フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ひとつ積んでは母のため

2016年07月26日 22時16分16秒 | ぬたりさんのおうちづくり
と言うわけで砂利敷きである。

と言うわけも何も前置きも何もねえじゃねえかというツッコミはさておいて、一戸建てのお家とは切っても切り離せないのが庭である。好むと好まざるとに関わらず、法律上、建ぺい率というものが定められており、家を建てれば当然建物以外のスペースが生じ、そこは庭になる。
そして土の庭には雑草が生い茂るという事でな。
家を建てたという安心感とローン支払の想像以上の苦しさで、ついついあれこれが先送りとなっており、庭をどうするかも決まらずに土の地面のままにしていたのだが、庭の草むしりというのはちょっとでも先送りするととんでもない状態となってしまう訳なのですな。いやあ、成長が早い早い。
で、この育ちきった雑草を処理しながら、そのあまりのつらさに雑草の根絶を誓ったわけである。

庭を綺麗にするのに芝生を張るという手もあるのだが、これは雑草に関しては実は何の解決にもならない。草むしりの手間はそのままだし、芝生の手入れと言う新たな手間も加わるのでぬたりは検討すらしなかった。全面舗装というのが雑草根絶には一番良いが、予算がかかる。
この結果出てきたのが砂利の敷きつめという訳である。これもお金はかかるが、舗装よりは安いし、なんなら素人でも手を出しやすい。
だが、手は出しやすいと言うだけで、実際の作業は大変である。ぬたりんちの庭は道路に向けてわずかに傾斜しており、そのままでは砂利が流れてしまう。庭を完全フラットに掘り下げるとなると流石に素人の手には余るので、道路沿いのみを10センチくらい掘り下げ、流出しづらくした。まあ、傾斜してる以上、完全に流出を防げはしまいがな。そんな程度しかやらねえのかよ、もっとちゃんとやれよ、とお思いの人は7メートル×1メートル幅で10センチ掘り下げ作業をやってみたら良い。相当にキツいぜ。
さらには砂利ってのはそのまま敷いても土に食われるし雑草も大して防げない。なので下に除草シートを貼る。一応ホームセンターで一番高いのを買ってきた。こういうとこに金を惜しんじゃいかん。
さて、ここまで来て砂利であるが、住宅会社から教えてもらって、小売対応してくれる資材屋さんから1トン×2の砂利を購入。当然配送もしてくれたが、家の前に置かれた1トンの砂利入りのデカい麻袋2つ。
どうやって撒いたら良いのこれ?
まあ、考えるより体動かせ、がこの手の作業の鉄則。15リットル入りのバケツ(コンクリ作業も可能な丈夫なやつを買っておいたのは先見の明があったな)で、ちまちま撒く作業の始まりとなりましてね。まあ、1回10キロ運ぶとすれば、2トンならたかが200回運べば運びきるという事でな。


と言うわけで、庭全体に砂利を撒ききった。ちょっと変わった色してるのは、これが瓦(植木鉢)チップだからなのね。粒もそこそこ大きいので比較的流出しにくいし、雰囲気もなかなかに明るくなる色なのでこれをチョイスした。

拡大すると風合いが分かるかしら。
そんな感じで体中の筋肉痛と闘いながら過ごす今日この頃、住宅会社からメールが届いた。
「砂利の砂利敷きとか興味ありますか? 面積的に〇万円でお受けできると思います。」
遅えよ。(しかもぬたりの施工の材料費とそんなに金額違わねえぞ)
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なんということでしょう

2016年07月17日 11時53分51秒 | ぬたりさんのおうちづくり
おかあちゃんのお友達が遊びに来ました。
引渡しから8ヶ月を経過しようかという昨今、新築ホヤホヤと言うわけにはいかないものの、まだ新しい部類のぬたり宅。見て回る分にはまだまだギリギリ新しい家と言って良い感じではあるな。おかあちゃんの方は、これで3回7名の方がお家見に来ましたね。
まあ、ぬたりの方は1人しか来ないというのがぬたりの友達の少なさを反映していて何ともねえ(TT) まあ、人脈なんてある程度狭い方が良い、が信条の最近のぬたりなのでそれ自体は別に良いが。人生、少し寂しいくらいがちょうど良い。

んでまあ、おかあちゃんのお友達の感想というのが「実におかあちゃんっぽい家」でしてね。
まあこれは実際そのとおり。ぬたりの希望はわりかしピンポイントなので、あんまり目立たないのね。
ぬたりの家の間取りを示せば、5LDKにトイレ2つ、となる。こう書くと豪邸のように思えるが、4畳半の部屋2つと2畳程度の小部屋一つ含んで5部屋であるので、実際の広さは大したことはない。
で、このうち4畳半2部屋とトイレ一つがぬたりの受け持ち。ここに関してはおかあちゃんの希望は全く入っていない。ぬたりが壁紙等を決めている。
が、これ以外の部分は全ておかあちゃんの何らかの意向が反映されている。もちろん二人で話し合った部分もあるが、意見とすれば断然おかあちゃんの方が強く反映されている。外見に関しても「こんな風」という写真を見つけてきたのはおかあちゃんだ。玄関を開けて、玄関室~リビングダイニング~キッチンと、我が家の一番目立つ箇所もほぼおかあちゃんの希望どおりにまとめているから、そら「おかあちゃんっぽい」印象になるわな。
おかあちゃんの好みが全体的に淡い感じで、家自体の印象も全体的にそうなんだが、ぬたりの選択した箇所だけは渋めの感じにしようと頑張った。正直自分のセンスというものを全く信用はしていなかったが、どうにか見られるくらいにはなった感じではある。自室の木目調の壁紙はおかあちゃんのお友達の女性陣から「渋いねえ」と言って貰えてる。


また、見に来た人のほとんどは気付きませんが、押し入れスペースの奥の抜けに用いた紺色の壁紙も自分とすれば満足。


アップで見ると渋さが分かるよ


あとはねえ、2階トイレの壁紙がこだわりでしてね(以下の写真一応閲覧注意)

写真でどこまで伝わるか分かりませんが、和柄を用いて落ち着いた雰囲気を演出。この色の名前を「浅葱色」と言います。
・・・去年のあなたの思い出がこぼれていたり、わずかの間に年老いて寂しそうだったりしませんよ。僕もうさだファンじゃない(以下略)
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水洗式汲み取り

2016年04月22日 21時39分03秒 | ぬたりさんのおうちづくり
さてさて、先日、浄化槽検査の話にちょっと触れたが、ぬたりんちは合併浄化槽地域に位置している。公共下水道なんぞ整備されていない。
せっかく群馬県下で一番人口の多い関東と信越繋ぐ街(仮称)に引っ越してきたのになあ、という話はあれども、じゃあお前もっと中心部に近いとこに住めよ、と言われて終わりでしかないな。何しろぬたりんちからは、隣の市との境界となる場所が目視できるぜ。そのくらいの周辺部に位置している。
で、合併浄化槽と言うものは、設置したら法定検査を受けねばならない。これを受けてその費用を払ったのがその時のネタだったわけである。
で、この検査の結果が「要改善」だったりしましてねこれが(おい)
と言っても設備的に問題があったわけではない。清掃・点検業者との契約がまだ済んでいなかったのである。故にここ部分についてのみの改善が求められたものである。
何故まだしてなかったかと言えば、新居の様々なライフラインの中で、これのみ住宅会社が代行してくれなかったんである。担当者からはwebタウンページの該当リンクだけ張られたメールで「このあたりの業者といつか間を見て契約して下さい」と連絡をもらっただけでね。
で、人間というものは「いつか間を見て」というものはつい先延ばしにするもので、先延ばしにしたものはいつの間にか忘れてしまう生き物である(のか?) おかげで点検してもらうまですっかり忘れてたというわけ。
さすがに法定点検で指摘されたら動かないわけにはいかない。とりあえず市役所のHPも見てみたら、業者一覧があった。とりあえず一つの業者のHPを見てみると、問い合わせフォームとかもあった。そこで、フォームから問い合わせてみた。しばらくしたら返事があった。
「当社では緊急時対応の関係上、お客様の地区は対象としておりません。お客様の地区は○○社が対応しているかと思います」

