フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

さよならの記憶

2019年06月25日 16時22分42秒 | 奥華子
更新負けが続く昨今。
忙しくはないんだが、やる気がおこらねえんだよな。ここの職場昔はこうじゃなかったんだが、十数年の間にバカどもが好きにいじくり倒して駄目な職場にしちまいやがって。ぬたりはある意味ではここの創設メンバーとも言えるので、こうなったことに色々と思うところはあるな。とは言え当時としてもこちらの一事務屋のなんか、上司も専門職も聞いちゃくれなかったがな。
愚痴はともかく、昨今色々とやる気がないもんで買い物もおろそか。気がつけばTシャツという、季節問わず必要な衣類が少々心許ない状況に。それなりにあるかと思ってたんだが、ほころびとかあるのを一気に捨てたらこうなった。まあ、数自体はあるからとりあえず困りはしないが、こういう基礎的な服は多いに越したことはない。
まあ基本的には何でも良いわけだから、ユニクロでもどこでも買いにでも行くベかと思っていたんだが、押し入れの奥とかをごそごそやってたら、昔々買っておいて忘れていたTシャツが未開封のまんま出てきた。

懐かしいなおい。華ちゃん聴き始めの一番熱い頃に買ったやつだ。なんとなく当時2着ずつ買ったんだった。ぬたりが今や「信者」と言われる人たちに何も言わなくなったのは、たまにこういう暴走気味なことしちゃう自分の行為を冷静に振り返ることができるようになったこともあるな。目くそ鼻くそを笑うほどカッコ悪いもんは無いわ。
まあ、今は、華ちゃんに関しても忙しさにかまけてニューアルバムとかも買ったままろくすっぽ聴いてないくらいに冷却されちゃったが。いや、聴けば良いんだけどさ。「変わらないもの」とか聞くと今でもちょっとくるもんがあるもの。
で、これ今となっては手に入らないものなわけで、貴重と言えば貴重(しかも未開封)なんだけども、着ちゃうんですかね? と言う疑問は一瞬浮かびましたけどね。

着ますよ当然。
こんなんとっておいたって価値なんか出ないわ。物というのは使ってナンボですよ。
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おぼえ書き更新

2019年06月20日 20時04分28秒 | 日記
更新負けを利用して自分のためのおぼえ書。

おかあちゃんのオリンパスPEN-liteが動かなくなる。レンズが動作しなくなり、液晶に像も結ばなくなった。
おかあちゃんは交換レンズを持っていないので、確認のしようもなかったのだが、とりあえずレンズを外して動作を確認してみた。
もちろんボケボケの像しか写らないが、ためしにシャッターを切ってみるとちゃんと切れた。ふむ、レンズの故障だなこりゃ。

問い合わせすると端子の掃除を勧められ、やってからレンズはめてみたら像は結ぶようにはなったがレンズは相変わらず動かない。うーん、やっぱりレンズの故障っぽい。
その場で申し込みができるとのことで、修理の申し込み。動作確認のため、本体も一緒に送って欲しい、とのこと。とりあえず言われるがままに送る。

そして本日、本体も故障で基盤交換、レンズももちろん故障、というメールが届く。
とりあえずレンズの方が修理費安かったので、本体修理はキャンセルで今回はレンズのみの修理。

はっきり言おう。本体故障ってのは疑ってます。
どさくさに紛れて、じゃねーの?

とりあえず戻ってきてもしも正常に動いたら、ここで盛大に暴露する予定な。
動かなかったら…どっかで本体のみの中古買えばいいのですわ。値段ほとんど変わらないんだもん。
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こんな感じで中古車買ったのよ おまけ

2019年06月12日 20時13分04秒 | 物欲
書くには書いたんだけども、文章がダラダラしてるので公表しようかどうしようか悩んだんだけども、ネタもないし構わず載せちゃう。


