フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

時々風見鶏になった自分に出会う事があります

2023年11月11日 23時23分27秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
ぱっと調べたところではファンの間で周知の事実、という感じでもなかったんだが、軽井沢駅から近く(徒歩圏内)にある喫茶店、丹念亭さんの店内の壁にさだまさしの直筆の詩とサインが書かれている。画像はあるがネットにアップするのは、まあ、やめておこう。
詩は「風見鶏」と言うタイトルで、同名のオリジナルアルバムのライナーにも収められている。かなり昔のものではあるのでひょっとしたら有名なものかもしれんが(ぬたりは店を訪れるまで知らなかった)ファンの方は軽井沢訪れた際には是非とも訪問して欲しいと思う。駅近なのになぜか落ち着いた雰囲気で安らげる場所ですよ。
んでこの場所、さださんの書があるから、駅近いから、で済ましてしまっては失例にも程がある。この店オリジナルのチョコレートケーキがまあ信じられないくらいにウマい。固めで冷たく冷やされていながらもチョコのなめらかな質感と、しっかりしているのに全然しつこくない甘さとナッツのアクセント、そして添えられたクリームが上手に甘さの伴奏者となってくれる。これはもうホントマジでおいしいくて、私は軽井沢行く度に必ず食べます。少々高い(珈琲と合わせて1,500円くらいになる)のは難だが、あの味なら気になりませんわ。
さてこの丹念亭。注文をすると、品物が届くまでにどうぞ、と一個のパズルを渡される。オリジナルのパズルだそうである。
店頭でも販売してて、結論から言うと買ってきてあるのだが「りんご畑のこびとたち」と名付けられたパズル。パズル詳しい人向けに伝えるなら、「15パズル」とか「箱入り娘」と同系統になります。要は駒をスライドさせて特定の形にしたり、特定の場所に特定の駒を動かすのが目的となる。
で、法律の話をするとパズルも実は画像含めて著作物に当たる。なので主要駒のみでルールを説明する。初期状態はこんな感じ。

んで、右上以外のあいてるスペースは以下のような形の駒が入って埋めている。

ここから駒を動かして、左上の一番大きなこびとの駒を一番右下に持っていき、かつ、こびとの周りを柵の駒で囲うことを目的とする。

これが完成形。

この手のパズルは日本でも多く遊ばれていて、温泉旅館とかにも置かれていたことも多いし、割と馴染みがあるパズルの形になる。ぱっと見の印象はそのあたりと変わらないから、なるほど珈琲来るまでのちょっとした暇つぶしには良いな、なんて思ったわけですよ。あれこれやって、解くまで店にいるとちょうどよい感じなんだろうなあ、と。
これが信じられないくらいに難しいのである。
ぬたりが素人だからコツが分からないってのはあるんだろうけど、最大の感想として、手順が進んでるんだか堂々巡りしてるんだかわかりにくい。とにかく大きな駒と細長い駒の組み合わせが悪くて漫然とやっていただけではすぐ詰まる。いや、正式には詰まっているのかどうかも判断が出来ない。初回の訪問時には珈琲持ってきた店員さんが苦笑するくらいにぬたりは苦虫をかみつぶしたような顔をしてあれこれやってた。
それが2回ほど続いた。
3回目でいよいよこれはじっくりやらなきゃダメだと判断し購入。ありがたいことに購入すれば回答例がついているのだが、見ながらやっても進んでいるという手応えが薄めという、ホントもう喫茶店で手慰みにやるもんじゃないよこれは、というパズルになっています。

ともあれ軽井沢駅北口ほど近くにある丹念亭さんは、うますぎるチョコレートケーキと、歯ごたえがあるにも程があるパズルが名物で、おまけ(?)にさださんの直筆サインが壁にあるのお店です。
ぬたりのお知り合いさんには無条件でお勧め。みんな行け。
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生きることの1/3

