フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

WATER BLUE NEW WORLD

2023年02月28日 21時43分48秒 | ラブライブ!
ブログ更新もずいぶん間が空いてしまったもんで…。
んでまあ、間が空いたとなると、復帰はあのネタしかないわな。


1ヶ月以上前に「ラブライブ!(らぶらいぶで変換すると一発変換で「!」がつくわ)」の動画ネタやって以降、なんとなく気になってまとめ動画とかを見ているんだけどね。
いや、この作品、気軽に見てるとものすごく面白くね?
勿論作品として突っ込もうと思えば至る所突っ込めるし、そのあたりは当時からぬたりも言ってた。でもそういう小難しいこと考えないでさらっと見てると、随所に琴線に触れるツボが散りばめられてて結構ハマるなこれ。
当時のぬたりはほんとにサラッとしか見なかった2作目「ラブライブ!サンシャイン!!」なんてそんなツボが豊富でかなり面白いじゃん。無印で「んな簡単に廃校の方針が覆るわけないじゃん」「メンバー集めそんなに順調にいくわけないじゃん」みたいな突っ込みが実際あったのか、なんかそういう部分に無駄に苦労と挫折が加わってて、前作以上に道のりが険しい。「スクールアイドルで廃校を救う」という前作まんまのフォーマットのこの作品は、柳の下の泥鰌と言われることを承知の上で、前作を真正面から乗り越えようとしたんだろうなあ、と今のぬたりなら思える。それが成功してるかどうかは人によって見方は違うだろうけど、単純に「好評だから同じ形でもう一回」というだけにとどまらないように頑張ってたんだと思う。そういう攻めの姿勢が後に「コットンキャンディえいえいおー!」という化け物を生み出したんだろうね。

嘘偽りなくアイドルソングの公式PVである。何しろこの動画、公式YouTubeチャンネルの動画の中ではダントツに再生回数が多く、これ書いてる時点で748万回も再生されている。一時期踊ってみた動画の素材としても一世を風靡したりしてましたな。
ともあれ「声優さんがキャラと同じ振り付けでライブを行う」という形を定着させたのは確実にこの2作目のグループAqours(アクア)の功績。1作目のμ’s(これも一発変換できたわ)はこの点だけは弱くてあんまりライブは行えなかったけど、Aqoursはガンガンライブイベントこなしてる。この傾向はその後のシリーズに完全に定着していてライブイベントなんて珍しくもない。μ’sの頃は相当に珍しかったが。

まあこうして語っている現在、無印1期放送が今から10年前、サンシャイン1期が今から7年前ですからどちらも昔の作品。10年前と今、と言う形で見てみると新たな発見もあるもんでね。例えば声優さんに関して、無印で「ヒデコ、フミコ、ミカ」と3人組で語られる3人が、ヒデコ=三宅麻理恵=着せ恋の涼香、フミコ=山本希望=ゆるキャンのなでしこの母、ミカ=原紗友里=ゆるキャンの大垣千明、と3人がいずれも最近声を聞いたばっかり、と言うのも妙な縁だと思いましたけどね。特に原紗友里。大垣とミカ全然声違うから夢にも思わんかったぞ。
あと、ライバルグループ「A-RISE」の一人、優木あんじゅを演じていた大橋歩夕さんも最近「その着せ替え人形は恋をする」でその「おもいきりの良い演技の」お声を拝聴しましたね。劇中に出てくるゲーム「聖ヌルヌル女学院 お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2」の音声役、と言えば、まあどんな感じの演技かはご想像いただけるかと。

ちなみに表題はこんな曲

無印の「START:DASH!!」とか「ユメノトビラ」もそうだけど、要所要所でパンチのきいた曲持ってくるんだよなあ。歌詞もアニメの内容に沿ってるし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年ぶりの祭だ!

2023年02月13日 14時32分01秒 | 日記

というわけで2年ぶりのスーパーボウル観戦である。
インターバルが空いてのスーパーボウル観戦ではあったものの、今年の試合は点の取り合いで単純に見ている分には面白かったなあ。その分もうちっとディフェンス仕事してくれよとも思ったけども。

さて、ぬたりの観戦が2年ぶりとなったのは、とりもなおさずNHK-BSが放送をやめたから。これにショックを受けて情報収集をサボったぬたりは少々あきらめが早かったと言えた。
昨年のスーパーボウル直前となって、NFLの公式配信サービス「GAMEPASS」において、スーパーボウルのみ観戦のプランが発売されたのね。
お値段たったの140円。
これを知った時のショックはNHKが中継やめたのと同じくらい。何しろこれがあればリアルタイム観戦がほんのわずかな料金で出来る。ぬたりのような知識が浅いにも程がある人間でも十分惜しくもなく払える金額。
しかし去年は気づいたのが試合直前。もう既に休暇申請が間に合うタイミングになく、観戦手段を知っていながらも見送った、という悔しい事態になった。
なもんで、今年は気合を入れて休暇をかなり早くに取得。プランも購入し、見てみたらアマゾンのFireTVでアプリをダウンロードできることも発見。これを使えばリビングでソファに寝そべってコーラでポテチ流し込みながらダラダラ過ごすことができる。もうホクホク顔で2月13日を迎えたわけですわ。
・・・で、こっからが苦労の始まりでな。
2月13日、日本時間8時30分。スーパーボウルキックオフ時間にテレビ前でなぜ試合中継が始まらないのかあたふたするぬたりの姿がありましたとさ。
スマホアプリでは見られるのにテレビではなんか広報ビデオが流れるだけで試合は全然始まらない。「日本語中継」なるバナーを押してみても試合は見られない。アカウントを見てみると、ちゃんと自分の名前でログインできている。どういうことだこれは?
正直信頼できるソースはなかったんだが、結論から言えば「アマゾンのアプリはFireTVではダウンロードはできるけれども日本では試合観戦に対応できない」ということみたい。
これのソースがぬたりが一番信用していない「ヤ〇ー知恵袋」。質問に関しても、見られない、という質問に対し「アプリ内のセッティングを参照するんだよ」という回答。質問者が「そんな項目ないわ」と返すと「アプリの再インストールだ」とかとテキト-な返しが来て、最後には質問者が「問い合わせたら日本未対応みたいだわ」というやり取りがあるという、もうホント〇フー知恵袋のダメな所のテンプレみたいな感じだったが。
ともあれこれで当初の目論見は破綻。しばらくはスマホで見ていたがやっぱり物足りない。パソコンでも見られるんだけども、パソコンデスクに座って見るって体勢はあんまり安息感がないのよねえ。いや、待てよ。
パソコンをテレビにつなげばいいじゃん。
ホント世の中の進化はありがたい。HDMIケーブルはパソコンでも映像家電でも現在の主力規格。これをつないぐだけで今や表示が可能。これでパパっと観戦するぜ。
・・・映んないんだけど。
パソコン運んできて線繋いで電源入れるだけの、間違えようもない作業なのになんで映んないんだこれ、と思ったが、ググってみて解決。
テレビとパソコンの電源入れるのとコード繋ぐのに順番があるのな。
(線繋ぐ→テレビの電源入れる→パソコンの電源入れる)
なんかもう、10年前のプロジェクターとかを思い出すようないかさない行為を久しぶりにやりましたけどね。
今のプロジェクターは繋げばすぐ映るぞまったく、とは思ったが、ぬたりんちのテレビももう7年くらい使っているからなあ。ことによったら今のテレビはこんなことないのかしら?
ともあれ苦労の果て、2年ぶりのテレビでのスーパーボウル観戦が叶ったわ。前述のとおり、中継自体は面白く見させてもらった。

テレビの前はこんな感じで心底かっこ悪い事態になってたけどな。
やっぱりノートパソコンの方が便利なのかしらねえ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

表を荷馬車が通り過ぎて行ったりするか?

2023年02月10日 17時19分49秒 | 日記
雪ですねえ。
今日は仕事が運よく休みだったわけなんだが、まあ用事がなければ出かけない方がいいわけですわ。

いやあ、こういう日こそプラモデルを作るべきですねえ。

・・・お前晴れた休日は晴れた日で「冬は晴れてると塗装が早く乾いていいねえ」とかと言ってんじゃねえかとかの的確な突込みはしちゃだめですよ(結局インドア)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ天使だった私を 道は憶えているかしら

2023年02月07日 08時50分12秒 | 日記
さて、前回のネタでは、「道路趣味というのは子供の頃からぬたりの身近にいた」と言う話をした。まあ、子供の頃から道路看板の「〇〇まで何キロ」という表示を見ては、そこがどんな場所なのか並々ならぬ興味を示したり、見知らぬ交差点があると「ここを曲がるとどこに行くのか」が気になり、母親に矢継ぎ早に質問を浴びせては閉口させた過去のあるぬたりであるので、身近も何も、そもそも持って生まれた性質なんじゃないかと思うところもないではないが。
ともあれ、ぬたりの身近にいた道路趣味に誘う存在というのは実は他にもあった。こっちはもうほんとに身近で、物心ついたときからその存在を目にしていた。群馬県中部から北部在住の人なら、坂東橋から見える廃トンネル、と言えば「ああ、あれか」と多くの方が思うはずの割と有名な物件。
坂東橋は群馬県渋川市の利根川に架けられた橋。東京と新潟を結ぶ幹線国道、国道17号の利根川架橋としてこの橋の歴史はかなり古い。なお、現在は下流にパイパスが完成し、そちらが国道17号と指定されたために、坂東橋を通っているのは従来重複していた国道291号(前橋市から清水峠を通って柏崎市まで)の単独区間の橋になる。地形的に、それまで穏やかだった利根川の川岸が坂東橋のすぐ上流から左岸のみ高い崖となるため、ここで対岸に渡った方がアップダウンも少なく辿りやすい道とできるということで、この場所で川を渡るというのは古くから行われ、また関東から新潟に至る道と言うことで古くから整備されている。
幹線国道の橋だから多くの人が橋を渡るわけで、そんな中で橋の上流の左岸側を見ていると嫌でも目に入ってくる古ぼけたトンネルだから、おそらく県内では有数の有名廃物件だろう。もちろんこれをぬたりも子供の頃から見ていた。
上流部には発電施設か取水施設か、いずれにしても何らかの施設が見えたので、おそらくこれの管理用道路だろうと思っており、実際橋のたもとにはトンネル方向に入っていく狭い道があったからここを辿れば行けるんだろうと思っていた。で、高校生のある時、チャリで付近を通ったぬたりはふと思いついてこの狭い道に入ってみた。管理用道路ならすぐに立入禁止になるだろうからそこまで、と考えてね。実際トンネルまでは行けなかったのだが、想像していたのと違い、別に立入禁止の措置はとられていなかった。

道はぷつりと途中で途絶えていた。

アスファルト舗装が100メートルくらい続いた先は完全な竹藪。その先に道はまるでなかったんである。
これは面食らった。なにしろこの先にトンネルはあるんである。なのに道はない。盛大なハテナを頭に浮かべながら、まだ廃道趣味のなかったぬたりは引き返すしかなかった。
こういう体験はその時は得てして意味をなさずに後々になって効いてくるもので、廃墟や廃道の持つ独特の味を愛でる趣味があることを知った大人のぬたりがこのトンネルを思い浮かべるのは簡単だった。坂東橋(トンネルの南側)が駄目なら、逆側から行けばいいじゃん、と思いっきり単純な考えで本気でこのトンネルに行ってみようと考えた。
結論から言えばぬたりはこのトンネルにたどり着いて中も見ている。中は完全にコンクリートに巻きたてられた、正直特徴のないものではあったけどね。
ただ、場所的には驚きのみしかなくて、トンネル部以外には路盤が全く存在しない。増水した利根川に洗われて原形を留めないほど破壊されてるという事と思われ、崖も見るからに崩れやすそうな土の崖。こんな所によく道を通そうと思ったな&川の増水ってホントに怖いな、という意識を新たにしましたけどもね。
んで、このトンネル。正体が少々ややこしく。ググってみると「清六新道」という道の名前がヒットする。田中清六という人物が明治時代に私財を投じてここに隧道を含む道を作った、とある。
が、トンネル自体はコンクリで巻き立てられていて、到底明治期のトンネルではない。これ自体はぬたりが思っていたように、上流に見える施設(現東京電力佐久水力発電所放水口)の建設、ないしは管理用に拓かれた道のトンネルのようで、明治期のトンネルではさすがにない。ただし、佐久発電所は大正14年建設開始、昭和3年完成だから、これに絡むとするならかなり古いトンネルであることは間違いないけども。
ぬたりはこの、みんなが見てるけれどもまず辿り着こうとしない場所に辿り着けた、というなんだかゾクゾクする感じを現地で覚え、以降はっきりと「廃道が好き」と自覚するようにはなった。もちろん廃道を辿るというのは危険もあるし体力も必要。それから道の跡を見つけてちゃんと辿るセンスもいる。こと、この道を辿るにあたり、南側から辿る事を即座に諦めたぬたりにはセンスがなかった。トンネルを見るだけなら、南側から辿った方がよほど楽だった。北側からは距離も長かったしいろいろ大変だったですよ。いずれにせよ自分の体力のなさに自信はあるので、そんなに危険な廃道には行かないし、深入りもしないけどね。
道路というのは開削されるには必ず需要があるわけで、廃道となると言うことはそれがなくなるということ。その理由はそれこそ廃道によって様々ではあるんだけど、そういったバックボーンを知ったり、先人達が残した物を実際に見る、というのは独特の面白さがあるもんなんですよ。多くの人が興味を持つとも思わないけれども、世の中何でも、勉強すれば深いんですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする