フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ぐずぐずしてたら現物も到着済みでな

2019年12月24日 21時15分57秒 | 物欲
さて、昨日書いたアウトドア用の腕時計については、もう既に数日前に届いていたりする。

カシオのプロトレック PRT-B50-1JF
実際機種選定には紆余曲折があり、プロトレックを買おうと思ってから数ヶ月かかっている。一口にプロトレックと言っても機種は豊富で、カタログ見てるだけでも訳わかんなくなる感じなのだが、今回は伝手で安く買える機種が2種類しかない、と物理的に絞り込まれたために結構すんなり決まった。
んで、ぬたりが買ったこいつはプロトレック発のモバイルリンク機能がウリ。スマホと連携さえできれば歩いたルートの記録やら消費カロリー計算、各種カスタマイズがスマホの画面で感覚的に行えるなど、プロトレックの中でもできることがかなり多い。
しかしながら、実はこいつはプロトレックシリーズの中では安い部類になる。実際ぬたりも悩んだ点ではあるのだが、スマホ上であれこれできる、と言うことは、腕時計自体にそれほど機能を持たせなくても良い、という割り切りにも繋がり、腕時計単体とするとかなり機能が省かれている。電波時計ではないし(スマホ連動で時刻補正すれば良い)、GPS機能もない(スマホが行う)、そしてほとんどのプロトレックに搭載されているソーラー発電(電池交換基本不要)もないから、定期的に電池交換が必要(ちなみに防水性を維持したまま交換を行いたい場合は基本メーカー対応。そして結構高価)など、結構機能的に割り切りをした機種になる。
が、まあ、ぬたり自身そんなにアウトドアを頻繁に行うわけではないので、正直高機能なプロトレックは必要ない。買おうと思ってたのはそもそも安いやつだったわけで、高機能なモンを買ったって使わないのよね。ソーラー発電がなくて定期的に電池交換が必要、というのは少々きつく、メーカーの公称で2年ごとの電池交換、というから、そんなに電池が長持ちするわけでもない。ここは今でもどうかと思いつつはいるのだが、まあ、安物買いに割り切りはつきもの。現時点でモバイルリンクがついてるのはこれしかないんだから、この機能に魅力を感じたのなら、選択肢は他にない。それにデジタル時計よりもアナログ時計が好きなぬたりにとっては、この値段でプロトレックのアナログ時計が買えるのは大きな魅力だわ。実際見た目は結構気に入ってますね。

まあ、ゴツすぎるんで普段使いはちょっと気が引けるけどな。

「普段使いにも馴染むデザイン」とかと書いてある記事もあるけれども、いやいや、これはでかいしごっついわ。もこもこと厚着する冬ならまあいけるかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年の瀬は時間がたつのが早いな

2019年12月23日 16時16分24秒 | 日記
12月初旬には書き上げて準備してたネタだが、公開がすっかり遅くなったわ。仕事が地味にごちゃごちゃしててな。おかげさまで最近のぬたりは職場では愚痴吐きマシーンと化しておるな。まあ、このあたり出世の芽がない身は気が楽でいいわな。


その日(12月初め)、ぬたりは佐野プレミアムアウトレットにいた。
細々した物を買って少々散財となったのは既に当日ツイッターで触れたが、そもそもここに行こうと思った第一目的はカシオのショップ。プロトレックが見たかったのだ。
城跡巡りを本格的に再開したぬたりにとって、アウトドア用のグッズは必要に応じてあれこれ買っていたのだが、そのタイミングでアウトドア用に持っていたクロノグラフがどこかへ行ってしまうという間の悪さで、アウトドアに使う腕時計は随分前から購入候補の一つになっていた。
昨今スマホというものがあり、これさえあれば時間は分かるしGPS使えればマップすら何とかなる。だから別に腕時計なんか無くても実は全くの困った事態にはならない。
が、アウトドアというのは無駄に荷物があるし、荷物は基本リュックサック。リュックに入れた荷物を出す手間というのは、やった人なら分かると思うが中々にめんどくさい。時間をちらっと見たいと言うだけでリュックなんか空けてられない。かと言ってアウトドアの場においてスマホをすぐに出せるような場所に置いておくのも水だの衝撃だの考えれば危険な話。で、山道では経過時間や到着予測等で時間が気になる場面は案外多い。だから腕時計は案外重宝するアイテムになる。
んで、アウトドア用の腕時計と言ったらカシオのプロトレックだろ、という安直な考えから、こうして安く買えないもんかとお店を訪れたわけさ。軽井沢にもカシオの店あるにはあるんだが、Gショックのお店でな。どっちかと言ったらカシオのショップを名乗る佐野の方が良かろう。
んで、前提の話として、実はとある伝手で選択肢こそ少ないが安く購入できる既に話はあってね。それで買っても良いんだろうが、実物は見られないしアウトレットのB級品ならさらに安いのあるんじゃないかという期待もあって、わざわざ行ってみたわけだ。
伝手で買えるのはプロトレックの中では2種類しかなく、この現品があれば値段は比べられるなあ、と思いつつ店を覗いたところ、まさに片方のやつのB級品があった。おお、これで少し安く買えるんじゃないの?