2023年01月15日 12時38分37秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
昨日のネタでちょっと言ったが、昨今ぬたりは特にヲタ関係はアンテナを張らずに、ツイッターのトレンドとかアマプラのランキングとかを見て、評判のアニメ作品をつまみ食いするようにしている。まあ、鬼滅とかスパイファミリーとか深海作品とか、一般層にまで届いている作品は別にしてね。んで去年は「その着せ替え人形は恋をする」「リコリス・リコイル」「ぼっち・ざ・ろっく!」あたりを大層面白く見ていた(何なら今でも見返してるけど)。まあヲタの世界ではこの行為は「日和見」であり割と重罪ではあるのだが、それはともかく。
で、一番最近見ていた作品が「ぼっち・ざ・ろっく!」なわけだが、久しぶりに当たったバンド系アニメなだけに、これを機にまた楽器を手にしてくれる人が増えるといいなあ、とは思うが。ぬたりはもう新たにに買うことはまずないとは申せ、昨今やたら上昇している楽器価格もこの機に下降に転じないもんかしら? 先日楽器屋でマーティンのD-41が70万以上のプライスタグついてんの見て目玉が飛び出たばかり。ぬたりが十数年前にお茶の水の楽器屋で欲しくて身悶えしたD-41は40万しなかったと思うが。
楽器の話はともかく、ぼざろに関しては気軽に見れる印象の作品なもんで、暇を見ては見返しているんだが、最終話のライブでぼっちはギタートラブルで1弦を吹き飛ばしていますね。それをぼっちだけじゃなくて喜多ちゃん含めてあれこれとリカバリーするのがあのシーンの見せ場なんだが、見ていてぬたりはふと思った。

あれ? さださんがギターの1弦吹き飛ばしたのはどのライブだったっけ? 燦然会だったかなあ?

閑話休題


先日バレンタインにコーヒー豆とコーヒーミルのセットをいただいて以降、ぬたり宅は夫婦ともにすっかり挽きたてのコーヒーにハマってしまい、コーヒーミルはしっかりしたものに買いなおし(いただいたものは今後キャンプにて酷使する予定。もともとそういう性格のミルだし)、毎日のように飲んでいる。
おかげで休日の昼下がりや夕食後のひと時などにのんびりコーヒーを飲む時間ができたのだが、こんな時に必要なのがお茶請け。で、ほぼほぼぬたりがコーヒー飲むときのお茶請けは決まっている。

だってさださんが、納沙布岬行ったときに6Pチーズでコーヒー飲んだらすごくおいしかった、って結構前のステージトークで言ってたんだもん!

・・・ぬたりの人生の構成要素の一体どれくらいをさださんのネタが占めているのかしらね?
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干支4周りの大晦日の夜には

2022年12月31日 19時57分46秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
まあ、男も50近くにもなると、年齢だ仕事だ借金だなんだといろいろあるけど、今この時点で思っていることは、少なくとも肩の力を抜いていこうという感じですけどもね。
不惑の歳なんぞとうの昔に過ぎたが、あれはあれだね。人生の目標みたいなもんで、少なくともぬたりは人生死ぬまで迷いっぱなしだと思うわ。

ともあれ干支4周りを過ぎようという今日。一度人生の原点の一つに立ち返ってみようかと。ぬたりの場合はこの曲が人生のターニングポイントの一つ。

祇園会/レーズン(さだまさし)


当時高校1年生だったぬたりが当時のさださんの(参加してる)最新アルバム、「あの頃について」を買って、良い悪いという感情ではなく、何か強烈に心に引っ掛かりを感じたのがこの曲だった。以降十数年はさださんにべったりな人生だったし、そのおかげで得たものは多く、人生の大きな彩りになったものや今になっての黒歴史のフラッシュバックによる悶絶もあるけども、まあ今でも高校1年生という若い時点でさださんに出会えて心に引っ掛かりを感じることができたのは幸せなことだったと心底思っている。

まあ、こんな渋い曲に引っかかるような可愛げのねえ高校1年生、今のぬたりは知り合いに欲しいとは一切思わないがな。

何が言いたいかと言えば、こんなコミュ障でどうしようもない変人のぬたりとお付き合いいただいて、本当にありがとうございます、ということです。

さあ、来年もだらだら生きるよ
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ちゃんぽん食べたか

2022年06月07日 22時29分50秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
稲佐山平和記念音楽祭2022 -長崎から世界へ-

まあ、行かないんだけども。(そもそも暇と旅費がなあ・・・)

それにしても「夏 長崎から」が終了してはや16年にもなろうかという昨今ですよ。2006年8月6日、群馬からわざわざ見に行って、あまりの人混みにさださん出てくる前に会場を離脱してホテルのバーでゆっくり過ごしていたという、あの本末転倒な長崎滞在から16年経とうと言うことで、いやあ、時の流れは振り返ると早い。いや、ホントあの時は人混みに激酔いして正直炎天下にいられる体調じゃなかったんだもん。
そんな人混み嫌いなぬたりであるので今にして思えば正直あのイベントの意義や良さを深く噛みしめる事はできていなかった。ぬたりは2002年の第16回から2007年の第20回まで5回見に行ったわけだが、ぬたりが行き始めた頃から終了を匂わせていたので、徐々に人が増えていって、第19回あたりから会場はすごいことになっていた。だから余計に心に余裕を持って会場に立つという感じじゃなかったんだろう。まあ、当時はやたらさださん界隈に対して意味も無くツッパッてもいたしな。えーと、若気の至りですので関係各所の皆様、笑って許してくだされば幸いです。本人はいたく反省しておりますので。
ぬたりの気づきは「夏 長崎から」終了の2年後、2008年の8月6日。本当に気まぐれで、冷やかし気分で行った後継イベント「夏 まだまだ長崎から」の会場でのこと。
あれ? なんかここ心地よい。
そんな感想を持ってからだ。
会場ははっきり盛り上がっていない。相当に広い会場に観客はぱらぱら程度。演者の知名度もお世辞にも高くない。それでもなんかまた来年来たいな、という感想だったのだ。
翌年あたりからは「わざわざ群馬から行きたい」と思わせるものの正体を自分なりに分析することもできた。要はお祭り騒ぎと人混み酔いで余裕がなかったぬたりが、今まで会場に息づいていた小さなものに気づけていなかったんだな、と。
あまりにもささやかなので、それを「平和」とは呼びたくはないが、8月6日、都市部に核爆弾が落とされてあまりにも多数の市民の無差別殺傷が行われた日、数日後に同じ無差別殺傷が行われる町で音楽イベントを聴く。犠牲者の数はそれだけでは数字の羅列でしかないが、その数だけ奪われた人生があり、生活の蓄積があったと考えればその事実はあまりに重くて気が変になりそう。そして、それを繰り返さない様に、という道のりはやっぱり重いし難しい。実際今これを書いている時点でも、原爆ではないにせよ火薬の影響で傷ついて、下手したら死んでいる人がいる。
でも、自分は重い歴史を持つ場所で生きて音楽を聴いている。そしてそんな場を必死に作ろうとしている人がイベントの関係者の数だけいるという事実がある。
そして、音楽って楽しい。
そんなことをのんびりと考えられた時間だった。

今回行われるイベントは無料ではない。それだけに楽しむことをメインに考えてもいいだろうし、8月6日に久しぶりに稲佐山でさださんの歌を聴くファンは、「さださんが「長崎から」で頑張ったから後を受けたこういうイベントができるようになった」と誇らしい気持ちになっていいと思う。
けれども「長崎から」終了当時に、やっぱり8月6日の稲佐山には音楽がなきゃ、とバカ正直にイベントを開催していた偉大な人たちがいたという事実があってこそ、後継となるようなイベントをさださん以外がやってもいいんだという機運が植え付けられたんだ、と、声を大にしてぬたりは断言させていただく。あの会場には、少なくともそんな「さださんがどうこうじゃない。俺たちがやるんだ」という空気に満ち溢れていたもの。
これを否定できるさだファンはほとんどおるまい。だって「まだまだ長崎から」の会場にさださんのファンはほとんどいなかったんだから。あの現地の空気感があったから今があるんだぜ、と言うぬたりの主張を覆すことはできないはず。

でまあ、何が言いたいかというと、「まだまだ長崎から」の会場のみで売っていた「リンガーハットの焼きそば」はとってもおいしかったので、店舗での販売も考えてみんかリンガーハット様。と言うことなんですけどね。
焼きそばってリンガーハットのお店のキャラとそれなりにマッチすると思うんだけどなあ。
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故郷に似た 大きな愛を

2020年07月13日 19時39分34秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
ジャパネットが稲佐山で平和祈念音楽祭 さださん、新羅さんら出演 8月7日に無観客で(←リンク先はヤフーのニュース)

い、稲佐山で無観客・・・。贅沢なオープンセットだなおい。
まあ、稲佐山とコンサートとさだまさしの組み合わせとなれば反応せずにはおれないのがぬたりの定め。実際、さださんがテレビ出てもほとんど見ないし曲も買ってないから、冗談抜きでもうファンじゃないような気もする昨今ではあるけどな。さださん相手に身銭を切ってないもの。せいぜい受信料を口座引き落としでちゃんと払ってるくらいか(間接的にも程がある)
でもまあ、複数回「夏・長崎から」には行きましたから、それなりに語れることもあるわけで、さださんはそれなりの無茶をしてまでも8月6日に無料のコンサート続けたから、今になってこういう形で何らかの成果が出てくるわけなんでしょうな。「家族の誰かが留守番なんて事のないように入場料無料で」「でも出演者にギャラは払う」なんていう、もうホント無茶にも程があるコンサートを続けてて良かったねえ、という感じな。今度は流石にさださんギャラをもらう立場だろうし。
あの8月6日のコンサートに関しては、色々な経験をしたしいろんな思いもある。まあ、それを今更語ってもしょうがないのでそっちは語らないが、個人的に、長崎という観光地をぬたりに紹介してくれた事は最大の功績と考えている。
いわゆるさだ信者の方に批判されることをあえて承知で書くが、ぬたりは学もなく資格もない。性格も偏っているので会社で出世の目ももうない。言ってみれば生きているので精一杯でな。世界の平和だなんだと言われても、それを謳う活動に参加するとかそういう精神的な余裕はない。余暇時間は休息に当てるのがせいぜいの日々である。
そんなぬたりの当時の命の洗濯が長崎観光だった。食べ物も美味しい。調べれば調べるほど色々なものがあって楽しい。最後は地元の人ですら「どこよそこ?」というほどの所に行くようになってたが。長崎に行けば楽しい経験ができるんだ、というのは、大袈裟でなく、当時の生活の潤いだった気がする。
「夏・長崎から」及びその後継の「夏・まだまだ長崎から」の一段落と時を同じくするようにぬたりもしばらく長崎に行ってはいない。日々の潤いは違う形で補完できるようになっているわけだが、今でも「長崎に行けばきっと楽しい」という気持ちはなくなっていない。あそこの店に行けば美味しいものが食べられる。あそこにはこんなスポットがある。ぬたりの長崎訪問は10回以上を数えるからもはや地図なんかなくても歩ける。それはそれは心の安らぐ観光になるはずである。
今は猫もおり長時間家を空けられないから(正確には空けたくない)、長崎は観光地としては少々遠く、次いつ行けるかは完全に不透明。それでももし観光で訪れることができたら、その時は稲佐山公園の野外ステージの観客席の芝生に腰掛けて、しばらくはぼおっとしたいなあ、と思う。多分その時思い出すのは、2002年8月6日。初めて「夏・長崎から」に参加できて、落ち着かない気持ちで開演を待っている、若き日の自分なんだと思う。あれからもう干支一回りじゃすまない年月が流れ、ぬたりを取り巻く環境も変わった。それを実感する時間にしたいと思う。