さてさて、ぬたりは千葉県松戸市のお店で車を購入している。ぬたりの自宅からは100キロ以上離れている。
通常、車を買った場合はお店まで取りに行くか、お店の人に届けてもらうかの2択であり、まあ、多くの人は下取り車があるんだし取りに行くことが多かろう。
ところが今回、ぬたりは買い足した訳なので下取り車で乗り付けることはできない。では届けてもらうかと言えば、可能かも知れないがかなりな料金が発生する。
んでまあ、選択肢としたら、公共交通機関で店に行って、帰りは車乗ってくる、と言う選択肢になるわけさ。幸い今回のお店は駅から近く、連絡を入れれば迎えに来てくれるとのこと。
と言うわけでルートと時間の検索。ぬたりんちからバスと列車を乗り継ぐ形だと、高崎駅から新幹線、上野駅で東京メトロ銀座線で浅草駅へ。その後都営地下鉄浅草線の京成電鉄直通にに乗り継げば、目指す駅に辿り着けることが判明。と言うわけで納車日の朝、高崎駅から意気揚々と新幹線に飛び乗ったぬたり。

北陸新幹線「はくたか」ですか・・・。

個人的には空いている最遅の「たにがわ」が良いんだけど、北陸新幹線のあおりを受けて減便しちゃったしなあ。実際平日なのにそこそこ乗ってた。せっかくの新幹線だし、早めのお昼で駅弁とか良いかもなあ、という考えもあったが、そこそこ周りに人がいるだろう、と言う遠慮から、買ったのは飲み物のみ。後から思うがそんな遠慮しないで食べときゃ良かった。
上野駅で降りて浅草へ。乗り換えのみの予定だが、せっかくの遠出、おかあちゃんへのお土産もなしに帰るのも申し訳ないので、浅草ではそこそこ有名な美味しいどら焼きを買おうと考えた。当初見てたネットの乗り換え案内では乗り換え時間が10分しかないので、店に寄ってたら間に合うかどうかはかなり微妙なんだが、それでもおかあちゃんの喜びが優先、と勇躍改札を飛び出し、件のお店、「亀十」へ。
長蛇の列で心が折れる。
こんなん待ってたら松戸着けんわ。しかし、なんかこう、こういうちょっと評判が立つとすぐ行列、ってこと最近多いよね。ぬたりがこのお店知った20年くらい前は店に来ればすぐ買えたぞ、亀十のどら焼きなんか。
行列見るためだけに列車見送ったのかよ、とがっかりしながら都営地下鉄の駅に。次の列車は、と。
乗るはずの列車がまだ来てませんけど。
上野駅で乗り換え案内の想定より速い列車に乗っちゃったのね。おかげで当初の予定どおり着けたわ。

と言うわけでやってきたのは京成本線(正確には北総鉄道)北国分駅。ええ、初めて来ますこんな駅。快速とかも止まらねえしな。後で調べたら、近くに堀之内貝塚とか二十世紀梨発祥の地とかあるのか。行けば良かったかな?(渋いスポット大好き)
ともあれ到着した旨を電話して待つこと数分。お迎えの車がやってきました。
スバルのサンバーのパネルバンがな。
車屋が送迎に軽トラ使うのかよとお思いの方も多いでしょうが、こいつ、タダのサンバーじゃなくてですね。いわゆる「赤帽サンバー」と言いまして、宅配業者としてそれなりに有名な赤帽がスバルに特注してるモデルなんですな。とにかく運転手の要望をこれでもかと詰め込んだモデルなもんで、ノーマルのサンバーとは仕様が随分違って、数は多くはないですけどマニアが存在する車種。特に軽の生産を辞める前の、スバル生産のモデルはマニアの間ではかなりな人気。流石にあの目立ちすぎる塗装こそもうないですけどもね。この店、赤帽サンバーもそれなりに台数持ってるんですよ。ミゼットと言い赤帽サンバーと言い、マニアックながら確実にマニアを惹き付ける店だよホント。
下総台地特有の少々のアップダウンのある住宅地をチョコマカとサンバーが走り抜けると、すぐに数週間前にお邪魔したお店に。もう店の近くに来ただけで分かる。目立つとこにあるのがぬたりのミゼット2ですな。
店内で簡単な説明の後に車の元へ。近づいてびっくり。細かい傷はともかく表面がピカピカ。後で分かったが、ウォッシャー液かけたら水玉コロコロ。ボディーコーティングまでかけてくれてた。サービス良いな、おい。
この日の説明は実に簡潔。「色々説明聞くよりも、早く運転したいでしょ」というこちらの気持ちが分かりきった対応でこれもまた嬉しかったな。ホントこの店が近くにないのが残念でしょうがない。近くだったら今後整備とか全部頼るのになあ。
ともあれ店長さんと笑顔のお別れ。帰りは外環道方面なので簡単に道を教えてもらい(もちろんナビなんかついてません)、ワクワクドキドキで走り出す。

