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つーことでPS2購入である。
お前今更、しかも初期型かよ、の話はあるんだろうが、とにかくぬたりはゲームやりたかったんじゃなくてみんゴルやりたかったんである。PS3のみんゴルが劇的な進化を遂げているならまだしも、基本的にやることは変わってない。なら安いハードの方が良いわけよ。
とは言え、PS2というのは12年も生産され続けた長寿ハード。生産が長いということは評判も良かったということとほぼイコールで、とにかく中古品の相場が高い。PS3が初期型以外はPS2の下位互換をオミットしたのも大きかったかな。
個人的にはゲームができればそれでいいんで、ジャンク品を漁っていたのだが、置いてあるのは「ディスク読み取り不可」とかの本物のジャンクのみ。結局はそれなりの値段を払うことにはなった。まあ数千円だが。
で、本体はそんな具合なのにソフトの方はもはや捨て値。いや、そんなに数が出てなかったり今でも評判のソフトあたりは値段がついているが、みんゴル4なんてPS3で5と6が出てるからもはや売る気もなく、お値段たったの100円。安いジュースくらいの価値しかない。ぬたりは当該店の割引券を300円分持っていたのだが、割引券が使いきらないくらいの値段しか付いていなかった。もうこんな古いソフト買う人もいないんでしょうな。
しかし結局PS2を買いなおすなら、後生大事に取ってあった「ガンパレ(※1)」とか「ICO(※2)」とか「serial experiments Lain(※3)」とかをとっときゃよかったじゃん、というのは思わないでもないんだが、さりとてのんびり一人でゲームやってるということもなくなっているので、とっておいてもプレイする機会はそうそうないんだろうなあ、ということですね。
ところで、ぬたりが持っていた割引券は、過去に同じ店で行ったヲタ関係物品の売却の時に紆余曲折があってもらったものなのだが、おそらくその売却物品と思われる「くまうた」を今回買い戻す。このトンチキなソフトだけは手元に置いておきたかったので。ただ、「盤面にキズあり」とか書かれてて「これの元の持ち主ディスクの扱い荒いんだよプププ」とか言われてるようでなんだかもんにょり。
さ、みんゴルみんゴル。
※1(正式名称「高機動幻想ガンパレードマーチ」)
ぬたり界隈では「ご存知」の作品。人工知能を謳う「人口無能」を搭載したとんがったソフト。AIキャラクターどもは敵にバンザイ突撃をかますわいきなり後ろからナイフで刺すわとプレイヤーの足を引っ張りまくる。煙に巻かれた世界観は当時はミステリアスな感じだったが、同じ世界観を持つ「式神の城」あたりから「分かりづらい」「自分の世界に酔ってる」と気付かれ始め、「絢爛舞踏祭」「ガンパレードオーケストラ」あたりで完全にそっぽを向かれた。
もっとも、当時この作品を絶賛してた媒体が、知る人のみしか知らない「ゲーム批評」のみであったことからも、とんがり具合は推して知るべしなのだが。でも面白かったんですよ、これ。
※2
ヨルダを手をつないだ時の「ぶんるる」というコントローラーの振動に感動を覚えたのは私だけではないはずだ。コントローラーの振動機能をあそこまで劇的に使えた例はそんなにはないと思う。世の中にはやはり才能を持っている人がいるもんだ。音楽や雰囲気がとにかく素晴らしいの一言。
※3
初代PS有数のプレミアソフト。16年も前のソフトなのに、今年の春、ぬたりが売却した時の買い取り価格は怒涛の6700円。原価を楽々超えている。
同名のアニメを見た人間は「あの作品どうやってゲームにするの?」と疑問に思っていたようだが(ぬたりもそう)、アニメのゲーム化ではなく「メディアミックス作品」ということで、パラレルワールド「的」な扱いでゲームになっていた。まあ作品自体が結構色々な形で解釈ができる設定なんだけどね。
ちなみにストーリー的な評価はともかく(それなりの衝撃のラストが待ってる)、操作性は激悪。とにかく重いので、正直プレミア出してやる価値があるかどうかは微妙だと思うが。