随分遠くに来たもんだ、という思いと、それでも当時とちゃんと地続きなんだなあ、という両方の思いを噛みしめながら、ね。

追記
なお、さだファンの皆様におかれましては、当日は無観客開催にあえてしてるわけですから、会場近くに行けば声は聞けるんじゃないか、とかで、ゆめ、稲佐山公園には行かないようにお願いいたしますね。せめて長崎市内のホテルで、って事なら長崎にお金も落ちるからいいことだと思うけど、観客を想定してない山の中の公園に押しかけるのは迷惑ってだけじゃなくて危険でもあるからやめようね。イベント時しか知らない人はそんな感覚ないと思うけど、イノシシも出るからね、あそこ。
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ありがとう麗しき人 ありがとう麗しき街

2017年10月22日 21時22分50秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
銀行へ行く。

と、いきなりなんの変哲もない話題で恐縮であるが、仕事で行った訳ね。庶務担当ぬたりの仕事の中には支払事務も含まれるので、月に数回は銀行に赴かなきゃいけないわけだ。
ぬたりの勤務地から銀行までは3キロ程度。歩くにはちと遠く社用車で行く訳なのだが、銀行というのはどこも駐車場が狭いもんなので、いつもは軽自動車で行くことにしていた。だが、その日はうちの事務所で出張業務が多く、軽自動車も押さえられていた。その結果、ぬたりが予約できたのは、廃車間近で一番人気のないカローラのライトバンであった。
あちこちさびも浮いててもうボロボロのカローラバンに乗り込み、イグニッションキーを捻った瞬間、ぬたりはあることに気がついた。
これ、「大きな、愛のような、カローラ」やんけ。
1991 toyota corolla cm japan

いや、厳密には、さださんの歌がCMで使われたのはカローラセダンなので、このライトバンではない。ただ、基本の部分は同じなわけで、ちょっと感慨深いものはあったな。ぬたりがさださんのCD買い始めたのはちょうどあの頃だし、高卒で免許取って、最初の車にはカローラも、と一瞬思ったりもしたなあ。まあ、直後に姉貴あたりから「20年後に乗れや」と突っ込まれて我に返ったけどね。
まあ、実際に12年後にカローラセダンに乗ることになるんだけどもね。当時はとにかく「できるだけ安く本革シートの車に乗りたい」という思いで見つけ出したのがカローラセダン(プレミアムエディション)だったんだが、頭のどこかにさださんの「奇跡」が鳴り響いていたのは確か。だからトヨタさん。さださんをあの頃に起用したのはまるっきり無駄ではなかったぞ。そろそろもう一回どうだ?
話を職場のカローラバンに戻せば、もはやこの車はボロボロも良いところ。窓開閉(もちろん手動)は経年劣化で操作に力がいる。ハンドルはウレタン劣化でべたべたする。内装のあちこちの部品が劣化して穴が開いてる。ラジオは故障、どころか半分以上のボタンが欠落してる。とにかくまあ、とりあえず走ってはいます、としか言えない有様。
ただ、ぬたりとすると、「奇跡」をCMで聞たのはついこの間だと思っていたけれども、気がつけばこんなに車がボロボロになるくらいに時が経っているんだなあ、となんだかしみじみしながら銀行に向かいましたとさ。
ちなみに「大きな、愛のようなカローラ」と言うのが当時のカローラの正式なキャッチフレーズだったために、何かというとカローラのCMは「奇跡」だと言われがちですが、第2弾として次シングルのC/W曲「ありがとう」が使われたのもあったんですよ、なんて情報は、まあ一般常識だからここでは深く掘り下げませんけどね。
ほら、だって僕もうさだファンじゃな(以下略)
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妄想は楽しいな

2017年10月20日 22時28分23秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
mixiのボイスで「自分が乗ったことのある列車で、最も乗車時間が長かった列車は?」というつぶやきネタが流れてきて、ぬたりの場合この回答は、寝台特急さくらだったんだがね。
さて、寝台特急さくらと言えば、廃止の時にさださんが「さよならさくら」という歌を出してましてね。この曲、ぬたりにとっては「うん、この曲は好きだね」と自信を持って言える最後の曲ですね。これ以降も、例えば「御乱心」のように個人的なスマッシュヒット企画はあれど、曲単体と言うことであれば気に入ったのはこのあたりが最後。
曲自体は、文字面を追えば、「好きな人の重荷になりたくなくて、寝台列車で故郷に帰る人の独白」になるのだが、その独白が寝台特急さくら自身が言いたいであろうこととのダブルミーニングになっている・・・と、ぬたりは勝手に判断してるんだけどもね。
寝台特急さくら自体はそれなりの歴史を持つ列車だし、名前もおそらく日本人が一番好きな花の名前を冠している。東京発で物理的に線路が終わるまで西へ西へと走る列車であり、なかなかにドラマチックな列車であったと言える。しかし運行に費用もかかり、かつては長距離移動の花形と扱われ、国鉄からも利用者からもありがたがられたブルートレインも、すっかり利用者も少なくなり、JRからもありがたがられることもなくなった。その歴史を終えるにつき、それでも惜しまれつつ去ることができるのなら、寝台特急さくらが呟くことができたのなら、おそらくは「さよならさくら」の歌詞のように呟くんじゃないのかなあ、なんて妄想を、ぬたりはこの曲を聴いた時に思ったものだし、この歌詞はそういうことも織り込んだものに違いない、とぬたりは勝手に確信しているのでな。長崎という土地を「最も気に入った観光地」と思っていて、寝台特急さくらにも乗ったぬたりとすると、そらもうこんな妄想ができた曲は好きになるってもんよ。
それにしても、ブルートレインという乗り物がなくなって随分経ちますね。ぬたりは「さくら」と「あかつき」に乗ったけれども、車両の老朽化が激しかった九州ブルトレはともかく、まさか北斗星まで廃止になるとはなあ。水曜どうでしょうのDVD副音声で、「いつか、ブルートレインなんか乗ってるよ! という形でこの映像も価値が出る」なんて話してたけど、あれから干支一回りでそのとおりになったな。乗った早々の「プンと臭うね」という大泉さんの感想も貴重と言えるなあ(臭いんじゃなくてリネンの消毒の臭いです、念のため)。寝台列車自体は多少の復活の動きで、JR九州が「ななつ星」、JR西日本が瑞風、JR東日本が四季島とデビューしてきてるけど、あれは移動のための寝台列車と言うよりも観光パック商品でしょうかえあ、性格がかなり違うよね。
この、移動手段と考えた場合の使いづらさ、は、実はブルートレイン晩期には顕在化してた。例えばぬたりが乗った寝台特急さくらと、新幹線と特急乗り継ぎ、東京→長崎でどちらが安い? と言ったら、実は新幹線と特急乗り継ぎの方が安かったのだ。在来線特急には新幹線乗り継ぎ割引という制度があり、博多で乗り換えた場合、長崎行きの特急かもめの特急券は半額になる。これを使うと新幹線利用の方がトータルでは安くなったわけ。こうなると「安く移動したい」というニーズも満たせないわけで、そら利用者が少なくなるわな。
個人的には寝台列車は好きで、夜用のビールとか食糧を買い込んでいる時のわくわく感や、ベッドに体を投げ出して夜の車窓を眺めるのとかは、何とも言えない心地よさなんだが、まあこれは、そういう経験ができて良かったな、と考えることにしますわ。移動手段としての寝台列車は、いまやサンライズが最後の砦だけど(ぬたりは乗ったことあります)、さて、いつまで走っているのやら。後継車両とか期待できないしなあ・・・。