・・・うーん、日本の道ってこんなに舗装悪かったですかね(おい)

覚悟はしていた。だが、乗り心地の悪さはどうにも誤魔化しようがない。そもそも貨物自動車だから、荷をある程度積んだ状態で落ち着くように設定されている(それでも乗用車よりも勿論乗り心地悪い)。ぬたりしか乗ってない状態での乗り心地は推して知るべし。
さて、北国分駅での待ち時間にネットで調べたところでは、帰りの外環道では東北道の入り口、川口ジャンクションで渋滞が発生していた。帰りは外環道から関越道を走る予定で、途中の余計な渋滞は避けたい。幸いにして外環道はほぼ全線において国道298号線が平行している。このため、まずは国道を走ってみた。慣れてないしな
いやもう、時間がかかるのなんの。上が渋滞していれば下もそらある程度は渋滞するわな。東京近郊の渋滞舐めてたな。とは言え川口ジャンクション近辺まで来たので渋滞情報を確認してみた。
川口ジャンクションの渋滞はきれいに解消されて、この先、関越道入り口の大泉ジャンクションで事故が発生して渋滞してることを知る。要するに、今までの高速避けてたのは無意味で、この先素直には関越道に乗れないってこと。ここまで国道走ってたのが完全に裏目ったわけだ。急いで地図を確認。国道254号線へ迂回し、所沢インターに向かうことに。おお、途中には陸上自衛隊の広報センターもあるじゃねーか。売店を冷やかすとしよう。
で、その国道254号の迂回、
東京近郊の渋滞舐めてたな(本日2回目)。
とにかくまあ、進まん。そら東京近郊の人は車なんか持ちたがらないわけだ。
ともあれ、久し振りに訪れた陸上自衛隊朝霞駐屯地の広報センター、

・・・平日昼間では誰もおらんな。

とは言えお土産を物色。自衛隊限定のお菓子を眺めつつ、ぬたりはあることに思い至った。
昼飯食べてねえよ・・・。
時刻は午後3時になろうとしていた。


そこらで食べても良かったんだろうが、とにかく早く帰りたかったのと、渋滞のど真ん中で店に入る気も起こらず、じりじりとしたペースでどうにか所沢インターへ。所沢インターから乗れば三芳パーキングはすぐなので立ち寄る。腰も痛くなってたしね。
三芳パーキング下り線は改装中ではあったものの、お店はどこも営業していたので、カツサンドで有名な「まい泉」でヒレカツ丼をいただく。なかなかに肉々しいカツで美味しかったな。あと、外の売店で一番人気という鰺の唐揚げもいただいてみた。うん、まあ確かに鰺の風味もしっかりするし、何より頭も骨もばりばりと食べられる揚げ具合が良い感じだなこれ。贅沢言えば揚げたてが欲しかったなあ。結構冷めてたわ。
おかあちゃんへのお土産は、結局評判のどら焼きではなく、個々で売ってた、東京ばな奈のコーヒー牛乳味とバナナプリン味になったが、まあ、喜んでくれたからいいか。。
小休止を挟んで、走る、走る、走る・・・。

群馬ってこんなに遠かったかしら?

とにかくまあ、力も無ければ小さいミゼットはスピードは全く出せない。左車線にべったり張り付いて、大型トラックの後ろを着いていくようなペースで走る。up!とそんなに大きさが違うとも思わないんだが、今まで走ってた道とは違って見えたわ。となりの車線をそれなりのスピードで走っていくメルセデスとか、追い抜いていく大型トラックとか、あんなに怖かったことは今までなかった。利根川超えて群馬県に入ったときは心底ほっとしたよ。
ともかく高速から降りたくて、関越道最初のインターたる高崎玉村スマートインターから降りることを一瞬考える。その先まで乗るよりも時間はかかるだろうが、ここまで来れば渋滞もないし、本来チョコマカと走るのに特化した車だから、狭い抜け道を抜けていくことを考えようかな、と。そう、ほんの一瞬だけ考えましたけどね。
ETCなんかつけてないからスマートインター降りられないのな(勿論今後もつける気は無い)
結局もう少し高速で肩身狭く走ることになりましたとさ。
結局松戸から群馬まで、4時間近くドライブすることになりましたわ。ちなみにGoogleマップによると、高速使って最短で1時間半で着く行程な。時間かかりすぎだっつーのね。
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こんな感じで中古車買ったのよ そのに