市役所と浄化槽業者のHPともに、全くそのあたりのことは書いてありませんが。

教えられたところに連絡とったら契約にはなったが、地区割で業者の分担が切られていて、こっちに業者の選択肢は基本的にはないんだから、市役所にせよ業者にせよ「この町あたりはこの会社あたりがテリトリーですよ」と表明してくれんもんかと思うわ。まあ、業界の暗黙の了解みたいなもんかも知れないが。
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プロが撮影するとどうなるのか? ぬたりさんち編

2016年02月20日 22時56分36秒 | ぬたりさんのおうちづくり
ぬたりさんち編も何も、ぬたりんち以外をネタにする予定はないんだが。





以前ちょっとネタにしたんだが、住宅会社のサービスで、プロによるぬたりんちの撮影が行われて、こんなこじゃれたアルバムになってきました。
で、撮影データもまるまるいただけたので(その数400枚以上)、このアルバムに掲載された写真を中心に、プロの腕で見たぬたりんちをご覧いただこうかと。


表紙を開くとこの写真。当日撮影開始時はいい天気でした。ちなみにこれは近くの園芸屋のガーデニングコーナーで、ほこり被ってたのを発掘してきた。


これはアルバム採用にはなっていないんだけど、玄関を素直にとらえた写真。この中では、玄関灯とベンチ、奥のサイディングがぬたりの選択。


玄関脇の外水道。少し水出すあたりがプロの演出かね。うさぎさんです。


玄関ルームの中は100%おかあちゃんの趣味。この鈴もいつの間にか買ってきてぶら下げてた。


リビングの吹抜けを見上げアングルで。広角は使ってたけど魚眼ではなかったっぽいから、デジタルフィルターなのかも。


そういえば、キッチンは今まで全くブログで取り上げてなかったな。もちろんここにぬたりの意見は全くないし、口も出していない。


和室。こう撮るとホームセンターで買った安物のこたつとは思えんな。


1階トイレの手洗い場。実はこの写真は住宅会社のインスタグラムに採用されてたらしい。住宅会社のプロの琴線にも触れたらしい。ちなみに言うまでもないが、ここにもぬたりの意見は一切反映されていない。


前回のネタでも触れたが、本来空き部屋を即席でギタールームにしたもの。これもデジタルで魚眼化してるっぽいな。



ギター部屋の写真はこんな小さい写真が載ってた。ギターはよくぞマーティンをのっけてくれたもんだ。手持ちで一番高いもんな、あれ。


そしてぬたりの部屋。ウクレレ、(今時)デスクトップパソコン、ぬいぐるみ、そしてムンクさんと、ぬたりの要素がたくさん詰まった写真になったなあ。


そして吹抜けに面した2階廊下と大型シーリングファン。プロが撮っても実際の大きさが伝わらないのな。

こんな感じ。総じて「プロってやっぱ大したもんだ」と思う写真ばかりでしたわ。
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さあ、俯瞰目線だ

2015年12月20日 22時40分22秒 | ぬたりさんのおうちづくり
さてさて、ぬたりは新居を建てて浮かれまくっているわけだが、とにかく万々歳という訳にもいかないのはお金のない家造りをした身の宿命。予算の関係で削った物も多く、そういったものから来る弱点もぬたりんちは抱え込んでいる。家造りとかで情報収集をする人に対しては、実はそういう情報こそが重要だったりもしますね。
と言うわけで、今後家を作る方のために今のところ感じるぬたりんちの弱点を列挙しておこう。浮かれてばかりだと印象も良くないしね。

そのいち 寒い
4畳半分の大規模吹き抜けは実際開放感は半端なく、坪単価からも2階の解放部が除かれるから予算的にもほんの少し節約にはなったが(吹き抜け施工の追加料金はあったから、最終的には大した額じゃないが)、どうしても暖かい空気は上に逃げる。この場合、通常床暖房をつけるなり、家屋全体の空気循環の工法なりを用いるのだが、そんな予算はなかった。でまあ、天井つきの部屋に比べると、引っ越し当初は正直寒かったというわけ。20畳対応のそれなりの能力のエアコンと大きなシーリングファンの併用により、寒さに関してはかなりの改善を見たのだが、はてさてランニングコストはいかばかりか。想像するのはちと怖いな。

そのに 複雑な導線
三角地(に限りなく近い形)に建つぬたりんちは、それなりに工夫して各部屋を配置せざるをえず、各所がオフセットしている。このためリビング奥の廊下が階段状に折れ曲がっている。

また階段に至っては180度の方向転換をする形。

導線を考えた場合、方向転換は出来るだけない方がスムーズに人間は動けるのだが、この点は、変形地に建てる以上どうしても犠牲になった。これは図面の段階から気づいてはいた。
ただまあ、階段状の廊下は斜めに突っ切ればいいので、使ってみればそんなに不都合は感じなかったが。階段は・・・まあ、なれれば何とか。

そのさん 収納の不安
正直、納戸がもう一つ欲しかった。屋外の物置を買ってくるつもりではあるのだが、階段下収納やウォークインクローゼットの収容能力が色々とやりくりした結果イマイチになった。今のところ各所の物置やクローゼットを活用すれば足りないと言うことはない(まだ現状は余裕はある)のだが、今後、ちょっと不安だわね。

そのよん 凡ミス2連発
ぬたりんちの1階は、リビング→ダイニング→キッチン→パントリー→脱衣所→廊下→リビング、という回遊動線となっている。この脱衣所に関して、電気スイッチを廊下側の入り口にしか設置しなかった。パントリーから入ると電気がつけられないのよ。パントリーの電気つけて戸を開ければ中は見えるんで問題はないけど。
あと、この脱衣所の戸には両側ともに鍵がついていない。夫婦二人で住んでる分には別段いらないが、お客が来た時とか、子供が出来たら、とかと考えると、ちょっとこれはどうだろうなあ、という感じ。

そのご 使いづらい脱衣場
脱衣場の話が出たが、実はここがぬたりんちの様々な妥協のしわ寄せがもっとも集まった場所。細かく説明するよりは図面を見ていただいた方がいい。

まず服をどこで脱ぐのさ。洗濯機の前で脱ぐと風呂が遠いよね。洗濯機は階段下に押し込められたため、3方が囲まれていて、正面からしか出し入れが出来ない。更には脱衣所と風呂がオフセットしていて、風呂への出入り口は、なんと脱衣所入ってすぐ。風呂出た後、着替えるのはこの場所になるが、目の前は壁でやや狭く、これはさすがに使いづらい。これはもう対応策もなく、慣れるしかない。

そのろく 掃除どうすんのさ?
吹き抜けの2階部には窓が2つあり、この窓は採光のためには欠くべからざるもの(実際室内がかなり明るい)なのだが、ここに触れる手段がない。どうやって内側を拭くんだよ、という回答が実は用意されていない。柄の長いモップ(その長さ、約2.5メートル)かなんかで拭くしかないのが現状。
キャットウォークを設けようかとも思ったのだが、様々な事情により(主に予算)ついに設置出来なかった。うーむ。

こんな感じ。勘違いしてもらっては困るが、ぬたりの家造りは失敗では無かったと思っている。様々な制約がある中、かつ、ぬたりのどこか抜けた性格で、よくぞここまで作れたもんだと満足はしているのよ。実際、一から作ってこれなんだから、建売なんか買った日にはどんだけ不満が出てきたかと思うと、ちょっとそれは恐ろしい話だわな。
家を建てた人なら頷いてくれると思うが、100%満足な家造りって多分ありえない。必ずどこか「失敗したなあ」と思う個所は出てくるはず。それをもって、あれこれ思い悩むこともあるだろうし、ぬたりも既に「あれれ?」と思うところは出ている。でもまあ、ぬたりは、今こう思っている。
あの時、家を建てようと決断しなければ、もっと後悔している。
あんな風な家が建ったのかなあ、とアパートに暮らしながら思う事は、心底願い下げだからね。
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さあ! 新居自慢だ!!!!