・・・伝手で買った方が安い。

あれれ? という感じ。たかが数百円の差ではあるが、ぬたりが伝手で買える完全新品に比べてちょっと高い。もちろんアウトレットショップで値段交渉なんかできないから、この時点で伝手で買うことはほぼ確定。
こうなると話もやりにくいもんだが。一応購入予定で伝手の購入の話をしたところ、「正規品の購入になりますし、そうなれば当社の利益になることは同じですので、詳細の説明をさせていただきますよ」と言われ、実物を触らせてくれたりカタログを出してくれたりと、丁寧に対応してくださった。おかげさまで新しい腕時計に関しては機種を選定することができたわ。

さて、この日の主目的はカシオのショップ。ここで買い物に至らなかったわけだから、本来の買い物の目的は達成されていない。でもプチ散財をしてしまったわけでな。
だって今カードで買い物すると、引き落としはボーナスの後になるんだもの(破滅の理屈)

カード決済は一種の借金ですから、計画的にしないといけませんねホント(説得力ゼロ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅人のしるべとなり 輝かに大河を渡る錦帯橋

2019年12月15日 21時16分01秒 | 日記
まずはこちらをご覧いただこうか。

なんてこと無いハンドタオルであるのだが、今回ネタになるのは右下の模様である。

いや、こうして拡大してもなんのことやらさっぱりだろうが、このキャラクターは岩国錦帯橋空港のゆるキャラ「ソラッピー」である。
なんでいきなりこんなもん、と言う話ではあるのだが、昨今ぬたりはハンカチとしてこいつをよく持ち歩いている。実際質が高く、給水もいいしほつれも全然無く、かなり重宝している。
んで、んな重宝してる割に、これを買ったのは数年前まで遡り、しかも、せっかく初めての空港に来たし記念になんか買っておくか、程度の購入動機で、欲しくて買ったわけでもなかった。挙句最近まで全く使われることもなく衣装ケースの奥の肥やしになってた。
こういう、「買ってたの忘れてた割に、使ってみると実に重宝」というのは案外嬉しいもんでね。まあ買った後放っておく、と言う行為自体が褒められるもんでは無いにしろ、思いもかけずに、と言うことは素直に嬉しいもんである。
んで、岩国錦帯橋空港を使った旅行自体が1回しかないわけだが(行き帰りで2回利用)個人的にとても好きな空港だったりします。何より施設が新しい。2019年現在、新規開設された空港という意味では日本で一番新しい空港らしいのでな。施設と言うことだと石垣空港が移転開設したらしいからそっちの方が新しいらしい。
施設がきれい、という事はもちろんなんだが、とにかく岩国空港は空港施設がコンパクトにまとまっている。まあ、東京都那覇へ1日6往復だから、フライト規模的にもコンパクトではあるんだが、新しい空港だとコンパクトにまとめる手段も新しく、単純に面白い。
さらに、岩国空港の滑走路はそもそもアメリカ海兵隊と海上自衛隊の共同使用のものを利用している。しかももともと民間空港を設置する予定が無かったもんだから、滑走路から空港施設へのアプローチに開閉式のゲートがあり、民間機が通過するときのみ開く。こんなもんがある空港はそうはないと思う。
あと、あくまで個人的な好みながら、空港へのアクセス道路が良いのよ。さっきも言ったように空港所在地は米軍基地の隣。アクセス道路は米軍基地の脇をすり抜ける形なので、公共交通機関へのアクセス道路なのに、道の脇は有刺鉄線を頭上に頂いた金属フェンスが延々と続く。フェンスには一定間隔で「入ったらどうなるか分かってんだろなアアン?(意訳)」というアメリカ海兵隊が設置した赤い看板が並ぶ。これだけでも非日常感が高まるわね。
ぬたりは現時点で国内13箇所、海外5箇所の空港へ行ったことがあるが、空港そのものに好き嫌いの感情があるのは今のところ岩国だけ。まあ、20年くらい前の敦煌空港あたりは印象には残っているが。とんでもないとこ来ちゃった、って感じで。当時は結構しょぼかったのよ。今は相当立派になったみたいだが。でも好き嫌いの感情はないな。
岩国錦帯橋空港はアクセスこそ若干弱い部分はあれども、岩国駅と広島市への直通バスはあるし、かの世界遺産、安芸の宮島の最寄り空港でもある。使いようによってはとても便利な空港なので、関東地方から広島方面への旅行を検討している方には、安直に広島空港を利用するのではなくて(広島市からかなり遠いよ)、岩国空港も前向きに利用を検討していただきたいですな。新しい空港は単純に気持ちいいから、施設が新しいうちに是非。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇的!ビフォーアフター

