多少悩みはあったものの、結局は購入しました華ちゃんのニューアルバム「プリズム」。
とは言え、結婚を機に結構趣味的なことへの興味が薄れたのも確かでね。なにしろ結婚してからこっち、やっぱり人生にとっては大きな転機なもんで、そうそう趣味にうつつを抜かして日々を過ごすという事は出来なくなったので、これはもうしょうがないよね。華ちゃんのライブにしたってもう何年行ってないんだろう?
そんな感じで、「いくつかバージョンがあるうちのどれを買うか? いや、そもそも買うのか?」という多少の悩みはあったものの、買うとなると、やっぱりポニーキャニオン通販限定の一番の豪華版を買っちゃうあたりが、やっぱり今一番贔屓にしている歌手であるってことを示していますわね。
アルバムの感想はと言えば、正直、上記のようなぬたりの個人的な状況もあり、かつてのようなハンマーで後頭部ぶっ叩かれるような衝撃というのは得づらいわねえ。のんびり2時間くらい1枚のアルバムに浸れる時間が出来れば少しは違うのかもしれないけども、何しろ今は家造りも大詰めだから休日でもあれこれとあるんだよねえ。
まあ、アルバムは寝かせれば良くなることもある、ってのはさださんが教えてくれたことだから、アルバムの最終的な感想はもう少し先送りしよう。新居への転居も落ち着けば音楽にゆっくり浸れる時間も出来てくるだろう。
ただ、この豪華版にだけ付いてくるスペシャルCD。「10年振り返り、弾き語ってみた~マニアック編~」は面白かったなあ。これまでのアルバムから1曲づつ、思い出を語りながらアルバムとは別アレンジで弾き語ったもの。これがなかなかに新鮮だった。アレンジの違いもさることながら、「こんな時はこんなだった」という語りが、生々しくも興味深かった。ああ、やっぱりこの人もいろいろ思い悩みながらやってるんだなあ、という当たり前のことを改めて思い知ったわ。これだけ歌を生み出せるんだから、音楽的な才能はあるんだろうけど、だからと言ってすべての面でそつなくこなせるほどのスーパーウーマンではないんですね、やっぱり。
さださんに関しては「飽きたんだろうなあ」という自己分析は出来てて、華ちゃんに関しても、当たり前の話ながら、ファンになりたての頃ほどの衝撃は最近得られていなくて、ひょっとしたら飽きかも、という恐れは我ながら持っていたけど、いやいや、まだ見切るのは早いね。まだまだ華ちゃんから衝撃をもらう可能性はありそうだ。
・・・とは言え、今ならそれこそ「結婚しました」クラスの発表でももらわないと衝撃は得られないんじゃないかと冗談を思いついてみたりもしますが(おい)。しかし「30になりました」なんてMC聴いたのがこの前と思っていたら、華ちゃんももう37才っすか・・・。