さて、長時間乗車と言うことで言えば、時刻表どおりなら寝台特急さくらは16時間43分となるが、列車だけでなく乗り物まで含めれば、フェリーの新潟→小樽16時間45分の方が長くなるな。あれもまあ、ホント暇だったわ。
しかし九州も北海道も遠いなあ。
飛行機で16時間あればハワイ往復できるぜ(成田→ホノルルは7時間強)。
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あなたと出会ったのは

2017年07月03日 21時46分23秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
ずいぶん前になるのでネットのどこで書いたか忘れるくらい前の話なんですけどね。10年は前だな。

群馬県沼田市にとある一件のカフェがある。「フレディー」と言う名前である。
平成の大合併前までは白沢村と行っていた地域で、国道沿いとは言え都市部からはかなり離れた立地になる。こういう田舎の幹線道路沿いは、女性も気軽に立ち寄れる店はありそうで案外なく、もしもこの近辺を女性が(もしくは女性と)とドライブをするなら、覚えておいて損のないお店と言える。ドリアやタルト、ケーキなどがおすすめみたいね。
で、だ。ぬたりがそんな小洒落た店をブログで普通に扱うはずもない。問題はその店の看板にある。看板には、パイプを燻らせたおじいさんがアームチェアーで新聞を読んでいる絵が描かれているのね。
うーん、これは・・・。
ともかくまあ、「フレディもしくは三教街」を思い起こさせる看板であったわけさ。ただし、看板だけで決めつけも出来ない。それに店内にも入ったが、さだまさしの雰囲気を醸し出すものは何もなかった。普通の食事も出来るカフェ、って感じ。だからその時は偶然の一致という可能性を捨てきれなかったのよねえ。店員に聞いても良かったんだろうが、なにしろぬたりは人見知りもするし引っ込み思案なんでなあ。勇気が出なかった。ネットを叩いたら、個人で作っている風のホームページもあったが、ここにもさだまさしの文字はなかったし。

さて、世の中というのは不思議なもの。先日ほんとに特に理由なくその店のことを思い出した。最近はこの店の前を通ることもなく、すっかり忘れていたんだが、ネットで調べてみるとまだ営業はしている様子。10年前と違うのは、ググるとツイッターのアカウントがヒットするようになったこと。で、なんとなしにツイッターを読んでみた。
・・・さだbotがリツイートされてるよ。
と言うわけで、10年来の確定の赤ランプ。沼田市白沢町、椎坂トンネル沼田側出口すぐのところにあります、カフェフレディーさんの名前の由来は、さだまさしの「フレディもしくは三教街」です。ファンの方は是非沼田市へどうぞ。
あ、店内にさだまさしを臭わせるものはないので、ファン以外の方も是非。あの通り沿いで女性連れて行けるような雰囲気の店は他にはあんまりないし。
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夢の轍

2017年03月21日 22時10分57秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
今日の仕事帰り。

三連休明けの勤務は意味もなく疲れるものだ。折も折、年度末。余計に気忙しい。
仕事を終え帰宅の途に就く。車で1時間以上と言う遠距離通勤では、今の季節、定時に帰ったとしても帰宅半ばで日が沈み暗くなる。
やれやれ、疲れたな、とつぶやきつつハンドルを握る。今日は雨がしとしと降っている。窓の外はもう暗い。
ふと聞いていた曲が終わる。iPodのシャッフル演奏がぬたりの車ではデフォルトの設定であり、曲に関してはライブラリからランダムに選ばれる。少しはこの疲れた体をいやす曲をかけてくれよな。
で、いきなり「償い」かけんじゃねえよ。少しは空気読めiPod。

