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というわけでやってきました薗原ダム湖畔のとある公園。ダム湖を見るがこのあたりだと水は全く溜まっていない。このあたりからカヤックを漕ぎ出したこともあるんだけどな。
このあたりは渇水期であれば地面が見えることも多く、地面のぬかるみはそれほどでもない。汚れを気にしなければスニーカーでもなんとかなるんじゃないかな? ぬたりは長靴(ワークマンで売ってるごっついやつ)で歩きましたけど。
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で、案外近かったのでいきなり橋に到着。ここまで水位が下がったのは58年ぶりとも言われるが少なくとも橋まで来るだけなら泥の堆積自体は長靴すらいらないくらい。まあ泥の跳ね上げとかがあるので汚れを気にしたら長靴一択だし、橋の下は相当な泥の堆積なので下に落ちたら命の保証はないな。ちなみに探索時にぬたりは万が一を考えて、紐を引っ張ると瞬間的に膨れる浮き輪を腰に巻いてました。
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なにやら特徴的な意匠のある親柱。
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残念ながら銘板は失われていますね。
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そして橋の上。かなり泥は溜まっているけど歩く分には問題ない。そして橋の向こうは・・・
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うん、ここから先はぬたりには無理。石垣とか多少の遺構は対岸からも見えていたけど自分の踏破能力を考えればこの先に踏み込むのは蛮勇。橋を踏みしめられたことで良しとする。
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それでも久しぶりに地上に姿を現した橋を往復。
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橋の上流部には道の跡が少しの間確認でき、駒止も残っている。短く岬上の地形が3つ続き特徴的な地形ですね。後で分かったことだがここには天狗社というお社が鎮座していたらしい。
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道の跡はまもなくなだらかな地形に紛れ判然としなくなる。もちろんこの先にも道路(水没当時は県道だった)は通じていたので、辿れば辿れるんだろうが今回は橋を踏みしめることが目的だったのでこれ以上の探索はせずに撤退。当時の詳細な地図でもあれば探索もしやすいが、探索当時も、そして今も手元にはないので、道がどこを通っていたのか正確に分からないしね。
ともあれ、60年前に沈んだ橋に再び触れることができたという、得がたい経験をさせてもらいました。
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