フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

all or nothing

2018年03月29日 22時24分56秒 | 日記
Amazonのプライムビデオは会員なら無料で見られる作品がかなり多く、ぬたりも月数百円の会費でかなり楽しませていただいているのだが、逆に見られる作品が多すぎて、いつか見るぜヤッフェーーーーイ! と配信開始時には喜んでそのまま忘れる、という作品がぽつぽつ現れてしまうのが何とも。無料配信だってずっとやってるって保証はないしな。
んで、そんな感じで忘れていた映画に「ドラフト・デイ」がありましてね。先日やっと見ることができた。NFLのドラフト会議を舞台にした映画ね。
NFLのドラフト知らなくて、日本のプロ野球のドラフトあたりしか知らない方だと、「そらドラマチックな瞬間ではあるけど、ホテルの会議室でオヤジどもがくじ引いてるだけだから映画にするには地味すぎじゃない?」と思うかも知れないね。
ところがここに「ドラフト指名権はトレードの対象になり得る」という事実が加わるとどうでしょう。話が膨らむと思いませんか?
NFLの場合、選手の移籍に関してもドラフト指名権は当たり前に交換条件とされていて、「来年の〇順目と〇順目の指名権を渡すから誰それをトレードしてくれ」という交換トレードはむしろ当たり前の域。むしろどうしてMLBあたりが後を追わないのか不思議なくらい件数は多い(ちなみにドラフト制度発祥はNFL)。当日の指名順は完全ウェーバーで、シーズンで一番成績の悪かったチームから順に指名していく(重複指名はなし)わけだが、上記のように事前にトレードでのやりとりが行われているから、ドラフトスタート時に1巡指名権をいくつか持ってるチームもあれば、一つも持っていないチームもある。この「ドラフト・デイ」だと、主人公の所属するチームが事前に全体1位指名順を他チームからトレードで得る(対価は翌年以降3年間の1巡指名)事から物語が始まる。こんな感じで事前の駆け引きがかなり活発になることはお分かりいただけるかと思う。1位で指名予定の選手は多大な代償を払ってまで獲得する価値のある選手なのか? 得た指名権を他チームにさらにトレードできないのか? 1位指名予定の選手が入団するなら現在のスターターは他チームへとトレードするべきなのか? 色々な思いが交錯するわけで。
なるほど人間ドラマは分かった。でもドラフト当日は指名する選手を発表するだけだからクライマックスとして弱くない? とは、やはり日本のプロ野球のドラフトを基準に考える人なら当然思うだろう。けれどもそこはエンターテイメント大国アメリカ。抜かりはない。
トレード自体は選手を指名するその瞬間まで可能なのね。
ドラフトの指名は、日本のプロ野球のそれとは違い、順番が来たチームに一定時間が与えられ(1巡目の場合は10分)、その時間内に選手を指名するわけだが、その時間内にその指名権を他チームにトレードすることもルール上可能。だからそこそこ欲しい選手がいて、自分たちより下位にその選手を喉から手が出るほど欲しいチームがあった場合、「ほらほらうちが指名しちゃうよ。おたくも欲しいでしょ? ならトレードでうちの指名権欲しくない?」と売り込みが可能になるわけ。逆に、指名上位で欲しいポジションの選手がいなくて権利を持て余してるチームがあったら、「おたくそんな高い指名権いらんでしょ? ならうちにトレードしない?」という売り込みも可能となる。こういった水面下の駆け引きが短い時間で一気に錯綜するのがNFLのドラフト会議というわけ。一歩間違えればチームに多大なダメージを与えかねない決断を短い間にしなきゃならないわけで、やってる本人達は悪い意味でたまったもんじゃないだろうが、熱心なファンにとっては良い意味でたまらないエンターテイメントで、視聴者数(アメリカでは視聴率という言い方よりもこっちの方がポピュラー)も凄い多いのよ。
実際、この映画もこのクライマックスシーンの展開とテンポは実に良い。様々な駆け引きと人間ドラマの交錯が立て続けに展開して実に爽快。まあ話を盛り上げるためか主人公が当日何でもかんでも自分一人密室で決めて行っちゃうあたりは、流石にこんな独善的なGMが実際にいる訳ねえよ、というツッコミは誘発するけども、まあ話を面白くするためだからオッケー。ラストシーンのチームオーナーのインタビューもアメリカっぽくて良かったなあ。日本人じゃああはいかないわ。

映画「メジャーリーグ」において、弱いチームとして舞台となったチームは奇しくも同じクリーブランドを地元とするインディアンズ。インディアンズも長年弱小チームとして不振が続いていた時期の映画ではあったが、映画公開数年後には強豪チームに変貌を遂げたもんだがね。さて、ドラフト・デイの舞台となったブラウンズは強豪チームに生まれ変わることができるのかしらね? 公開からまもなく4年。公開されて以降の成績が、7勝9敗地区最下位、3勝13敗地区最下位、1勝15敗地区最下位、0勝16敗地区最下位、という経過を辿っているんですけどねえ(ちなみに7年連続地区最下位)。
トレードするまでもなく次のドラフト会議は全体1位になっちゃってますけどね。そろそろ奮起せえよ。
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白樺が霧に滲んで消えた

2018年03月28日 22時00分01秒 | 日記
軽井沢のプリンスアウトレットに行く。
ま、取り上げるたびに言ってますけど、なにしろ群馬から軽井沢は近く、ちょっと行く感覚で買い物に行けるのでね。今回にしても手袋買いに行っただけだ。それにしても、軽井沢にせよ佐野にせよ、関東近辺の大規模アウトレットにどちらも1時間かかんないという立地は、考えようによってはものすごく便利で恵まれてるよな、群馬県。
まあそんな具合なんで、とみにぬたりにとっては軽井沢のアウトレットは、気軽に特定の物を買いに行く、と言う場所になりつつあってね。なにしろ特定のショップはここに行けばあるもんで、最近だとフライパン買いに行く(ティファールのショップがある)という、おおよそ所帯じみた用事で訪れてもいるわけでな。

さて、ともかく訪れた3月のとある週末の軽井沢プリンスアウトレット。

軽井沢プリンスホテルスキー場のお客さんが案外少なくて切ない思いをする(おい)

昨今に比べてスキースノボが流行ってないとは聞くが、天下の軽井沢でこれか、ってくらい。ぬたりは既に運動不足にも程があるアラフォー(しかもメタボ予備軍)であり、こんなんがスキーしたらケガ一直線は必至で、自分のためにも他人のためにもならんのでスキーをするつもりはない。けれどもそれとこれとは話は別で、私をスキーに連れてったりゲレンデが溶けるほど恋をするぬたり達の世代(厳密にはホイチョイはぬたり達より上の世代)とすると、これは非常に切ない話ではあるよねえ。他のスキー場ならともかく、冬の軽井沢プリンスだぜ。ここがすいてるのは切ないわ。ここがこんな具合だと、大混雑と首都圏スキーの代名詞、苗場とかも今どうなってんのかしらね? まあ、かつてナンパゲレンデと言われた大斜面あたりでも、今では若者なんかはいないんだろうが。まあ、実はぬたりは苗場に行ったことなかったりしますが。
ま、ぬたりがやらないスキーの話はともかく、せっかく来たのでアウトレット内をぶらぶらしていたぬたりではありますが、今回なんとおハイソにグッチなんかで買い物しちゃいましたよええもお。




安っぽいスマホケースやんけ。
ぬたりが使っているスマホは既に複数世代前のモデルとなるiPhone6S+。これのケースとなれば、いかなハイソなグッチといえどももはや叩き売りも良いとこ。そらまあ数百円にはならないが、ちゃんとしたスマホケースを買うくらいの値段にはなっていた。先日、無償での本体交換を行った際に、これまで使用していたケースを割っちゃったのでちょうど良いかなあ、という感じで購入。以前はスマホケースなんか眼中にもなかったが(オリジナルのデザインが好きだし、持った感じも裸の方が手に馴染む)、昨今は割とガコガコと床に落とすので必須級になってる。もう年なのかね?
で、だ。そんなたかだか数千円のいわば「ついで」みたいな買い物をして、だ。

きちんと丁寧に対応されるとすっごい疲れますね。

まずは使用していない新品を、と奥から持ってくるわ箱も持ってきて、中詰めが合わないとかで詰め直すわ、あげくはお客様情報の登録までも行うなど、ちゃんとしたバッグかなんか買ったのと同じ対応をされましたわ。
もちろん、こういうちゃんとした対応こそが高級ブランドの高級たる所以なんだが、こういう対応で疲れるあたりに、ぬたりの血に染みついた貧乏人根性に呆れるやらほっとするやらな昨今ではありますわねえ。

・・・僕は、セレブにはなれないねえ。
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長い友達

2018年03月27日 21時05分55秒 | 日記
行きつけの美容室で育毛剤の話になった。
・・・ああなるほど、とかとぬたりの頭思い浮かべて納得してんじゃないよそこ。
とは言えまあ、白髪頭の父方とつるっパゲの母方の掛け合わせで、一縷の望みはあったとは申せ、首から上に関しては親族誰もが認める「母方の祖父似(勿論つるっパゲ)」であることから、基本的には諦めているがな。あと10年もすればかなりなハゲオヤジが出来上がると思うわ。
ぬたり個人に関して言えば、もはや髪の有る無しはどうでも良くて、バリカン買ってきて坊主にすれば良いべさ、くらいの感覚でな。中学の時に坊主にしてて案外似合うのは実証済み。ただ、おかあちゃんの反対と美容師の「顧客減少は勘弁して欲しい」と言う懇願により実行はかなり先になると思うが。
かつてはカツラというごまかししかなかった薄毛の対処法だが、現在では色々な方法が発明されている。植毛なんかもあるし、薬物による発毛も日本では事業として行われるようになっている。
前提として、ぬたりはこういった物にお金をかける気は一切ないんだが、興味がないかと言われれば、並々ならぬ興味はある。
でまあ美容師との話の流れがそんな感じになったもんでね。理髪中には美容師の話には素直に乗るのが良い。テレビCMでやってるやつですわね。「保険適応外です」ってやつ。効果あるんですかねあれ?
「うちのお客さんの話をすれば、効果はありますね。実際に髪が太くなった感じで、触ればはっきり違いが分かります。」
髪の太さって本数以上に見た目に影響与えるらしいですしねえ。・・・でも、高いんでしょう?
「はっきりとは聞いてないですけどね。お金かかった単位で、車が一台買えるくらい、ってよく言いますよね。」
ふんふん。
「それ以上だそうです。」
うへあ。
「注射とか、めちゃくちゃ痛いそうですよ」
うぼあ。でもまあ、そこまして身なりを整える、という生活してみたいような気もするなあ。やりたくてもやれない世界。
「実際、ツルツルがフサフサになるかどうかは兎も角として、普段から髪をいじっているこちらとすると、おや、と思うようになることは多いですね。どうです? こういう商売やってるとモニターとかの声もたまにかかるんですが、興味あります?」
痛いの嫌なのとお金がないので遠慮します(身も蓋もなし)

まあ、いつか髪型なんか気にしないで良くなる時(順調にいけば定年退職時)には、スキンヘッドにして周りを驚かせてやろうかと思っているくらいだけどな。スキンヘッドというのはズボラではできない髪型なので(毎日カミソリを当てる必要があるらしい)、常時スキンヘッドにする気は無いが。
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金で時間を買うほどの余裕を持ちたいもんだが

2018年03月26日 21時13分43秒 | 日記
先日茨城県笠間市に行ってきましてね。目的は笠間稲荷の参拝と笠間焼購入の半々くらいかね。
わざわざ笠間稲荷に行ったのは理由があって、あそこ門前町がちゃんとありましてね。お土産屋とか食べ物屋とか、ぶらぶら眺めているのが割と楽しい。門前町ってのは探すと案外ないもんで、群馬県内ではこれといって思いつかなかったのね。近隣では最も大きな規模を誇るであろう善光寺は去年の夏に行ったしな。
で、だ。ぬたりは過去に笠間稲荷には行ったことがあり、市営の無料駐車場の場所も知っていた。この市営駐車場は笠間稲荷からはちょっと遠い。敷地内に無料の駐車場もあるにはあるが、社務所用の意味合いが強く台数は大したことない。
こういう立地の観光地は、おおむね目的地に近いあたりは民間の駐車場が占めていて、金を払って近くに駐めるか、金をケチって歩くか、の二者択一になるんだが、笠間稲荷もそんな感じ。門前町には複数、有料の民間駐車場がある。
んで、この門前町の中の民間駐車場。入り口におじさんかおばさんが立ってて、誘導灯を振っているのが一見さんには罠だったりするんですよね。どこに駐めたら、と探していたらまんまと駐めさせられちゃう感じ。立っているおじさんやおばさんは交通監視員でも笠間稲荷の関係者でもない。言ってみれば単なる客引きである。
ぬたりは初めて笠間稲荷を訪れた際、手前に市営無料駐車場の存在を確認してから門前町に車で入っていったから良かったようなもんの、交通誘導されたと思って騙されちゃう人もいるんじゃないかね。
ただ、ぬたりは別にこの民間駐車場が阿漕だと言いたいわけではないですよ。市営駐車場自体が確かに笠間稲荷からは遠いので、そんなに歩きたくないや、と言う人にとってはここの民間駐車場はありがたい存在だろうしね。考え方にも寄る部分はあれども、値段的にもそんなにぼったくってるとは思わない。お金を払って近くに駐めるか金をケチって歩くか、という感じで、極めてシンプルな話だと思う。例えば無料駐車場知らなくて駐車場料金を払って、帰りに無料駐車場を見かけたとして、「無料があったのかよ」と損した気分に一瞬はなるかもしれないけど、「じゃあここから歩くのかよ」と思えば、案外多くの人が駐車場料金については納得できるんじゃないかね。
ただ、情報とすれば、笠間稲荷には無料の駐車場がちゃんとあるよ、というのは知っておいて損はないと思いますね。それを知った上で、歩くかお金を払うかを各自判断していただければ良いんじゃないんですかね。
まあ、観光地の駐車場というのは、こういう商売はしてるもんですけどね。群馬県内でもおじさんやおばさんが誘導灯振ってるところは見たことがあるし、でっかく「駐車無料」の看板掲げて、駐めると「売店の商品券を買わなきゃ駐車させない」なんて言い出すところもあるくらいだしな。あそこはいまだに公的な無料駐車場の存在が確認できねえんだよなあ。近くに公的機関の駐車場はあるけど。無料を謳って実質有料、と問題になったのは20年以上前なんだがな。
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良い子は真似しないでタイヤには金をかけようね

2018年03月23日 21時03分13秒 | 日記
数か月前のある日のカー用品店の会話

客「すいません、スタッドレスタイヤとホイールなんですが」

従業員「はい。車種と年式分かりますか?」

客「平成29年式のフォルクスワーゲンup!です。」

従業員「輸入車ですね。サイズ的にもホイールは取り寄せになるかと思いますが。メーカーや希望はありますか?」

客「タイヤもホイールも、とにかく一番安いの頂戴。」

・・・とまあ、秋にそんなやりとりを経過して装着したぬたりの愛車のスタッドレスとホイールなんだがね。
本日、晩ご飯の買い物に来たスーパーにて、全く同じホイールとタイヤ履いたup!に遭遇するわけですよええもお。

・・・あなたもそうやってスタッドレス買ったの?
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ハンマープライス

2018年03月22日 16時21分00秒 | 日記
ぬたりはヤフオクをはじめとしたネットオークションにはほとんど参加してないんだが、唯一の例外として、ヤフーがやってる官公庁オークションはチェックしている。
まあ、チェックしているだけで今まで落札したこともなく、そもそも入札自体が数えるほどしかない。それにしても少し競り合いになりそうだととっとと降りていた。そもそも官公庁オークションは相手方が信用できるにも程がある反面、値段の設定がシビアでそうそう思いもかけぬ安い価格で、なんてことはない。そのくせ品質保証は、プロではなく役所の担当者目線、となればそんなに割の良い取引なんか期待できない。
ぬたりは最初、ペンタックス用の安いレンズでもないか、という意識で参加していたんだが、カメラ趣味の人ってのは思いのほか多く、愛用者がニコンやキャノンに比べて壊滅的に少ないペンタックスですら毎回競り合いになる。なのでこれまでは毎回落札価格を眺めるだけで、正直値段的な妙味を感じることは皆無だった。役所の職員が見て判断しただけで、カビの鑑定すらしてないレンズなんか万単位で金出せるかよ、とは思うんだけどなあ。
さてさて、そんなぬたりではあるんだが、今回なんと初めて落札できちゃいましてね。もっともレンズじゃございません。今回も気になるのは一つあったけれども、やっぱりあっという間に競り上がった。なんでカメラレンズってこんなに人気なんだか。

