強)。
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つらつら書いてたら長くなったよ

2017年10月18日 22時05分53秒 | 日記
愛猫にホームシアターのケーブルを噛み切られましてねこれが。
考えようによっては危険な行為ではあったが、切られたのは光ファイバーケーブルでな。これなら感電の心配はないわ。普通のケーブルにはほとんど興味を示さないんだが、このケーブルは細くて、噛みついて遊ぶのにちょうど良かった模様で(噛み癖猫)。
使っていれば道具は劣化するのが常。ぬたりんちの家電製品も買い換えとまではいかなくても近いうちにそれを考えないと、というものはいくつかあるので、せっかくなので家電屋でケーブル買うついでにあれこれ見て回る。まあ「こんなに安く済むんだ。前向きに検討しよう」と言うものはなく、「やっぱりちゃんとした物を買おうとすると、それなりにお金かかるねえ」という結論を得ただけだったのではあるが。
任天堂のスイッチとスーファミミニはやっぱり店頭にはないな、とかiPhone8見てて
「現在お使いのものは?」
「6S+です」
「ではそろそろ2年で買い換え時期ですね!」
「いえ、まだ買って4ヶ月です」
などという会話をしていたら、たどり着いたのはメディアプレーヤーコーナー。そこでぬたりは一つ気付いた。
iPodっていつの間にか要らないもの扱いになってるのな。
ちょっと前まではメディアプレーヤーの花形として、一番目立つところに陳列されていたのに、今やその場所はソニーのハイレゾに取って代わられ、今やコーナーの一番目立たないところに細々と陳列されているだけ。そういや、もう何年も新製品出てないもんな。
ま、別に不思議でも何でもなくて、iPhone買えば良いわけだから、んなiPodなんて今更要らねえよな、という話でしかないわけで。改めてこうして陳列を見ると、ああそうか、という気分になるわけですね。
とみにぬたりは家電製品については疎く、気がつけば時代遅れになってた、というデバイスはいくつもある。その最たるものはMDですかね。いつの間にか音楽のダビング用のメディアとしてカセットテープに取って代わり、そして廃れた訳ですけども、ぬたりはMDというものをとうとう導入しなかった過去がある。ぬたりの場合、カセットの後はCD-Rだ。
ぬたりは元々音楽を家でじっくり聞くタイプで、持ち歩くことをあまり好まなかったのもあるし、MD全盛期に車のオーディオにMDを導入しなかったのも影響は大きい。
持ち歩くのは好まないとは言え、ぬたりとても車の中では音楽をかける。そしてMDが普及しだした時に、初めて車の買い換えをした車のオーディオは、1DINのカセットデッキだった。
理由は簡単。オーディオの金をケチったからだ。安かったぞ、1DINのカセットデッキ。まあ、その前に乗っていた安い中古車のオーディオもカセットだったから、そのまま引き継げるな、という計算もあったが。当時はさださんべったりだったもんで、ズラリとさださんのCDをダビングしたテープを、カー用品店で買ったカセットボックスに入れてたなあ。そう言えばカセットとかCDとかの車載用のボックスってのも昭和なアイテムだよなあ。
んで、その後買ったのがプジョーで、外車なもんでオーディオが選べず、これもカセットデッキだった。MP3対応のCDチェンジャー(これもちょっと懐かしいアイテムだなあ)がついていたので、音源をデジタル管理するようになっていき、思えばこれが現在の車の音源管理の礎になっていたりしますね。そんなこんなでいたら、MD全盛を過ぎてしまったので、ぬたりはMDに全く触れないまま現在のiTunes管理に行き着くわけね。そう言えば、カセットテープはまだデッキもテープも作られてるけど、MDってもう規格としては死んだも同然だそうで。
さて、話が音源管理に行き着いたところで、今現在、ぬたりの音源管理はパソコンのiTunesとiPhone。愛車のオーディオもiTunes対応機器前提のシステム。まあスピーカーもアップル傘下のbeatsだしな。
とりあえずiPhoneにデータ入れて聞いていたのだが、最近になって思わぬ事態が発生。パソコンと同期をかけたはずが、iPhoneに曲が全部入っていないのね。具体的には、華ちゃんの古めの曲が総じて入ってない。つい最近までは大丈夫だったのに。
で、パソコンをあたってみたのだが、パソコンのプレイリストに曲名はちゃんと載っている。おかしいな、と思ってクリックをしてみると、「曲の参照元が分からんぞ」という意味のメッセージが出た。

