フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

よっつ 黄泉への道しるべ

2016年05月30日 22時08分00秒 | ヲタネタ
何の前置きも脈絡も無しにこんな物を購入。


辛島美登里パーフェクトベスト。ベスト版のCDですな。
ホントに何の脈絡もないなとおっしゃられるかと思いますが、もちろん、ぬたりのセンサーに引っかかる曲が収録されていたから買った訳でね。


まさかこの曲の音源を手にする日が来ようとは。
辛島美登里 「妖魔・数え唄」
昔々、この曲を生み出した「妖魔」という作品のアニメ版のyoutube貼ったことがあるけれども、まあいずれにしてもかなり過去の作品。原作の漫画に至ってはぬたりが小学生の頃の作品。歌自体は既に原作にあり、これに曲を付けた格好。そう考えるとけいおんの「ふわふわ時間」の遠い先輩と言えなくもないのか。

このアルバム自体はベストと言いつつ企画版の意味合いが強いみたいで、初期の作品ばかりで、一般知名度の高い曲は1曲も入っていない。そのためかどうかは知らないけども、発売は2011年なのに、やっぱりダウンロード販売は無し。こういう渋いのこそ扱って欲しいんだけどもねえ。おかげで興味あるのは1曲なのに2000円近くかかるという状況。なかなか時代はぬたりの思うようには進まないね。ぬたりの嗜好が偏ってるのが原因なので、いかんともしがたいが。

にしても、そんな有名曲も無しのベスト盤とかよく作ったなあ、と思ったらシリーズラインナップ見て納得。


その手の方々ばっかりだわ(おい)
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風のとおり道

2016年05月26日 22時42分05秒 | 日記
ジブリ美術館に“大人も乗れる”ネコバス、新企画展示で復活(←リンク先はヤフーのニュース)

そんなことよりもかつて長崎の南山手にあった、実際に中に乗り込めたでっかいネコバスのその後の情報を求めたい次第也。

写真撮ってなかったのは今から思うと痛恨だったなあ。
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手段のためには目的を選ばない(ん?)

2016年05月25日 21時51分26秒 | 日記
また反応されたらかなわないのでリンクとか貼らずに話を進めますが、先日、ツイッターでとあるニュースをネタにしましてね。イギリスのレンジローバーが、SUVのイヴォーグにコンバーチブルを追加した、って話題。
日本の評論家の世界においては、「大人の事情(※)」もあって外車について貶すのはタブーとなっている。故にぬたりがネタとして取り上げた記事もそらもう大絶賛。「これは新鮮」などと言って褒めそやしている。
人間、選択肢は限られている。車が好きな人間が車を選ぶ時、重視するのは自らの感覚とセンスであるから、その感覚にフィットすれば、キャラクターが全く違っていてもオープンカーとSUVどちらに乗ろうか迷う、と言う事態は実際起こりうる。オープンカーとSUVにはそれぞれファンがいるんだから、これ1台で双方のファンを総取りできる。すばらしいコンセプトじゃないか・・・と中学生くらいまでなら騙せるかもな(おい)。

そもそも、オープンカーはある程度はスポーツに振った走りを楽しみたいから屋根を開けたいと思うから選ぶんであって、鈍重なSUVの屋根を開けたところで楽しめるはずもない。SUVにしても、普通の車にはないある種の無骨さ(雰囲気のみとしても)を得たいから選ぶんであって、屋根が空くような軽さを求めて買う奴はいない。
この二つの組合せってのは、双方の良さをスポイルするだけの組合せであって、正直何故これだけ自動車の世界が成熟しつつある21世紀に出てきたのか理解に苦しむ。
簡単なたとえ話をしよう。あなたが晩ご飯にカレーライスを食べようか、ラーメンを食べようか悩んだとする。大概の場合はどちらかを選ぶわけで、「両方入っているからカレーラーメンにしよう」とはあまり思わないはずだ。ましてや水と油とも言えるスポーツカーとSUVの融合した車なんて売れるはずがない。

まあ、かのイギリス人のやることだから「相変わらずあいつらのセンスは明後日の方角だな」と笑ってりゃ済む話ではある。こういう珍車は売れこそしないが話の種にはなるし、イギリス車に関して言えば、珍車の話にはホントに事書かない。そういう点ではフランス車やイタリア車なんて足下にも及ばないほど面白いし個性がある。結婚しないでお金がもっと自由に使えたならば、人生に1度はイギリス車(モーガンかケーターハムなんてホント素敵)に乗りたかった、ってのはぬたりの偽らざる本音ではある。
だが、「外車だから」「ランドローバーだから」と言うだけで褒めそやす自動車評論家の姿勢は害悪だ。これは珍車であり、しかもセンスは正直よろしくない。そのぶっ飛んだセンスを「流石イギリス(笑)」と冷笑しながら愛でるなら褒めようはあるが、この車自体は決して褒められるものではない。一般人もネットで文章を発信できる世の中になった現在、プロたる者がこんな浅い文章書いていたらあっという間に仕事がなくなるぜ。

・・・とまあ、こんな考えが込められた文章が当該ツイッターだったわけだが。

車自体のセンスに関しては、「まあ、イギリス人のやることだから(笑)」としか言いようがない。ランドローバーの車が売れようが売れまいがぬたりには心底どうでもいいんだが、こんなセンスの悪い車を褒めて悦に入ってる評論家とそれを何の考えもなしに乗せるメディアに「アホじゃね?」と言いたい意図は込められていた。

そのメディアさんの公式アカウントに、ぬたりの当該ツイートが「イイネ!」つけられた日にはもうね、アホかと、バカかと。

ホントこういうのって中身見ないよね。取り上げられたら機械的に反応するだけ。それに何の意味があるんだか。
ネットの世界はまだまだ成立してから20年程度のもんだから、そらまあ使われ方がこなれてないのは確かかも知れないけどね。スマホサイトやアプリのバナー広告なんか、いまだに「踏んでもらえばいい」かんかくで、いかに誤タップを誘発するか、に命をかけてる節もある。それが本当に効果があるのか、ホントに広告になっているのか、という本質のところはいまだに語られない。そろそろそういうところに踏み込むべきだと思うんだけどなあ。
ただまあ、ある程度歴史を重ねたテレビ業界ですら、いまだに企業CMの使い方が一般人の感覚とずれてるから(盛上げて「続きはCMのあと」とか評判悪いのにいまだにやってる)、ネットもそう簡単には変わっていかないんだろうけどなあ。


良く言えば読む人の嗜好に配慮した文章。悪く言えば我を出した文章。更に悪く言えば癒着とか接待とか(禁則事項です)
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痛いの痛いの飛んでけ~

2016年05月22日 18時47分15秒 | 日記
歯医者である。
と言っても今回は虫歯が痛んだわけではない。詰め物が取れただけである。
詰め物が取れる、となると、普通は固いものを食べたとか、ガムのような粘着物を咀嚼したとか、そういう時に取れるもんであるんだが、今回のぬたりの場合、パンケーキ食ってる時に取れるという、お前どこまで根性の無い詰め物やねんと全力で突っ込みたい次第でしてねこれが。まあ、おかげで外れた詰め物を噛んで痛い思いをすることもなかったんだが。
以前からなんか食べ物が引っ掛かるなあと思っていたこともあるので、原因が判明したところで歯医者へ。一応外れた詰め物も持っていった。これはめれば済むのなら、通院は1回で済む。
だが、無論そう話はうまくいかない。レントゲンを撮った結果、そもそもはにガタが来ていることが発覚。詰め物は新たに作り直すことに。
ガタがきている場所に新たに詰め物を作る、という事は、その下処理もしなきゃいけないわけで、「それなりに」処置をしますよ、と予告をされての2回目の通院と相成った。

「今日はそれなりに深く削るから、麻酔しての処置になりますね」

そんな深いんかい! とツッコむ間もなく歯茎に打たれる麻酔。しばらくすると、効いてきたのが分かる。しびれてきた感じというかね。しかしこの麻酔というのが効いたら効いたで口が動かなくなるから切れるまでは何かと大変なんだが、痛い思いしなくて済むのは何よりですわね。

その後、痛い思いも麻酔の追加も経験させていただきましたが何か?

しばらくしたら風を当てられて「沁みますか?」と聞かれたので「はい」と正直に答えたらさらに様子見。しばらくしたら、ほんのさわりだけ処置を始める。
・・・い、
いってぇぇぇぇっぇ!!

「痛いですか?」と聞かれたので「結構」と答えたら、麻酔を追加されたという次第。

勘違いされては困るが、麻酔追加後は痛みなく処置をしてもらえたし、麻酔が切れてからも痛みはなかったので、この医者の腕に関してどうこう言いたいわけではない。むしろ腕に関しては信頼をしてるからこそ通っている。

痛い思いをした割に、追加したおかげで麻酔が一向に切れなくて、ご飯がなかなか食べられなかったというのが本日のネタのオチでな。

結構痛い思いをしたんだけどなあ…。
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ぼくはきょお、おとなのあじを、しってしまった

2016年05月13日 22時38分31秒 | 日記

こんなふりかけがありましてね。まあ、新潟土産なんですが、柿の種風味のふりかけかと思うじゃないの。柿の種を細かく砕いたものが入っているんじゃないかと。



まんまだもんなこれ。

今日は以上だ(おい)
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もらって嬉しい(様な気がする)贈り物

2016年05月12日 22時58分35秒 | 日記
さてさて、ぬたりが今年のホワイトディ近辺に友人数人に奇襲をかけたのはネタにしたが、その時の物品というものはこういう物(←リンク先はGoogle画像検索。微妙に閲覧注意)であった。
もちろん、ぬたりが贈るわけであるから、これは100%冷やかし。ネタとして思いついたからやっているので、ここのところ数年やっているからと言って来年以降もやるかどうかは未定。そろそろネタ切れだし。
「貰えるんだからそらうれしいが、微妙にうれしくない」というネタを狙っており、何かお返しを、という考えはもちろん無い。それに贈ったお三方のお宅(又は地元)には、いずれも押しかけて散々飲み食い&接待をしていただいた、という過去があるので、まあそのお返しのようなもんだ。
で、先日のこと、なんと贈った方の一人、youさんから荷物が届いてしまいましたわ。いやあ、こっちは笑かしで贈っているのに、こうしてお返しをいただいてしまうと逆に恐縮ですわ。(ガサゴソ)


うーん、春に女性に送っていただくにふさわしいさわやかな一品。いやあ、ありがたいですね。



何ですのんこれ?
つーか、開けた瞬間こいつと目が合って妙な声を上げてしまったわ。


一皮むくとこんな感じになったりな。えっとまだ何かあるな(ガサゴソ)


どこまで手を広げるつもりだ市民球団。

ともあれありがとうございました。笑いながら(苦笑含む)、頂戴させていただきますよん。
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身近な知らない世界

2016年05月10日 21時53分18秒 | 日記
世の中はGWでしたねえ。
今回の曜日配置は会社によって連休日数に違いがあり、ある程度自由がきくとこなら10連休、暦どおりなら3連休が2回、という形。
10連休となれば海外旅行すら余裕で手が届く。ぬたりがもう一度行きたいと願うハワイなんかも日程的には余裕で行ける(費用的には相当高いが)。
幸か不幸かぬたりの会社は暦どおりきっちり勤務であり、3連休、1日勤務、3連休、1日勤務、2連休、といった感じでしたな。故にそんなに大規模に出掛けることもできない。
そもそもぬたりは昨年11月から住宅ローンを背負っており、そもそも休みがあるからって優雅に遊び呆けてるわけにも行かない。収入を増やす努力まではしないが、さりとて無駄な消費は避けた方がベター。
このため旅行、という形のお出かけはほとんど無かったのだが、さりとて全く出掛けなかったわけでもない。とある施設には予約して出掛けていたりしましてね。まあ、近場なんだが、前橋市粕川町にある・・・

わくわく自販機ミュージアムである。
自販機好きでもその存在があまり知られていないが、自販機製造を行っているサンデンの工場の一角にこぢんまりと設けられた施設である。

正直なところ、展示内容とするとそんなに大したことはない。中規模の会議室程度のスペースに自販機が十数台並んでいて、それに付随して解説があるくらいで、施設自体はささやかなもの。貴重な自販機もあるにはあるが、レトロ自販機ミュージアムという形では無くあくまでも自販機の施設であるから、ぬたりの好きなレトロ自販機の台数もさして多くない。

昭和を感じる噴水ジュース自販機

ぬたりにとってはおなじみ麺類自販機

アメリカ製瓶コーラ自販機

ぬたりはこの形の瓶コーラの自販機は馴染みがあるな

ただし、工業製品の進化というものは、やっぱりどんなものでも知れば面白い。
ホットの自販機、カップ式コーヒーの自販機、それぞれに進化の過程があるし、様々な工夫がある。街角にあって当たり前の自販機に詰まった開発者の工夫を教えてくれる訳で、自販機のある風景の見方がちょっと変わるよこの施設。
施設自体がサンデンの工場の敷地内(どころか建物の一室)にあり、積極的に客を呼ぶ体制にはなっていない。見学は無料だけれども、基本は事前予約が必要となるし、工場入り口ゲートでインターホンに名前等を告げる必要もあるから、心情的にちょっと敷居も高く感じる。
万人が見て面白い、とかみんなここに行くべし、と積極的に勧める施設でこそないけども、レトロ自販機好きぬたりとすると、自宅から車で1時間弱の距離にこういう施設があってくれたことは素直にうれしいですね。説明してくれたおじさんもなかなかにフレンドリーで好印象でした。
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好き放題いじれるってのは楽しいな

2016年05月05日 14時15分47秒 | 日記


リビングの天井にアクセントでつけた古材(風のウレタン)がそれなりに余った、とのことで、建築中に「へー、今こんな便利なものがあるんですか、ふーん、ほー。」などといじくりまわしていたらまんま余りを貰えましてね。
かと言ってこれと言った考えがあった訳でもないんで、これまで押入れの奥でほこり被ってたんだけど、ふと思い立って、自室の隅っこにこんな感じで斜めに配置してみた。うん、まずまず。



で、布とかいろいろ飾ってみたりね。ちなみに黒い犬のぬいぐるみにはツッコまないが吉だ。だって僕もうさだファンじゃ(以下略)
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知らない奴を騙すのもまた商売の基本也