2019年06月04日 21時18分12秒 | 物欲
事ここに至り、ぬたりは一つの決断を下す。車購入にあたってはあんまりやってはいけない決断。予算の引き上げである。
物欲に走りがちなぬたりではあり、普段は予算なんか気にもしないんだが(良い子も悪い子も絶対真似しちゃいけない行為ではあるが、こうした方が買い物は絶対楽しい)今回に関しては結構シビアに考えていた。人気はそんなにないとは言え希少車だから、程度の良いのを、と探すと案外簡単に値段が跳ね上がるのよね。だから予算に関してはそれなりに厳しく律しないとえらい高い買い物しちゃった、なんて事態になりかねない。
だが、こうして安くて程度の良いものが手に入らないとなると、考えだけは多少柔軟にしないと検討もできない。その考えを後押ししたのがとある個体。千葉県松戸市にあったその個体は値段がギリギリ当初の想定オーバー。年式は新しめなんだが走行距離はやや多め。事故車ではないものの整備手帳もないというネット上の記載。禁煙車の記載にチェックがついてないのも不安材料ではある。ミゼット2は個人商店の営業車として使われることも多く、その場合タバコ吸われることも多いからね。
とは言え問合せだけならタダである。情報サイトを通じ、簡単な見積りと状況確認のメールを送ってみた。

めっちゃ丁寧な返事が来る。

ミゼット2に関する全体的なことから、個体の情報、オススメポイントなど、質問回答の定型文にとらわれることなく分かりやすく書かれている。これはポイント高いわ。
さらには実は整備手帳も付属することが分かった。マニュアルがないのでネット上にチェックしなかっただけらしい。マニュアルはそらあった方が良いが、そもそも操作部がシンプルなミゼット2でそんなに操作困ることもないしな。無いなら無いで別にいい。
試しに電話をかけるとメールのとおり丁寧かつめっさフレンドリーな対応。この対応に感心したぬたりはその場で訪問の予約をしてしまったとさ。