ああ、なるほど。

簡単に言えば、ぬたりの音源管理のちゃらんぽらんさが招いた事態。もともとパソコンでの音源管理は先代パソコンから始まっており、パソコンの買い換えで、安易なデータ流用でカオス気味になっていたところに、ウィンドウズのメディアプレーヤーのあまりの使いにくさにぶち切れて、自己流で適当にCDからの曲の吸い出しをしていたためにカオスに拍車がかかっていた。
おかあちゃんからiPodをもらって、iTunesを本格的に使ってみたところ、思わぬ使いやすさに感動をして、その便利さに寄りかかる使い方をしていたために、カオスさは解消されることなく継続され、昨今のバージョンアップでいよいよ「こんなカオスデータ読んでられっか!!」とiTunesさんが匙を投げた、とこういうことらしい。
再生されてはいた以上、曲のデータはパソコンのどこかに眠っているんだろうが、こうなるとサルベージはかなりな苦痛を伴う。華ちゃんの完全なプレイリストを復活させるためには、サルベージかもう一度リッピングし直すかという、どちらにせよ地味で地道な苦労が待っていると言うことなのよねえ。

便利さに 慣れて忘れる パソの難解さ・・・字余り(と言うか合わせる気がない)
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忘れていたあの頃のパラダイス

2017年10月12日 09時04分35秒 | 日記
思いもかけず鉄道模型に手を出して、地元の模型屋を回っていたりしたもんだから、ちょっと昔ながらの模型屋が非常に気になってしまっている今日この頃。先日ネタにした赤城模型は楽しかったなあ。
とは言え人外魔境生まれぬたりのこと、ハナタレ坊主の頃に模型屋に入り浸っていたかというとそんなことはなく、なにしろ模型屋のある町までは親に連れて行ってもらわなければならず、小学生がチャリに乗ってちょっと出かけられる、なんて距離ではなかった。ガンプラの入手先は近所の個人商店の少量入荷、という状況。選びようがなかったからRX-78ガンダムなんてそうそうお目にかからなかったぜ。
中学ともなれば行動範囲も広がり、たまには町の模型屋にも行けるようになった訳だが、当時よく行っていた模型店はもうなくなってる。流通の変化や少子化の影響で、こういう小規模の模型屋は今非常に厳しい状況なんだなあ、というのをこんなところでも感じる昨今。パトレイバーのソフビモデルを買った記憶があるんだけどなあ。
高校生ともなると少しは模型屋への足も遠のいてくるわけだが、実はとある事情があり、回数こそ多くないがぬたりはとある模型店を訪れていた。そしてその店が本日のネタとなる、渋川市の「とまる模型店」さんである。
とある事情というのは、別に隠すことでも何でもない。ぬたりが通っていた高校のジャージ及び上履きの指定販売店が、なぜかこの模型店だったからなのである。模型店で上履きってなあ・・・。
まあ種を明かせば、うちの高校の最寄りの何らかの小売店がここだった、ということなんだと思う。うちの高校もとまる模型店さんもどちらも歴史は古く、うちの学校は創立もうすぐ100年だし、とまる模型店さんもおそらく50年は優に営業してるだろう。すぐに買いに行ける体制を整えるなら店は近い方が良いだろ、という考えなんだろうな。ちなみに平成29年の今現在も上履きをここで売ってるのかは不明だが。まあお互いにやめる理由はないだろうからまだ扱ってんじゃないかと思うが。
昔ながらの模型店、ということで考えた時に最初に思い浮かんだのはここで、鉄道模型の取り扱いもあり、久しぶりに行ってみたいなあとは思ったのだが、結婚して居住地も変わった今では少し遠く、思い立ったからすぐに、と言うわけにはいかなかった。
で、先日、暇を見つけて行ってみたわけさ。

単なる田舎の商店風の外見だと思うなかれ、屋根とかをご覧になってくださいな、この堂々とした日本家屋の作り。築100年くらいは経ってそうな風格ですな。
品揃えに関しては田舎の模型店でもあり、流石に特筆したものはないけれども、とにかくまあ昔からここは変わらない雰囲気。赤城模型ほど混沌とした陳列にはなっておらず、ある程度整理もされている。少々薄暗い感じで整然とプラモが並ぶ姿は、子供の頃に胸をわくわくさせて眺めた姿そのまんま。今となっては子供の頃ほどのわくわく感はないけど、その分懐かしさの実体験という、大人になった子供にはどうしようもない心地よい感覚は否応なしに溢れていて、ホントに今でもやっててありがとう! と声を大にして言いたいですな。
で、せっかくなので必ず何かを買うぞ、と決めて行って、ちょうど良かったので、TOMIXの車内照明ユニットを購入。これで115系がさらにかっこよくなった。

TOMIXはKATOに比べて照明ユニットの取り付けが簡単でいいなあ。
何らかのプラモデルも欲しいなと思っていたんだけども、今回は遠慮。ネタにできそうなのはアオシマのイカ釣り漁船くらい。気になるのはいくつかあったので、しばらくしたらまた行ってみよう。
いや、ホントガンプラ世代の皆さん、一度町の模型屋にもう一度行ってみれ。信じられないくらいに心地良いから。そしてみんなでこの心地良い空間を買い支えようぜ。
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未来の僕らは知ってるよ

2017年10月10日 22時23分46秒 | ラブライブ!
さて、世の中選挙だそうである。
選挙と言えばラブライブのセンター選挙ってまだやってんのかいなと思ったら、サンシャインになってもまだやってたのね。

真面目な選挙のマスコミ連中や他の人がいいだけ語ってるからそちらに譲るとして、ぬたりはラブライブのことを久しぶりに語ってみようかね。いや、現実の選挙は色々と公示前はオモシロな事態になってたんだけれども、蓋を開けると…。

話をラブライブに戻せば、ぬたりが劇場版を見て「もうこの企画にお金を落とすことはないな」と宣言した頃に開始された「ラブライブ!サンシャイン!!」は好評のうちに今秋にアニメの第2期が放映される。まあ、ぬたりも見るとは思う。テレビ放映とyoutubeは基本無料だし。
ま、サンシャイン!!に関して言えば極めて手堅い作りだと思う。好評だった前期のフォーマットをほぼほぼ再利用し、前期の話を微妙に混ぜ込むことにより、世界観を装飾。キャラに関してもそれなりに類型的な作りを行う。とまあ、なんかどっかで見たような、でも特に違和感もない、という作品に仕上げている。
ま、その分何となく見てる分には見やすかったりするんですけどね。沢山ついてきたファンに対し、できるだけ拒否感なく新しい企画に軟着陸させるためには、こういう作りの方がいいんでしょうな。CDが主だった頃からのファンだったぬたりにとって、アニメ版は「えー? こういう風にしちゃうの?」という部分がないでもなかったが、それを経験した後のサンシャインには、そういう感じはあんまりなかったものな。ファンとして第一線を引いたぬたりですら、推しと言われればずらまると堕天使ヨハネだな、程度には考えるものな。CD買ってないから投票はしてないが。
基本的にはラブライブ!というコンテンツは既にファンの囲い込みが完了している作品。だから新規ファンの流入を考える必要はほとんどない。もちろん流出はあるだろうし、ぬたりのように一段落で離れた人間もいるだろうが、これはどんな作品にも起こりうること。いまだにライブやれば万単位のハコ(先日は埼玉西武ライオンズの本拠地でライブした)を満員にできるわけだから、企画としての力はまだまだある。作品とすれば今秋の2期、その後に劇場版をやって一段落だろうけれども、この分ならもう一グループくらいは売り出せそうな感じだわね。そのくらいなら、まだファンも飽きずについてくるんじゃあるまいか。
ヲタの中でもラブライバーはキモい、というのはよく言われる話で、ぬたりとしてはそれを明確に否定する言葉は持たないけれども(おい)、まあ、自分の熱狂度考えて、適宜自分なりの距離感で楽しんでいけば良いと思いますね。ぬたりも作品から距離は取りつつも、いまだ憎からず思ってますし。まあ、20年もすればみんな良い思い出になるさ。

・・・え? 実際の選挙?
マスコミ各社は群馬の選挙区に関しては、もう当確打っとけよ、って感じで。
1区あたりでは色々動きがあったんだけどな。公示日になってみたら一気に無風。こういう調整のうまさに関してだけは、分裂した某党に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいと思うなあ。
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恐怖! 列車を襲う巨大猫!