で、ブツはプラモデル。前にネタにしたけどぬたりが子供の頃から大好きなアニメ「巨神ゴーグ」のね。

プラモデルはこのあたりの数字の末尾が値段になるんだが、末尾が「500」だから元々は500円のものかも。だとすれば正直落札値は割に合わず、かなりのプレミア値になる。公的機関にこういう事されるのは首を捻る部分がないこともないが、実際このプラモデルはもう入手は絶望的。群馬県中の模型屋を虱潰しにしたけれどもとうとう発見できてないものだからね。だからこれはもうしょうがない。業者のプレミア値商売ではないと言うことで、個人的には、まあふるさと納税みたいなもんか、と納得してるけどね。
サンライズのロボットもののプラモデルは、オークションあたりで思わぬ値段がつくこともあり、田舎の模型屋漁りみたいな方もいる。そんな中、このゴーグと言う作品のプラモデルを見ないことについては、そういう人たちに狩られたのかしら? という思いもないではなかったのよね。だけども今回、そうではなくて単純に作品の人気がないんだろうなあ、と言うことはあらためて実感。
だって、入札はぬたりたった一人だったもの。
ぬたりが入札開始とほぼ同時に、とりあえず様子見、とばかりに最低金額で入札して、以降は全く動きなし。他にもガンダムとかダグラム、ボトムズあたりも出品があり、それぞれ複数人の入札があったけども、これに関してはホントに動きなし。模型屋でもほとんどお目にかかれないんだけど、単純に需要がねえんだろうなあ。
そんな具合だから、珍しいものがうまく落札できたしめしめ、と言う話ではない。そもそも最低金額からして足下を見られた部分もあるし、珍しいもんだから転売して儲けられるかと言えば、珍しかろうが人気がなければ値段なんかつかない。要は、ぬたりがここ5年以上、模型屋を覗いては探していたものが、ようやく手に入ったぞ、ってのが今日のネタでな。オークションといえども、そうそううまい話なんか転がってないよね。しかも細かい話もすれば、これ送料着払いだし必要書類の送付とかで落札金額にプラス1,000円くらいかかってる。
ともあれ実際数年来探していたものを手に入れて、かなり気分が良いのは確か。でもこれが同時に非常にやっかいな問題に直面しているのも事実。これを組み立てたもんかどうかと言うことでな。
いや、プラモデルなんだから組み立ててナンボだろ普通、というぬたりの感覚と、しかしこれを最後にもう二度とお目にかかれないであろうものをぬたりの極限までのヘタクソ組み立てでやってしまって良いものなのか、と言う思いがせめぎ合ってましてな。

どーしたもんだホントにこれ?
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人間犬2018

2018年03月20日 22時22分26秒 | 日記
人間ドックの結果が来たよ(×dog 〇dock)。
結構いろんな数値が悪化してて地味に凹む。総コレとかな。相変わらずメタボに関しては親から受け継いだ低血圧にて今年も回避。まあ血圧の下の数値の上昇があったのも凹む要因の一つだが。
で、今回の数値悪化については、総じて「年齢」という原因がちらつくのが何ともなあ。はやり厄年を経験すると結構来るなあ。自覚症状はない、というかぐーたら怠惰に体動かしたくない、なんてのは、ぬたりの場合もう20年以上こんな感じだから衰えを感じようもないがなえっへん(いばんな)。
さて、ぬたりが受診してる病院は、人間ドック当日の帰りしなに保健師さんによるアドバイスがあり、ぬたりは毎年うら若き保健師さんからの「少しは痩せなさいよこの豚が!」という特殊なプレイを経験していたわけだが、今回はやや舌鋒が穏やかでしたな。

実際に少し痩せたもんでな。

望まない交替制勤務へ突っ込まれたことに対するストレスからくるものとかやつれとかかどうかの判断は脇に置くとして、前回交代制勤務した時は食事リズム崩壊により急に太ったことの反省から、今回はとにかく食事に関しては気を使った。ダイエットとは言わないまでも太らないように気をつけていたことは事実で、とりあえず体重管理は成功していると見てよい。薄給の身で、仕事なんぞのために寿命を無駄に削るのだけはまっぴらご免だからな。
もちろん全くの指導なしって事もなく、上記のように複数の数値が悪化していることも事実。ただ、これまでがデブに対する罵倒という特殊なプレイと言えなくもないシチュエーションだったのに対し、今回のはもうまんま「中年オヤジに対するアドバイス」になっていることについて、もうホント若くないわねえ、と誇らしいやら情けないやら、複雑な心境ですわねえ。
さてさて、ともあれぬたりは体重の減少という、中年オヤジにはなかなか難しいことを実現できているわけだが、正直言うがこれが精神衛生上もよいかというと激しく疑問だ。
つーか無茶苦茶ストレスたまるぞこれ。
そもそもデブは食事に卑しいからこそデブたり得たわけで、食べることが好きだからデブだったわけだ。仕事の合間や終った時一服したいとなれば、そら腹に何か入れたくなる訳よ。
通常の9時5時の仕事であれば、一服たるお昼休みと終業の先には、お昼ご飯、晩ご飯という現代の人間のルーチンの食事が待っている。
ところが交替制勤務はそうでもない。夜中上がり(いわゆる準夜勤)の場合は夜中に終業となる。デブは反射的に食事を取りたくなるわけだ。晩ご飯は既に食べているのに。そして地方都市で夜中でも開いてて一人では入れる店、そんなもんはラーメン屋くらいしかない。
ええもう、あからさまに体調崩すお誘いの看板ネオンが誘う誘う。
生活リズムが崩れると言うことは食欲のリズムも崩れると言うこと。そして日々の折に触れ、実際に腹が減っているか否か関係なく、食欲に襲われるわけだ。これに負ければ体を壊すが、かといって、これに真正面から抵抗するとホント精神的にしんどい。みんなもデブになんかなるもんじゃないぜ。

実際数キロ痩せたって、標準体重まではまだかなり遠いって事実からは目をそらす方向で(うだうだ言ってねえで痩せろこの豚)
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ギー太・・・

2018年03月19日 21時55分02秒 | 下手っぴギター&ウクレレ
さて、ブログ放置である(おい)
なんつーかホントこころに余裕がないわ。給料も上がってなければ昇進もしてねえのに仕事だけつらくなるとかホントご勘弁だな。きつい仕事はもっと他の有能な奴に振って、俺みたいな無能には仕事を振るなよな。社の迷惑だろうが(いばんな)
まあ、独身貴族でテレビもあんまり見ないので、家いてもやることないし文章でも書くか、と言うのがそもそものブログの使い道ではあったわけで、結婚した今となっては別に夜家にいても暇じゃないし、ブログの役割自体はもう必要ないと言えばないのよね。
とは言え、人見知りのしゃべり好きという相反する性格のぬたりは、場さえあればベラベラしゃべりたいもんで、そういう点ではブログってのは便利なツールだ。なにしろ相手の反応なんか考えずに好き勝手語れるしな(おい)。

と言うわけで久しぶりにブログを動かそうと、今回は久しぶりの更新にふさわしい明るいネタでいこうと思いましてね。こんなニュースを見かけた。

ギブソンが経営悪化。ムーディーズの担当者「今年は危機的だ」(←リンク先はハフィントンポスト日本版)

どこが明るいと言うのだアアン?

ま、ギブソンの経営危機なんかギター好きな人はみんな知ってる話題ではあるんだがね。もう何年も前からやばいやばい言われてる。尤も話はギブソンだけに限らず、とにかく昨今ギター業界は全体的に販売不振にあえいでいる。日本では「けいおん!」のブームと団塊の世代引退時の「老後にやってみっか」需要が最後の動きだったようで、とにかく楽器が売れてない。楽器各社は、大手の傘下に入るとか、楽器以外で儲けるとかで糊口をしのいでいるそうで。例えばぬたりがレスポールモデル持ってるフジゲンさんなんかは、レクサスの内装の本木目パーツの生産が一番の主力事業だそうで。ギブソンも色々なオーディオメーカー(日本のオンキヨーとか)を傘下にするとか色々と工夫していた。まあ、オンキヨーに関しては今年に入って株を一部売却して筆頭株主じゃなくなったみたいだけど。
で、要はせっかくの更新再開なのに暗いネタ、というネタ一発のために記事を取り上げたけども(おい)、正直ぬたりに偉そうに語る資格があるのかどうか激しく迷うな。昨今ギターほとんど触ってないし、新しくギター買うこともまずないんだよねえ。ずっとギブソンのギター欲しくて憧れてた、とかならともかく、ぬたりにはそういうのは無いしね。特にギブソンのアコースティックギターには興味ないわ。あれはあれで良い楽器らしいのだが。
まあ、色々なブランドが栄枯盛衰を経ていくのは今に始まった話じゃない。それこそギブソン社はかつて一定の地位を占めていたエピフォンのブランド名を今は廉価版で使っているし、同じように今のギブソン社が経営破綻してもギブソンというブランドがなくなるわけでもなく、おそらくは違う会社組織になって受け継がれるはず。ギブソン社がなくなるイコールギブソンのギターがなくなるわけじゃないと思うな。
いずれにせよ、楽器業界も景気の良い話を聞かないなあ。まあ、中国製の楽器が案外がんばってて、比較的気楽に楽器を買える体制は維持できているのは何よりかな。こだわりがないなら、今は中国製の楽器でも、一応は問題なく使えるからね。

それにしてもいまだにギブソンでクラプトンの名前出すのやめねえか? 昨今クラプトンはフェンダーばっかり使ってるじゃん。
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