2019年12月12日 20時51分21秒 | 日記
久しくブログでは取り上げていなかったが、ぬたりはミゼット2を購入したわけだがね。
かなり特異な車だし、乗りもせずガレージに置いておいてコレクション化される車体もあるのかもしれないし、長く手元に置いておくならその方が良いのかも知れないのだが、ぬたりは荷物を運んだり狭い道を行くことが想定されるときとかに重宝して使っている。今のところこれと言ったトラブルがないのもありがたいな。20年物の車なので、故障具合によっては即廃車ともなりうるので、ノートラブルで過ごせているのはホントにありがたい。
さて、趣味の城跡巡りをミゼット2でしていたときのこと。1つ城跡巡りが終わり、次の城跡の場所はどこかと地図を広げることにした。運転席は狭いにも程があるので、荷台で地図を広げた。縦横120センチ程度の荷室はこういう事するときにはジャストサイズで、いやあ、これは買って良かったなあ、と荷室にあぐらをかきつつ思ったのだが、数分後、とあることに思いが至った。

お尻が痛い。

荷台に敷かれた薄っぺらいカバーをめくれば鉄板そのまんまだもんな。そらそこに座ってれば痛くもなる。
この荷室の居住性を何とかできないか、というのは購入した当初から実は考えていた。ぬたりはここに畳を敷きたい、と考えていたのね。日本人が靴脱いでくつろぐには、やはり畳が一番。車の中に畳なんて面白くないですか?
しかしながら、車の荷室は真四角でない上に細かい突起もあり、ホムセンあたりにある既製品で何とか、と言うのが難しく、かと言って専門店に頼むと本格的になりすぎて費用もかかる、と、実現がかなり難しそうでほとんど諦めていた。変わったことをしようとすると中々うまくいかないもんだ。
このため、お気楽にジョイント式のクッションマットを購入して敷き詰めてみたところ、居住性に関してはかなり向上し、お尻が痛くなることもなくなった。車なんてこれで十分ではあり、おかあちゃんからも「これで良いじゃん」と言われてはいたのだが、正直見た目がそんなに満足できなかった。ありがちな感じで面白くなく、もう一工夫できないか、と言う思いがずっとあった。それこそ、畳あたりなら、見た目で「おお、変わってるなあ」と思えるからやりたいと思ったんだがね。前述のとおり実現が難しい。


というわけで、畳が駄目ならフローリングだわな、とばかりにこんな風にしてみましたわ。
もちろんこれは本物の木材ではない。樹脂製のフロアタイルというやつで、家の床の簡単リノベーション、とかでよく使われ、ホームセンター行けば売ってる。シール状になっているから、剥離紙を剥がして貼り付けるだけの簡単施工。ぬたりも1時間もかからず貼り終えた。
車の荷室の場合、床がでこぼこしているからそのままではフロアタイルは貼れないんだが、ぬたりは荷室に既にジョイントマットを敷き詰めていたから、その上であれば比較的平らなので貼り付けが可能だったわけ。それでもマットには表面に模様があるからそのままでは接着できないのだけど、幸いにしてジョイントマットの裏側は模様はなかったので裏返して貼ってみたら思いのほかうまく貼れた。
こうして床を張ってみてつくづく思うのは、床だけやると壁や天井もやりたくなるのが人情なのな、ってことでな(おい)