2017年10月06日 20時06分14秒 | ぬこ様
奥が腐海・・・もとい深いことで有名なNゲージの世界の一端に触れ、ホントにこの世界はのめり込むとえらいことになる、と実感して入り口辺りで気になる車両を購入して逃げ帰ったぬたりですけどね。ちなみにおかあちゃんが超豪華寝台列車「四季島」をテレビで見て、「これも模型あるの?」と聞いてきたので調べたら、実物だけじゃなくてNゲージの値段も超豪華で、「え?買って良いの?」と聞いたらものすごい汚物を見るような目でジト見された経験とかもあったりしますがね。いや、買う気も無いけどさ。新しい車両に思い入れも何もないし。
ともかくは思い入れのある車両と、思い入れはそこそこで猫の興味を引く用のED76を購入して、眺めたり適宜走らせたりしてるわけなんだけどもね。

ぬたりがドン引きするくらいに愛猫がハマっておりましてな。
いずれ考えるかもしれないが、現状ぬたりの家にNゲージのレールの常設場所はない。走らせる時だけレールを組み合わせ、床にそのまま置く訳だが、それなりの広さが必要なこともあり、現状空き部屋になっている2階の部屋にて走らせている。
おかげでぬたりが2階に上がるだけで愛猫がすっ飛んでくるようになったわ。2階には寝室やらぬたりのパソコン部屋やらトイレやらもあるわけで、2階に上がることもままあるわけで、そのたびにすっ飛んできては空き部屋の前で「開けれ、Nゲージやれ」となってるわけでな。かわいいと言えばかわいいが、毎回やられるといい加減うざいわ。
で、だ。上にも書いたがED76は半分猫用。さくら/はやぶさの客車セットを連結して、ぬたりが乗った長崎発の寝台列車の姿だ、と喜ぶこともできるとは申せ、やはり個人的には九州ブルトレはEF66の方が良い。だから壊されてもあきらめがつくので、まずはED76を走らせて、飽きるまで遊ばる。しばらく遊ぶと流石に飽きるのか(まあ楕円のレールをぐるぐる回るだけだし)、部屋の隅で横になるのね。
さて、やっとぬたりが遊ぶ時間だわい、とさくら/はやぶさの客車や違う車両を出してきて走らせるわけである。複数連結されたお気に入りの車両が動くのは何とも楽しいものである。

愛猫も車両が変わって楽しいようでな。
いい加減遊んだにもかかわらず、車両を変えるだけで「そうか、変わったか。ほな遊ぶわ」とばかりにまた寄ってくんのよ。おかげさまで、お気に入りの115系もさくら/はやぶさも885系もほとんど走らせることができなくてな・・・。

生き物を飼うっていうのは、色々と犠牲を払うものよのう(::)
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年に一度の叫び放題タイム

2017年10月03日 13時04分20秒 | ぬこ様
さて、我が愛猫も1歳である。
3種混合ワクチン摂取の時期となって参りましたな。
完全室内飼育の場合にワクチンが必要かどうかは微妙なもんもあり、メリットデメリットともにあることを考えれば、どちらかを強要するのはおかしい、くらいのものにはなってくるんだが、まあ、1年に1度獣医さんのところに行くのも悪くはなかろうし、いくらペットは保険が基本無いからお金がかかるとは申せ、ワクチン接種1回は数千円程度のものとなればそんなに高くはない。となりゃまあ、デメリットよりはメリットの方がはるかに多かろう。最近のワクチンは副作用も少ないし。
が、医者に行きたがらないのは人間だろうが動物だろうが同じこと。医者に連れて行くのに苦労する、と言う体験談はペットを飼う人の間では枚挙にいとまがない。
特に猫の場合は、まず家を出るのが一苦労。犬の場合は散歩にかこつけて家を出るという手があるが、猫の場合はまずキャリーに入れて家を出るという手間が必要になる。キャリーを使う用事なんか、医者行くときくらいしかないわけだからね、これが。
よって猫には、キャリーに入る=医者に行く=痛い思いする、という刷り込みが行われるわけである。まずキャリーを押し入れから出した時点で逃げる猫が多いし、捕まえて入れようとしても頑強に抵抗される。この抵抗を押さえて無理矢理キャリーに入れるわけだから、嫌なところに無理矢理押し込められる、という刷り込みも加わり、キャリー嫌いにブーストがかかる、と言うわけ。猫だって馬鹿ではないのだ。
実際ぬたりも実家で猫を飼っていた際にこれを経験している。キャリーに触ろうもんなら一目散に逃げたし、捕まえて入れようとした際の抵抗も記憶に残っている。またあれをやんなきゃいかんのかいな、と思いつつ、押し入れから伽里を出してきた。どんな反応を示すのやら。


くつろいでんじゃねーよ。
医者が嫌いじゃないのか馬鹿なのか。後者でないことを願うが。
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番組イメージソングは「主人公」だぜ

