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こんな本を購入。雑誌は見かけた時に買っておかないとすぐに買えなくなっちゃうし。
ぱっと見真面目な本かなあ、とは思うけども、そこはそれ、自動車雑誌では1、2を争う信頼性の「無さ」で知られる「ニューモデルマガジンX」の別冊だけに中身もどこまで信用して良い物かね。
んじゃあ、この本興味深くないかと言えばそんなことはない。当たり前の話ながら、日本ではそれこそ個人輸入(車の場合、買ってくればよいと言うものでもないけど)でもしない限り乗れない車の情報なんか多くの人は求めてないから情報は極端に少ない。中国に限らず日本に正規輸入されてないメーカーなんて知られてないから、「セアト」「シュコダ」「ホールデン」「プロトン」なんて言うメーカーも、みんな詳しくは知らないでしょ。そもそもどこの国のメーカーかもパッと答えられる人は少ないでしょ。
それだけにこういう風に詳しく紹介されると珍しもん好きのぬたりは惹かれるわけさ。
それに中国である。「どう見てもやっつけ仕事のパチモンパクリ車」というお家芸があり、写真で見てる分には結構楽しいし。
できればそういう車を過去に遡ってバンバン紹介する本であって欲しかったけどもね。中途半端に中国の市場とか分析しなくて良いよ。所詮「マガジンX」なんだから(おい)
中国の独立系メーカーについては、実際に体感できるほど品質はイマイチのようだけれども、現行ゴルフなんかは中国で生産してるそうだし、技術的にも進歩はあるらしい。
ハマーだのボルボだのと中国企業に買収される動きもある中で、いつか中国のメーカーの車が日本に入ってくる日が来るのかね?
まあ、その時は「接客」というものをきちんと考えないといかんぞ。どことは言わないけど、某アジアの国のメーカー(先日日本市場からの乗用車部門撤退が決まりました)なんかだと、東京のディーラーマンはやる気が空回りで他メーカーの悪口言っちゃったり(これされるとお客は引くよ)、群馬のディーラーはやる気なかったり(せめてカウンターの外に出て来いやボケ)、ダメダメだったからねえ。