千葉県松戸市。ここに目指す販売店はあった。褒める気しか無いし実際購入したので店名を出そう。Progressというお店である。残念ながら大きな店ではなく、置いてある中古車の車種も偏り気味のため、誰にでも勧められる店というわけではない。それでも古めの車の点検整備とかは無条件でオススメできると思うな。とにかく知識豊富だし。
その日の訪問は伝えてあったが、なにしろ訪問がGW中のこと、訪問時間までは伝えきらなかったので、見やすい場所に移動、とか、わざわざ洗車、とかをして待ってるというわけではなかったが、その時整備していた(ちなみに相当に手の入ったダッジラムバン)手を止めて「お待ちしてました!」ととても愛想良く接してくれた。
洗車はしてなかったとは言え、展示車は十分きれいな状態で、こまめに在庫車の洗車をしてるんだな、と言う印象。消耗品関係もそれなりにきれいで、何よりモデルチェンジ後の後期モデルというのがポイントも高く、室内も比較的きれい。このきれいさでこの値段は相当に安いと言えたが、問題は走行距離。12万8千キロの中古車につく値段と考えるとかなり高いと言えた。
とは言え、ぬたりはこれを「値引きのネタに使えるんじゃないか」という考えを持っていた。交渉自体は好きだが実際の値引き額はいつも大したことないぬたり(駄目じゃん)とすると、こういう値引きのとっかかりがあることは歓迎である。だが、世の中そんなに甘くはない。機先は制されることとなる。
「この車、実は中古で1回うちで売った車なんですよ。で、改めて引き取りまして。ですからよく知ってる車なんですよ。」
あ、じゃあ、整備とかもこちらでやってたんですか。
「ええ、それなんで整備手帳もついてます。転勤でもう車持てない、って泣く泣く前のオーナーが手放したものですね。通勤で使ってたので距離は伸びてますけど、ホントに気に入って使っていただいてたんですよ。駐車スペースとかの関係で、この小さい車がなければ車に乗れなかった、って凄く喜んでましたね。」
そうすると、走行距離を織り込んでのこの価格、って感じですかね?
「そうですね。後期モデルはかなり希少なんで状態に限らず値段が高騰してますけど、距離が伸びるとどうしても敬遠されがちですから、こいつはある程度表示価格は下げてます。でも実は中古車って、どれだけ走ったか、ではなくて、ちゃんと整備してきたか、の方が遙かに重要なんですよ。特に古い車の場合、走行距離が少なすぎるのも放置時間が長いってことにもなりますから、実は問題ですしね。その点こいつはうちでずっと整備してきましたからね。距離からして値段が高いとは思われるかも知れませんが、この後期モデルはエンジンも前期モデルに比べて大幅に性能と耐久性が上がってますし、うちが責任もって整備してた個体ですし、もちろん納車前にがっつり整備して出しますから、値段分の信用はしていただいて大丈夫ですよ。」
こうまで言われて値引き交渉なんかできるもんじゃねーわ。実際、後期モデルは生産された時期も短くて希少性も高く、こんな値段ではなかなか出てこない。事前から値引き交渉は無理かな、と思っていたが、実際来てみてもそんな雰囲気じゃないわ。まあ、値引きで決める車でも無いんだが。
それでもこちらの話を一生懸命聞いてくれて、楽しい話題を提供してくれる店長さんにはとても好感を持った。正直、この人の飯の種になるなら多少多く払っても良いよね、って感じ。そのくらい車について楽しく話ができたし、帰りしなに松戸はラーメンの激戦区である情報をくれて、その日のお昼は美味しいラーメンを食べることができた。
ほぼこの日の対応でぬたりの購入は決まったようなもの。数日後には電話をして、細かい条件の交換をしてとっとと決めちゃいましたわ。

購入に関しては、正直もっと大きな値引きもあったかなあ、というのは後で感じたところ。少々浮かれて話をしたもんで値引き交渉がおざなりになった感じは否めない。ただ、今回に関しては、お店の対応と店長さんと店員さんの人柄にお金を払った感じかなあ。丁寧に話を聞いてくれたし、実に親切丁寧な態度。しかもミゼット2に対する知識も豊富だったから、そのことに対価を払ったと思えば納得かね。今後部品とかで相談することもあるかもしれないし、良いお店だからきちんと儲けを出して長く続いてもらわないとね。

ともあれ、ぬたりの元に新しい相棒が来た。使い方に制限がかかるにも程がある車だが、それでも新しい何かを見せてくれそうで、今から楽しみですわ。いやあ、駐車スペースがあり余る持ち家で良かったぜ。
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こんな感じで中古車買ったのよ そのいち

2019年06月02日 22時12分00秒 | 物欲
ぬたりはネットで中古車を見るのが好きで、珍しい車が高い値段で売られるのを見て「アホかい」と呟くのが好き。で、そんなあるとき、ぬたりの家の近く(車で10分くらい)の中古屋にミゼット2の在庫があるのを発見。そういえばぬたりはこの車欲しかったなあ、と思いながら詳細をクリックすると、あら、安いぞこれ。ぬたりでも買えるんじゃないか?
あわててミゼット2全体の相場を確認するも、そんなに安くはない。しかしながらぬたりが見つけたその個体は妙に安かったわけ。写真で見る限り程度もそんなに悪くない。
というわけで取るものも取りあえず見に行ってみた(おかあちゃんも同行した)。久し振りに本格的に見るミゼット2はまあまあの感じ。製造後20年も経つので細かい傷や疲れた部分は仕方ないが、案外室内とかきれいな状態で、使う分には使えそうな雰囲気。おかあちゃんの反対はあったものの、実際に購入の検討ができるんだ、という発見に心が躍る思いがしたもんだ。
興味が湧いたもんだから他の個体を見に行って、店員と馬が合わず盛り上がった気持ちに見事に冷水を浴びせられたりはあったのだが、それでも車を見るだけでも楽しいからストレス発散にはなるわな、とチェックだけはしていた。
なにしろ古い車なものでディーラーの認定中古車とされることはあり得ず、いきおい比較的小さい中古車屋さんを回ることになる。こういう所は木訥な人が多いのか、会話が弾まないことも多かった。古い車でもあるから、こちらとすれば細かい情報を引き出したいのだが、聞いたことしか答えてくれないとなかなか会話も弾まない。
そんなこんなで県内のとある中古車屋さんに電話をかけたときのこと、訪問希望の電話をかけると対応は女性の声。以前中古車屋の受付のねーちゃんの無愛想対応から、女性が出ると警戒してしまうんだが、ともあれ実際に店舗に訪問する。出てきたのは電話の女性。
ド茶髪のねーちゃんな。
うわこれどうだ? と警戒がマックスになったものの、おねえさん愛想に関してはとても良く、店長来るまでの間、ぬたりの話に合わせられる程度には知識もあった。その後出てきた店長さんもとてもフレンドリーでミゼット2の知識も豊富。ああ、中古車屋巡りって楽しいわ、と改めて思わせていただいた。置いてあったミゼット2は残念ながらぬたりの希望するものではなかったので購入には至らなかったが、どうやら群馬にも信用できそうなショップはあるんだなあ、と購入の後押しにはなったな。

さて、購入に気持ちが動いたぬたりは捜索網を県外に広げることにした。遠方の登録は余計に費用がかかるんだが、数が少ない中古車の場合はそうでもしないとなかなか良い個体に巡り会えない。実際、当時の群馬県内の個体は程度それなりで安いか程度が良くて凄く高いかの2択となり、そこそこの個体というものに巡り会えなかったしな。
んで、千葉県柏市に良さそうな個体を発見した。
ところがこれがおかしな個体。ミゼット2は一度マイナーチェンジをしているのだが、外観はチェンジ後の姿をしているのに内装はチェンジ前のもの、問い合わせてみたらエンジンもチェンジ前のものと判明。どっちやねん、という感じだったのね。
後で調べたら、外観をチェンジ後のものにする改造も案外簡単にできたらしく、これはそういう改造した個体だったというわけ。走行距離少なく程度も良さそう。んで、予算的にはギリギリ。んじゃあ見るだけ見てみるか、とぬたりは千葉県柏市に車を走らせた。
で、ぬたりが見に行った個体は素晴らしいと言って良い個体だった。走行距離が少なく、マニュアルや整備手帳も完備。お客さんが乗っていた個体を引き取ったとのことで、前歴や整備状況、使用状況も販売店がよく分かっている。事故歴もなく、結構きれい。しかも店長さんは大変フレンドリーでかつ丁寧。古い車を中心に扱ってるお店だから古い車の知識も深く、整備もお手の物。ここが整備して乗る車は安心できそうだ。
ホクホクで家に帰り実際の検討、おかあちゃんにも話をし、「もう好きにしなよ」と(一応)了承ももらった。実際に見ていくつか気になる点もあったので、もらった名刺のメールアドレス宛に質問を投げかけてみた。
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
仕事も忙しくなりつつあり、メールチェックもおざなりになりつつあったが、少なくとも返事はなく、しばらくこれで待ちぼうけをすることになった。
そしてある時、メールボックスをチェックしていたぬたりは、メールを送ったすぐ後に届いていた一通のメールを発見した。なにやら横文字の題名だったのでスパムかと思ってスルーしていたようなんだが、要約すれば「さっきお前の送ったメールはアドレスが正しくなくて届けらんなかったよ」と言う内容。宛先を確認すると名刺に書いてあるアドレスと完全に一致している。
名刺のアドレス使えないんじゃん。
慌ててお店のサイトの問合せフォームを利用。今回は返事は早く、翌日には返事が来た。
で、返事を一言で要約すれば「売れちゃったよ」というもの。実際ネット上から当該個体の情報は削除されていた。
これは凹んだね。お店も信用できそうだったし個体もよさそうだった。もうこんなの出てこないよなあというがっかり感は大きかった。
だが、一度火がついた物欲は静まらない。少し遠いが(関東地方外)程度がなかなかでしかも安い物件を見つけたので早速メールで問合せ。掲載情報だけでは詳細も分からないので、いくつか質問も添えてね。今回も回答は早かった。
「商談中につき回答は控えさせていただきます」

ガッデム。
(続く)
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