2017年10月01日 21時44分41秒 | 日記
行きつけのワイナリーが、BS朝日の「鉄道・絶景の旅」で取り上げられましてね。せっかくなんで冷やかしに行ってみた訳よ。なにしろ「近くの見所として吹割の滝を紹介する」なんて小芝居まで演じてましたからね。いやもう本人照れっ照れでしたけど。「あんまりに噛み噛みなので蔵の取材は全部カットされちゃいました」なんて言ってましたな。
まあ、群馬県には珍しいワイナリーなので、2年に1度くらいは何らかの取材は入るようですけどね。ワイナリー自体は群馬県にはいくつかあるけども、自分のところでぶどう生産までやっているのは他にないし、ましてやレストラン併設のワイナリーもない。そして群馬のどこのワイナリーよりも小規模でやってんだからなあ(従業員は数名)。
ワインの世界というのは奥が深くて、とにかくまあぬたりにはとてもとても嗜める世界ではないんだが、そんなぬたりにとって、一番高いので1本3千円程度、というここは非常に都合が良い。それほど高くもなく、かと言って安物でもない。ぶどうから自分のところで、なんていうワイナリーのは案外高くつくものもあるからね。先日界松本で試飲したワインも家族経営の蔵ののだったが、1本1万円だもの。いや、素人にも分かるくらいおいしいワインだったけどね。
実際、こういう施設が家からほど近いところにあるってことは幸せだと思うな。この日の昼食はワイナリー付属のレストランじゃなくて、近くの食堂でカレーうどんだったんだが、ここも知る人が知る食堂で、激ウマカレーうどんが、しかも安く食べられる。この日は「うちの畑のだけど、形が悪いだけだから持っていきな。最近は野菜高いからね」とかとレタス貰えた。前回行ったときはジャガイモ貰えたなあ。
こんな経験は東京都内ではほぼ味わえないわけで、田舎の群馬には田舎の群馬の魅力がちゃんとあるわけだ。だからこそ、都道府県の知名度や魅力度調査などと言う、アホな企画に一喜一憂する気持ちが全く分からない。
この手の調査で北関東は常に下位に並ぶが、調査対象者の割合的に東京都在住者が多くなる以上、中途半端に東京から離れている北関東が低くなるのは実は当たり前の話でしかない。
例えば沖縄や北海道のように距離的に遠い場所は、「遠い」という魅力が加味されることを念頭に置くべき。遠くて滅多に行けない、というのはそれだけで脱日常の魅力なのだ。
それだけだと東京の隣県が不利になるだろ、というツッコミもあろうが、今度は近いが故に情報に詳しくなる。隣県の名店や観光スポットは自ずと情報が豊富で、行く機会も多い。詳しくなればそれだけで魅力度がプラスされる機会が多い。
で、北関東は東京からは絶妙に近く絶妙に遠い。親しみを感じるほど近くもなければ、脱日常が味わえるほど遠くもない。言い換えれば、日帰り旅行だと少しだけ遠く感じるけれども、せっかく1泊するならもう少し足を伸ばしたい、そんな距離感になっており、これはもうどうしようもない。
だからそもそも魅力度や知名度を上げよう、という考え自体が間違っている。北関東は、知名度魅力度はいつまでも低くて良い。上げようとがんばったところで、そういう地理上の制約があるから、順位上昇などタカが知れている。
そもそも各都道府県の魅力に多い少ないなんてものはない。どの都道府県も同じくらいの魅力があるのだ。で、訪れる人が少ないと言うことは、一人あたりの魅力度の独占率が上がると言うことでもある。
例えば上記の激ウマカレーうどんも行列が出来ることはなく、いつでも食べられる。人が少ないからこそ、レタス貰えたりとかのサービスも受けられるのだ。人が多くなればこうはいかない。ワイナリーにしても、店の人とのんびりワイン談義しても誰の迷惑にもならない。併設のレストランも狭いにも程があるが、それほど混雑の心配もなく、高原のワイン畑を眺めながらおいしいランチが食べられる。
だからこそ、知名度魅力度なんて言う調査で順位上昇など起こしてくれるなよ、というのは心の底から思うわけよ。今のように首都圏という陰に隠れているからこそ、群馬の隠れた良いところは隠れたまま、県民だけで独占できているんだからね。あんな浅いにも程がある調査を真に受けてる連中には「やっぱり北関東は魅力ないよね」と思わせておいて、北関東という場所には近づかないでいて欲しいと心底思うわけですよ。そんな連中に群馬の良いところが荒らされてたまるかよ。
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