2016年05月03日 22時07分34秒 | つぶやき
おかあちゃんの車がそろそろ買い換え時期、ってんで、あれこれと検討をしているんだけれども、昨今の日本の車選びは、「ハイブリッドか否か」という選択をするようになってますね。
通勤が5キロ程度、年間走行距離は5000キロくらい、というおかあちゃんの使い方であるので、ぬたりはおかあちゃんに対し「一度ハイブリッドに乗ってみたい、という気持ちがないなら、無駄金使うだけだからやめた方がいい」とアドバイスをしてますね。
普通の車よりハイブリッドはお得なのか、という前提を日本で疑う人が少ないからハイブリッドじゃなきゃ売れない、という今の日本の車販売事情になっていると思うんだけど、本来「お得になることがある」という程度で、ハイブリッドってそもそも全ての人にお得な車な訳じゃない。
ハイブリッド車をものすごく単純化すれば、「本体価格は高いけどガソリン代で取り返す車」である。だからこの部分が大きくスポイルされた場合、ただ単に高い本体価格を払わされるだけで終わる。要するに、あんまり車乗らない人が買うべき車じゃないんだよこれ。このため、おかあちゃんには勧めづらい車になっている。
一方、ぬたりは走行距離は多いわけだから乗り換えのメリットはあるだろうという感じはするのだが、ぬたりはハイブリッドに乗ることにそれほど意義を見いだしていない。何故かと言えば、軽と比べてハイブリッドに乗り換えることに経済的な妙味を見いだせないからに他ならない。
計算をしてみよう。
ぬたりは通勤距離は往復で80キロである。単純に年50週5日勤務と考えれば、80km×5日×50週=年間走行2万キロとなる。まあ多い方だろう。
次にガソリン代の計算。燃費に関して、ぬたりの今の愛車をおおむね20km/リットルとすると、ぬたりは年間1,000リットルのガソリンを買う計算になる。ガソリンが1リットル110円だとすると、ぬたりの年間ガソリン代は11万円。
で、これにハイブリッドを導入して、燃費が10km/リットル改善されたとする。同じように計算すると、年間燃料代は73,333円で36,667円の削減にしかならない。こう書くと、あれれ? 思ったほどの削減にはならないな、と思う人も多いと思う。
次に値段差を考える。
ぬたりの乗っているホンダN-WGNを、同じような構成で今買おうとすると概ね本体価格は1,400,840円になる(G Lパッケージ、あんしんパッケージをオプション)。で、同じホンダでたとえばフィットのハイブリッドに乗ろうとすると、そのベースモデルの値段は1,690,000円。その差は約29万円となる。上記の計算に従えば、10年乗らなきゃペイできない計算になる。お得か?それ。
もちろん他にも考えるべき事情はある。フィットハイブリッドのベースモデルは装備が貧弱で選びづらいから、実際の価格差はもっと広がるだろう、とか、ハイブリッドは購入時に免税が受けられる、とか、軽自動車は税金含め維持費がそもそも安い、とかね。まあこのあたりは多少細かい話になるし、今回は省く。
さらに無視できないファクターが存在する。ハイブリッド車に搭載される大型バッテリーである。
ことバッテリーに限った話ではないにしても、バッテリーというものは使えば使うほど劣化する。この劣化のスピードというものは案外早い。皆さんも携帯やスマホのバッテリーの劣化で体感していると思う。スマホのバッテリーとハイブリッド車のバッテリー。大きさは違うが、どちらもリチウムイオンバッテリーを使っている。基本的には同じものだ。
これの劣化もしくは故障や交換のリスクはハイブリッド車の場合避けては通れない問題になる。大容量のリチウムイオンバッテリーはそもそも高価であるし、また、車体の奥に搭載された大型のバッテリーの交換に伴う労力は大きく、労力は工賃にそのまま直結する。
これらの状況を加味して、ぬたりが乗るべき車は何ですかね? と考れば、ハイブリッド車の購入にぬたりが踏ん切れないことはお分かりいただけると思う。
まあ、この計算は軽に乗ってるぬたりの計算。普通車に乗ってる人となれば燃料代の改善はこんなもんじゃないだろうから、元を取るのにぬたりほど時間がかからない。リッター10キロくらいの車と、リッター25キロのハイブリッド車を比べるなら、同じ計算でも差額はもっと詰まってくるはずだ。
ただし、いずれにしても、これは「走行距離が多い」ということを大前提としている。如何に燃費の差が大きくなろうと、乗らなければ差はついてこないのだ。年間数千キロしか乗らないなら元を取るのは相当大変になる。だからと言って乗れば乗るほどバッテリー劣化の不安は増大する。
ハイブリッド車に乗ればお金の節約になるとは限らない、って事は車選びの時に念頭に置いておいた方がいいと思う。お金の節約という点だけを考えるなら、軽自動車という道があり、こちらの方が故障時の部品代等の金額的リスクが低い。軽じゃなくてハイブリッド車に乗るなら、自分は何故軽では駄目なのか、をきちっと考えないと無駄金を使うことになる。狭くて使えない? 一度タントやN-BOX、スペーシアを見ておくことをオススメするぜ。何? ミニバンじゃないと家族で出掛けられない? 軽なら4人、コンパクトカーなら5人乗れるがお前の家族は何人いるんだよ。
もちろん、ハイブリッド車の固有の感覚とか燃費アタックに楽しみを見いだす人もいて、これはこれでアリな車選びだとは思うけれども、これは「趣味」に対する出費だからね。そういう趣味を持った人の絶対数ってのは少ないわけで、車を買う人の多くは道具としての購入。今の「ハイブリッド車じゃなきゃ売れない」という、言ってみれば猫も杓子もハイブリッド車、という日本の新車販売の状況を見るに、どれだけの人がこういう計算をちゃんとして車を選んでいるんだか首を傾げざるを得ないですけどね。

まあいいけどね。こういう風な考えができない人はせいぜい「ハイブリッドはお得」とかと盲目的に騙されて無駄金を使うが良いさ。そうやってメーカーとディーラーを潤わせてやってくださいな。どこも経営大変みたいだからね。
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