運転するの怖くなったじゃねーか。
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ハックルベリーの友達

2017年03月18日 13時54分16秒 | 僕もうさだファンじゃ(殴)
「劇的ビフォーアフター」特番で復活!番組史上初“島”ごとリフォーム←リンク先はヤフーのニュース

ホントなんか最近テレビに引っ張りだこだなさださん。
年初一発目に珍妙な踊りを披露してYoutubeで230万ヒット叩き出したりインスタグラム始めたり(インスタはアカウント持ってないんで分からんが、まめに更新できてるのかしら?)、もう年金世代だってのに良くやるわ。ただ、そういう無茶苦茶やってる姿は実にほほえましいわ。
ま、番組の方は若干の演出は見えなくもないけどね。買ってから放置っつったって管理人はいたわけだしね。それに3500万円の予算も、借金なくなったさださんならもっと出せるでしょ、って気もする。いかにもフルリフォームならこんなもん、という計算が見える感じ。
とは言え、これはテレビ番組なのでそれなりの演出はこらもう仕方ない。それにたとえ経緯がどうであろうと、もしもまた詩島のバンガロー宿泊が再開されるなら、かつてこれほど喜ばしい話もないわけでな。何しろ男の子は得てして島とか未開の秘境とかにワクワクする生き物である。湾内とは言え孤島である。かつて長崎にあったさだまさしグッズショップ「雨やどり」の店長さんが宿泊経験者で、「こんなところ」チラシを作製して、それを見たぬたりはあまりの羨望にヨダレを流したとか流さなかったとかそんなエピソードはないですよ。だって僕もうさだファンじゃ(以下略)

そもそもあの番組は仕組み自体に結構な無理がある。ぬたりも家建てたから分かるけれども、いくら設計デザイン費がいらないとは言え、概ねの希望だけで間取りや設備関係に関して細かい打合せができないという番組フォーマットはギャンブルに過ぎる。新日本プロレスの寮とか今回のさださんの島(別荘みたいなもん)は普段施工主が生活するわけじゃないし、寮なら住むのは若手だから「ごちゃごちゃ言わんとスクワットでもしてやがれ!」と文句をねじ伏せることができる。でもそこで毎日暮らすとなれば細かい設備一つとっても暮らしにくさに直結するから、当然細かい打合せは必要なんである。ぬたりも建築着手前も建築中もそれはそれは細かく担当と打合せをしたもんである。それでも「ここは失敗したな」と思う箇所はいくつかあるわけだから、ぬたりとすると打合せなしというのはとても信じられない。ましてやリフォームというのは必要に迫られてするものなのだから、意見のすりあわせというのは一番大事な作業だろうと思う。
ただ、家造りを経験した人間とすると、罪なことにあの番組はホントに面白い。自分の経験があるから、匠の工夫一つ一つが「これ面白いなあ」とか「こんな方法があるんだ」と実体験に即した形で見られるのよ。番組見た後だと、自分の家の無機質なコンクリ基礎一つとっても、なにやら興味深く眺められる様な気がするんだよね。
だから「番組で人がやってるのは楽しく見られるけれども、自分が番組にお世話になるのは真っ平御免被る」という感じではあったりするな。そういう感覚の人が多いから、応募が集まらずに不定期特番に移行したって側面もあるんだろうけど。まあ、今後はこう言う芸能人関係の物件が多くを占める様になるんじゃないかと思うんだけど、それなら番組スタッフとしても作りやすくなるだろうから、それはそれで楽しく見られそうな感じだよなあ、と思うな。その一発目にさださんの詩島が見られるというのは、ホント、人の縁とは不思議なもので、って感じだなあ。いや何度も言いますが僕はもうさだファンじゃないですからね!(カレンダーの4月2日に印をつけながら)
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