2015年12月19日 12時23分52秒 | ぬたりさんのおうちづくり
さあ、お待たせしましたよ皆の衆。ぬたりの人生最大の物欲ネタ。新居を写真とともに公開していきますよ。
・・・お前の家の自慢をされてもこっちはちっとも楽しくないよ、と言う皆様の声は聞こえてくるんだけれども、大丈夫だ。
ぬたりは楽しいから(おい)

特徴その一 玄関室

ぬたりんちは玄関をこのように3方囲んでいる。雨の日も風の日も、風雨を気にせず鍵を開けたりポストの中身を確認したり出来る。南向きなのでベンチに座ってひなたぼっこも可能(ベンチは計画当初からのぬたりの希望)。防犯上の懸念を言う人もあるだろうけれども、上州の空っ風なめんな。冬玄関先に立ってるのがどれだけキツいかと言う話ですよ。
ドアの色は無料で塗り替え可能(プランに含む)だったので、迷いに迷ってこの色(薄めのグリーン)に。


特徴その二 多様な灯りの数々




全ての部屋、と言うわけにもいかなかったし、それをする意味も無かったので(寝室とかにはお客は入らないし)ダウンライトのみの部屋も多いけど、人目につく場所についてはこんな感じで色々灯りをぶら下げている。高そうに見えるかも知れないけども、プラスチック製の灯りも多くて、実は見た目ほど高くはないんですな(高かったのも中にはあるよ)。

特徴その三 数多い小物
そういうのに強い会社なもんで、あれこれついてます。
スイングドア

ステンドグラス

飾り窓(枠のみ)

古材(フェイク)

外水道

ベランダの手摺もちょっとひと工夫



特徴その四 四畳半分の大吹き抜け

作った後に後悔する「やっちまった」設備の代表格、吹き抜けですけども、ぬたりんちはリビングの頭上に四畳半分という大風穴がぶち抜かれております。当然否定的な意見はあるし、実際そのとおりな部分はありますが、文句なしに気持ちいいですし、文句なしに明るいです。


特徴その五 巨大シーリングファン

前述の大開口吹き抜けに対抗する手段がこれ。狙ったわけではなく、たまたまのメーカー在庫を安くしてもらっただけなんだが、つけてみたらやたらでかかった。でかいだけあってそれなりのパワーがある。写真じゃわかりづらいけど、直径1.7メートル超のファンってのは実際に見ると相当よ。


特徴その六 おしゃれ(?)な外観

ぬたりに自覚はないんだが、とにかく近所にあいさつに行った時、対応に出てきた奥様連中が数人「あのおしゃれなお家ですね!」と言っていた。ぬたり的にはまあ、センス悪くはならなかったな、程度なんだけども、女性受けする外観なんですかね?
ぬたりんちの最大の特徴は裏からの見た目。

階段状になってます。
三角地(に限りなく近い)であるぬたりんちにきっちり各部屋を配置するアイデアだったわけだが、だったらそれを外観上のアクセントにしよう、と言うのが設計者の意図。



さあさあ、みんな見においで。そして盛大に世辞を言って帰る事ね。これは義務な(おい)。
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萌え・・・ないわ。

2015年12月13日 22時43分36秒 | ぬたりさんのおうちづくり
さてさて、ぬたりは土地と家を買うという大きな行動に出た。おそらくは一生に一度のことだろう。

ところで、土地を探すのに一つぬたりが念頭に置いたのが、比較的新しめな分譲地を探す、ということ。
良いことなのか悪いことなのかの判断はさておいて、古い住宅地でコミュニティが既に出来上がっている場合、全くの新参者に対して、全くのウェルカムということはあまりなく、こちらとしても完成されたコミュニティに入っていくのはなかなか大変。その点、新しめの分譲地であれば、そもそもみんな新参者。コミュニティに入っていくのも比較的楽だし、受け入れる側も自分たちが入ってきた時のことを思い出してもらいやすいから、ウェルカムになりやすい。
もちろんそれぞれに善し悪しはあるので、古い住宅地が全く駄目で新しい住宅地サイコー! とは一概には言えないのだが、コミュ障のきらいがあるぬたりとすると、この点はそれなりに重要なことだったのよ。実際、ぬたりが選んだ分譲地は2年前あたりからの分譲で、グーグルの空中写真とか見てもあんまり家が建ってないくらい。
で、このあたりは元を遡れば広大な田んぼ地帯。今でも広い田んぼが広がっているが元々は人が住んではいなかった。町名での区割りと言うことであれば、町の公民館等、いわゆる昔からの集落の中心部からは相当の距離がある。そして問題(?)はそこにあった。
(?)としたのは、一時期は頭を抱えたもんだが、一応それなりの解決は見たのでね。一時期頭を抱えた問題とは小学校の校区の問題。市役所のHPで、町名を元に校区を調べていくと、小学校がかなり遠い事が判明。その距離は約4キロ。市内には小学校を選択できる地区もいくつかあるが、ぬたりんちの町の記載はなかった。子供はまだいないし出来るかどうかも分からんが、これはかなりな問題である。なにしろぬたりんちの近く(1キロもない)には別の小学校があったからね。ここに通える、と何の疑いもなく、何の根拠もなく思い込んでいたのよね。
で、その問題は解決を見た。結論から言えば、ぬたりんちからは近い方の小学校に特に選択とかもなしに通える。カラクリは町内会の区割りだ。
校区はあくまで町内会ごとに分けられている。普通、住所地の町名と町内会の組織は同じであるのだが、ぬたりんちのある分譲地と、住所地の町は、行政区画上は同じ町だが生活圏には大きな断絶がある。前述のように元々は広大な田んぼ地帯。昔からの集落までには相当の距離がある。故に町内会は距離的に近い隣町の組織に所属するという形となっている。所属町内会は隣町な訳だから、隣町の校区である近くの小学校に我々も通える、と、こういうことになる。
これに関しては、知った時は心底ほっとした。いや、子供はいないから(いらないという積極的な意思はないが、さりとてどうしても欲しいとも思わない)当座問題はないのだが、ほっとしたことは確か。いやいや助かったわいという安堵の気持ちのぬたりではあったが、住民票と所属町内会が違うという多少イレギュラーな形は、結局ちょっとした不都合という形で顕在化した。
ごみステーションが遠いのである。
ほぼ全戸埋まった分譲地であるし、近所は住宅地になりつつある。だから燃えるごみの集積所は近くに存在している。うちからも見える程度の距離で、歩いても1分とかからない。ああ近いねと思っていたら、町内会の班長さんに「あそこは燃えるごみ置き場ね」と言われて初めて気がついた次第。
燃えるごみ以外のごみを出すステーション。それは当然所属町内会の集落の中にある。いかな近い方の町の町内会に所属しているとは申せ、隣町の集落とはそれなりの距離がある。ぶっちゃけ言えば、ごみを抱えて歩ける距離じゃないわけさ。やれやれだわなあ。

と言うわけで、小学校の校区という、将来出来るかどうか分からない子供の問題は良い方にに解決したかわりに、燃えないごみという、今後継続的に発生する事については地味に問題を抱えることになっちゃったわけさ。

プラマイで言えばマイナスの方がでかいかなあ、これ・・・。
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家造りを終えて 今の正直な気持ち

2015年12月04日 22時23分01秒 | ぬたりさんのおうちづくり
まあ、本当の終わりはローン払い終わりの時な訳で、そんなんはまだ20年は先の話。だからあくまでもプロローグの終わり程度にしか過ぎないんだけども、それでも一段落と言うことで、今の気持ちをまとめてみようかと。

とは言え、感想とすれば「家造りってホント難しいですわ」に尽きる。ぬたりは値段を売りにする住宅メーカーにはハナから懐疑的(建てた今も変わらない)だったのだが、さりとて予算に余裕はない、という、非常にきつい条件での家造りとなった。
値段の話が出たが、住宅というのは基本的に阿漕なメーカーというのはそうそうない(昨今話題の杭の話とかはともかくとして)。高いメーカーから安いメーカーまで数多いが、高いには高いなりの、安いには安いなりのちゃんとした理由がある。で、この高い理由安い理由がメーカー選びを余計難しくしている。
ぬたりが建てた家にしても、住宅会社の一番安いプランではあるんだが、一つ上のプランとカタログ表示どおりの値段差は発生していない。上のプランにはタダでついているものが下のプランでは別料金、というのは当然のこと。こういうのを含んで計算していくと、値段差は案外埋まってくる。もちろん上のプランで建てるよりは安くなっているのだがね。
これは会社ごとにも言えること。ぱっと見高くてもあれこれとプランの中に含まれていれば最終的には安くなるし、パッと見安くてもあれこれとオプションで付け加える必要があれば最終的には高くなる。こんなん考え始めたらキリがないわ。
そんな中、まあこんなもんでしょ、というくらいの家は建った。正直お値段は、ぬたりの収入に見合うか否かは今後支払の中で判断するしかないが、かなり安く仕上がったと自負できる。大きな支払は終わり、土地の取得と建築にかかった総費用はほぼ出ている。ぬたりんちのすぐ近くにそれこそ値段を売りにしている会社の新築建売分譲地が出来たが、そことの金額差はおおよそ500万円~200万円。ぬたりんちが諸々諸費用含んだ金額に対して、向こうは素の売り出し金額のみ。家を建てた人なら分かろうが、この程度の金額差は家を建てる諸費用とすると、あって無きが如し。それで注文住宅が出来たんだから、これはめっけもんでしょ。三角地(しかも分譲地最後の区画でバーゲン価格)をあえて選ぶとか、細かい設備の必死の検討とカットとかしつつ、出来るだけちゃんとした家にしようと色々頑張ったんだから。それでもあちこちに遊びを入れられたしね。建売やパターンが決まりきっているメーカーではこうはいかない。

でもホント、楽しかったな。あーでもないこーでもないと、形や色や設備を、無い頭回転させて決めていくって、ホントワクワクした。もう1回やりたいとは思わないけど、注文住宅を建ててよかったですよ。いや、ホントに死ぬほど悩んだけれども、ホントに楽しい。皆もやってみんか?

で、群馬県で家を建てたい方。折角の機械ですし、ぬたりが建てた住宅会社を紹介するんで、是非ぬたりにご一報くださいませ。いや、決してご紹介者様には関連会社のポイントプレゼントキャンペーンとか、ぬたりが建てた会社はそんなものやってませんからね!(おい)
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ここからもまた長いが

2015年07月06日 22時02分40秒 | ぬたりさんのおうちづくり

さて、おうちの上棟である。
つーてもまあ、昔のように屋根の上からお菓子だとか小銭だとか撒いたりはしませんでしたが。個人的には面白いかなあ、とも思ったんだが、全くもって見知らぬ近所さんに呼ばれても、周りの人が逆に気を遣うだろうしね。後はほれ、予算がなあ・・・。
かといって全くやらない、ってのも(今は多いらしいが)、これから何十年使う物を建ててくれる大工さんに失礼な話。このため、当日ぬたりが提供したのは
・休憩時の飲み物とお菓子
・お昼にお弁当
・夕食用に弁当、赤飯、1合瓶で日本酒
こんな感じ。
んでまあ、儀式にしても簡単なもの。

写真のような祭壇ちっくなものの前で2礼2拍手1礼。その後に建物の4隅に写真の酒、米、塩、水(水筒の中な)を撒いて、関東一本締めして終わり。その後はその場にいる全員で乾杯して(格好だけね。みんな車だから飲めん)一切合切終了。ネタになるような出来事も特になかったな。
にしてもまあ、ホント柱だけは簡単に建っちゃうのね。まあ工場で仕上げ済な訳だから、この場でやるのは順番どおり組み上げるだけ。ツイッターで「素人のストレート組みのプラモかよ」とは言ったけれども、ランナーから切り離す手間とデカール張る手間がない分、考えようによってはプラモより楽だわな。
それにしても、だ。10時に飲み物とお菓子を持ち込むと、そこには組み上げられた柱とこれから組み立てを待つ木材が並んでいた。そしてその木材には逐一「ぬたり邸」のラベルが貼ってある。
・・・ああ、これらの木材を全部俺が借金して買ったんだなあ。
とにかくまあ、尋常じゃなく胃が痛くなった。これまでは物理的に大きな買い物って車くらいしかなかった。ところが今回はこうして物理的な迫力でぬたりに借金のプレッシャーを与えてくる。もちろん楽しみである。これを今後は自分が好きに出来ると思えば心は激しく躍る。
けれどもそれに比例して、もうホント胃が痛いことこの上ないわなあ。

・・・ダレカタスケテー。
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ギャンブルは 人生の 喜び 悲しみである

2015年05月30日 13時48分19秒 | ぬたりさんのおうちづくり
さてさて、更地となっている土地に建築物を建てる際に、避けて通れないギャンブルがある。
地盤調査である。
家建てる気がない人には縁のない話なので少し説明するが、建築物を建てる際にその地面の下が軟弱地盤の場合、これを基準に合わせた形で地盤を改良しないといけないんである。
そうは言ってもすべてほじくり返して調査するわけには行かない。ポイントを決めて掘るにせよ、どこでもいいとなれば出来るだけ頑丈そうだから、ってんで敷地の隅を掘られても調査してる意味がない。故に建物の図面が決まったら、それに合わせて掘る場所は決められる。こちらで場所は選べない。
で、こんな感じで掘った場所にだけたまたま軟弱地盤があったとしたら改良工事が必要になるし、逆に掘った場所だけ堅ければ、掘ってないその他の場所がどんなに軟弱でも地盤改良は不要となる。まさにこれはギャンブルの域。まあ、その後の地震だなんだの心配は置いておいてね。
さてさて、ぬたりの土地である。はっきり言うが、住宅会社の担当も「多分かかる」という立地である。川も近いしそもそも地目は「田」である。まあ田と言っても相当前からパチンコ屋の駐車場となってましたがね。故に担当さんもあまり気楽には考えられず、当初の資金計画から地盤改良費として80万円超が組み込まれていた。多めには見積もってるらしいが、最近は数十万円はザラで、改良不要って話は相当にラッキー、ということでこんな計画になっていたわけ。
家を建てた他の人の地盤調査の結果がどんな感じなのかの情報収集はしていないので、「東日本大震災を経た今、改良不要はラッキーでだいたいはなにがしかの改良が必要になる」というのが、単にセールストークなのかどうかは分からんが、いずれにせよぬたりも地盤調査というギャンブルを経験した。まあ、上記のような状況なんで諦めてはいたがな。
そして調査の結果がぬたりの元に届く。気になる結果はというと・・・
地盤改良、必要なし。
ほぼぬたりの勝利となった。まあ、別にぬたりが何したわけでもないから、ギャンブルに勝ったわけじゃなくてたまたまなんだがね。ぬたりがギャンブルで会心の勝利を納めたのは、第60回オークスでのウメノファイバー勝負(東京では走る馬だったので賭けた)、第43回有馬記念でのグラスワンダー-メジロブライト1点勝負(グラスは右回りなら無敵と思った。ブライトはステイヤーだから有馬と春天だけは走ると思った)くらいなもんだしなあ。まあ、有馬はエアグルーブの落鉄がなきゃどうなってたか分からんが。

競馬の話はともかく(最近は馬券を買ってすらいないし)、とりあえずのギャンブルには勝ち、資金計画から80万円程度のウェイトを軽くすることが出来たぬたり。今の正直な感想は、なんとか予算内に収まる目処が立ったかな? ということでな(おい)
だって、この資金計画自体かなり緩いもの。パッと見た感じ、今後30万くらいはこの資金計画からは余計にかかりそうだし、既に10万単位で予定外の出費を強いられている。資金計画とはあくまで計画に過ぎないので、それより余計にかかるのは当然の話だからこの計画作った担当さんが甘いと言うつもりはないが(むしろあれこれ考えられてる資金計画なので褒めていいくらいよ)、実際地盤改良がなくなったおかげで息継ぎが出来た程度の話だわね。
・・・あれれ? 担当さんからのメールに続きが。
「軟弱地盤はあるみたいですが、ベタ基礎の工事を行うことにより、地盤工事を行わなくて済みます」
・・・詳しい打合せは次回なんだが、そのベタ基礎とやらに追加工事費がかかるとか言うことはないんでしょうかねえ・・・
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