現状ではどうにもできんが、気軽にやれる手段がなんか無いもんか、今後考え続けることにはなりそうねえ(金がねえんだからほどほどにしとけよ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セピア色した街の中を 私はまた歩いてゆく

2019年12月08日 11時44分43秒 | ヲタネタ
模型ネタばかりで申し訳ないのだが、ぬたりがアルミテープ貼り付けを多用しようと思ったことには他に理由がある。

例えば、昨日写真を載せた物の他に、YS-11のプラモデルでもこうして全面に貼っている。実機でも架空の話でもシルバーで塗装されたことはないはずで(自衛隊機もシルバーと言うよりは灰色だろうし)、再現性もクソもないのだが、こうしてしまったのにはそれ相応の理由がある。
ぬたりんちには今現在複数個の積みプラがあるが、このうちいくつかは、たまたま行った模型店で叩き売りに近い形で売られていたものを購入してきたもの。普通数千円するプラモデルがたった数百円で投げ売りに近い形で置いてあるんだもの、そら、ちょっとでも興味のあるものは一応買っちゃうって言うものなのね。
こういうのはお店の長期在庫なもので、箱は色あせや痛みがあるが、どうせ組み立て後には箱なんか捨てちゃうし(気持ち的には取っておきたいのだが場所取るしな)、直射日光にでも当て続けない限りあんまり劣化しないプラスチックの物なんだから、古い物だろうが組み立てにはほとんど問題が無い。と言うことで、セールコーナーを隅から隅まで確認して、興味を覚える物を購入してきたわけだ。
だが、大して模型に詳しくもないおもちゃ屋がそれをやるならラッキーな場合もあるのだが、数十年個人経営を続けている模型店は当然プラモデルのことを熟知している。そんな店が叩き売りをするには当然理由がある。ホクホク顔で模型を手に取ったぬたりに店主が告げた。
「デカールは多分全部駄目だよ」
なるほどそこは劣化するか。つーか、ぬたりが今まさに手に取っている三菱T-2は特別塗装仕様なんだがな(特別塗装のデカール意味ねーじゃん)
ともあれ、安さには勝てず購入。んなデカールの劣化って言ったって色が変わるくらいなもんだろ。実際部分的にセピア色かかってる。細かいことを気にするならこれは許せないが、こちとら細かいことは気にしない質。さくっとデカールを切り取って水に漬ける。説明書では概ね1分くらいで剥離するらしい。
5分以上待っても剥がれません。
最終的にはデカールが柔らかくなりすぎてちょっと触っただけでボロボロに切れたわ。なるほど確かにこれは駄目だわな(最初から分かれよ)

つーこって、ぬたりが叩き売りで買ったYS-11と三菱T-2はなんの飾りもない完成品となることが確定。ま、安物買いなんてこんなもんすね。皆様も叩き売りは覚悟して買いましょうね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Tell me a nursery tale

2019年12月07日 21時23分44秒 | 日記
先日はブラックフライデーとかでアマゾンでセールやってたのでひととおり見てみたのだが、普段やってるタイムセールと売ってるものほぼ同じじゃねえか、なんて突っ込みを入れてたりする昨今。で、そんなセールとかでしょっちゅう眺めているセール品の多くは中国製品で中国企業の取り扱いだったりしますね。ホントこれ、どこの国対象の通販サイトなんだか。
まあ全てが全て悪いもんでもなく、安い商品を手に入れられる機会があると言うことなので、使い方的には便利になったとも言えるのだがね。実際ぬたりもそういう中国商品を購入したことはあるし、そもそもこの文章打ってるキーボードがまさに中華製品だからな。
そもそも、じゃあ日本の企業が健全かと言えば、オススメあたりがついていてもちょっと絶版になればプレミアつけて売ることしか考えてないところが散見されて、それはそれでなんだかなあ、という感じなんでな。
そんな感じでぬたりは今回、アマゾンを利用して買い物をしたのだが、何故か同じ製品が二つ表示されて、片方はアマゾン販売発送。もう一つは企業扱いでプレミア付という、もうホント頭抱えたくなる状況。調べりゃ分かるんだから精査しろよこういうの。しかもそのプレミア付のやつが「Amazon’s Choice」とかなってんのな。ホント頭痛い。

んで、買ったのはプラモデル。タミヤの1/72グリペン。
グリペン、ってのも随分懐かしい響き(←行先はwikipediaだから全年齢OKだが、製品紹介のサイトとかは一応閲覧注意な)だがね。もちろん当時からこのプラモデルは興味があったのだが、軍用機プラモってのは割とマニア向けの世界で、上手に組み立てるのに多少のスキルも要るし、塗装なんてきれいに行うとなればそれこそ相当な熟練を要する。コックピットの中の塗装なんてそれこそ狂気の沙汰だぜ。まあ、素組みするのだって購入者の自由なんだから別に気にしなきゃいいんだろうが、やらないよりはやった方が良いのも事実。しかもこれ、モデルの正確さは世界イチィィィ!なタミヤのブランドで出てはいるが、中身はまんまイタリアのイタレリという会社の製品。だからちょっとググッただけでも「タミヤの製品と思わないほうがいい」「穴がずれてる」等の口コミがずらり。満足にプラモを完成させもしないぬたりには少々荷が重そうな感じ。
そんな感じで遠慮する気持ちもあったんだが、それでも気になる機体ということでチェックだけはしていた。でもこれまで巡った群馬県内の模型点ではこのグリペンをとうとう見かけなくてな。アマゾン覗いたら安いのがあったので、購入はしてみたわけさ。
で、組み上げや塗装はどうするのかという話なのだが、一応考えがなくはない。
その懐かしいゲームの中の話なのだが、グリペン自体は半ば横流しに近い形で導入された経緯があり、迷彩塗装すらされていない完成時のままのプレーンな状態の機体もあったらしい。そのシルバーに目立つ機体は、兵士の戦意高揚の一助になった・・・という設定がある。

これならシルバーでベタ塗りすればいいんだから楽だべさ。

ただ、きれいなベタ塗りはムラのない塗りが求められるために、それはそれで難しいともいえる。スプレーならまだ楽だが、それにしたってぬたりはうまくできない。不器用にも程があるな。
そんな中、何気なくテレビを見ていて、塗装を解決する一つの方法を見つけた。アルミテープである。
キッチンの隙間補修とかに使われるテープであるが、別にプラモデルに貼り付けていけない法はなく、金属光沢を出すのには実は手ごろな手段ではあったわけ。昔から部分的に使ってる人はいたみたいだが、全面に貼り付けても物によってはいけるらしい。で、前述の「未塗装グリペンの設定」と結びついて、これでいけんじゃね? と思った次第。

で、塗装をしようとして途中で投げ出した赤帽サンバーを、もう赤帽化はあきらめて習作よろしくやってみたが、これきれいに全面に貼るの相当に難しいです。曲面に皺ができるし、かといって細かく部分部分でテープを分けると継ぎ目がたくさんできて、ここをうまく段差に合わせないと目立つ。
実際、筆と皿を用意するとか下地処理とかそういうのがいらないのは利点で、猫がいる(かつ、やたらぬたりにまとわりつく)ぬたりんちとすると、塗料ひっくり返されるとかシンナーの影響とか心配しなくて良いから作業はずいぶんやりやすかった。だからちょっとがんばってみようかと思う次第。
まあ、完成してももうブログには上げないと思うけどな。
下手っぴぬたりのこと、どうせ衆知に晒せるような出来にはならん。今日のは習作としてボコボコでも言い訳が立つから載せたが。

他にも習作はあるがな。こうして前回のネタに繋がるわけさ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

このお弁当にウィリーは付属しません

2019年12月05日 20時24分46秒 | 日記
夫婦で高崎駅近くに出掛けた際の話である。おかあちゃんが「晩ご飯作るの面倒」と言いだしたため、いっそ晩ご飯は駅で駅弁を買ってはどうかと「元」旅好きぬたり(今はホント出不精)が提案。これが賛成を得たため、駅でお弁当を買うことに。
それにしても昨今、駅弁業界も自由になったものである。高崎駅の駅弁売り場であっても、売っているのは高崎駅の駅弁だけと言うことはなく、群馬県内では一番の知名度を誇る、横川駅の峠の釜めしも普通に買える。県内のみならず近郊の駅弁の取り扱いもあり、鰺の押し寿司(大船駅)とかますずし(富山駅)とかも売ってる。また、駅構内と言うことであれば別に売っているのは駅弁だけじゃなくて、県内ではお弁当の一番人気を誇る登利平のとりめしも買えるし、エキナカにはお総菜を売ってる店も複数ある。
んで、その日は正規の駅の駅弁売り場に行ったのだが、ぬたりが購入したのはたかべんさんのだるま弁当である。
だるま弁当は高崎駅の駅弁とすれば知名度は一番高いであろう商品。歴史も古く、ぬたりが子供の頃には今の姿でもうあった。弁当の空き容器を食べた後に何かに再利用できる、なんていう駅弁の中では結構な古参に属するんじゃあるまいか?(ちなみにだるま弁当は貯金箱になります)
実際この見た目で人目を引いているのは事実なんだが、こういう弁当って見た目や容器を語られがちで、肝心の味や中身の感想は案外言われないもんなのよね。かく言うぬたりもしばらくはだるま弁当を「見た目だけでしょ」と思っていたクチ。
しかしながら、商品というのはそこに意外な拘りが秘められていることは往々にしてあるわけで、だるま弁当も製造しているたかべんさんの主力商品。だから実はちゃんと拘りがある。最大の拘りは米で、今となっては希少なササニシキを使っている。ぬたりが子供の頃、ブランド米と言えばコシヒカリとササニシキが2大巨頭ではあったけれども、それぞれの米の特徴とかそういった所まで知っている人は少ないんじゃなかろうか。
米の品種改良もそれこそ拘りの塊なので細かく語っていたらキリが無いのだが、簡単に言えばコシヒカリは従来のうるち米に比べて粘りが強く、モチモチとした食感が特徴。一方のササニシキは従来のうるち米を継承した食感となっている。
好みは人それぞれではあると申せ、普通に炊いて食べる分にはモチモチした食感の方が万人受けしやすく、現在多くのブランド米がコシヒカリのような食感となっている。一方のササニシキは、育てるのが難しいというマイナス面もあって、生産量は激減している。実際最近話を聞かないでしょ。これは生産量が減っていることが関係している。
しかしながらモチモチしないという点は、ベチャッとしにくいという特徴もあり、例えば寿司飯あたりはササニシキのような昔からのうるち米の方が合い、寿司屋では重宝される。弁当も同じで、ササニシキのような品種であれば、具材の水分を受けてもベチャッとしにくい、と言う利点がある。このため、だるま弁当は今では希少となったササニシキを意識的に使い続けているというわけだ。こういう拘りがちゃんとある商品なのね。
また、狙ったわけではないが、だるま弁当は案外ヘルシーである。高崎は昔からの交通の要衝ながら他県にも聞こえたような名物というものがこれと言ってない。このため弁当の中身をそういう名物に頼るわけにいかなかった。そこで目をつけたのが生産量日本一の高崎だるまであり、住民にだるまづくりを推奨した達磨寺の普茶料理をイメージした弁当にしたわけだ。
ここまで由来を説明しなきゃいけないというのも分かりにくい話ではあるんだが、普茶料理を手本とした結果、野菜や山菜を中心とした内容となり、ボリュームのために動物性タンパクに逃げがちな弁当の世界の中ではかなりヘルシーな部類に入る弁当に仕上がっていると思う。見た目が割と無骨なだるま弁当だけれども、その実、女性にこそお勧めな弁当だと思うな。

んで、今日のネタで何が言いたいかと言えば、群馬もこういう良いとこあるから、県の魅力度ランキングで下位に沈んでいる今のうちに遊びに来い、って事ね。
例えば先日ぬたりは箱根に行ったが、魅力が沢山あるのは分かるがあまりのコストパフォーマンスの悪さにはかなり閉口した。一歩進むことに金取られる感覚。旅館の値段も(そら超高級旅館とかはしょうがないにしても)相場が高すぎるしね。同じクラスの温泉旅館なら、北関東近辺は知名度が低いという理由だけでもっと安いぜ(軽井沢は除く)。みんな今のうちにお得に旅行しようぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする