棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

MOMOを読んで--なぞなぞ

2009-10-02 17:03:57 | 山郷の暮し
蔵書をしらべていましたら、すっかり忘れていたミヒャエル・エンディの「MOMO」が埃まみれででてきました。
パラパラと見直してみても、断片にしか物語を思い出せない。ついつい読み出してしまった。
文中にナゾナゾがあります。そのまま移しますのでナゾトキをしてください。
三人の兄弟が、一つの家に住んでいる。
本当はまるで違う兄弟なのに、お前が三人を見分けようとすると、それぞれが互いに瓜二つ。
一番上は今いない。これからやっと現れる。
二番目はいないが、こっちはもう家から出かけたあと。
三番目のチビさんだけがここにいる。それというのも、三番目がここにいないと、後の二人はなくなってしまうから。
でもその三番目がいられるのは、一番が二番目の兄弟に変身してくれるため。
お前が三番目をよくながめようとしても、そこに見えるのはいつもほかの兄弟だけ。
と続くのですが、モモちゃんのように答えられますか?? 回答は次回に。

100-珍訳源氏-娘探し

2009-10-02 08:11:32 | 物語・絵本・童話
私も女御遊びについては、源氏殿を批判できません。あちこちに子を宿してしまったと思いますが、それにしても思い出すのは、撫子の花をそえた手紙を最後に、忽然と消えた「夕顔」と、顔も見ていないが当時三才の娘のことでした。
そうです。今までお話をしてきた、源氏殿が「玉かずら」と愛称した姫のことです。
源氏殿とそのような関係になっていたとは、まったく知りませんでした。
夢占いをしてもらうと「殿の姫君は立派に成長され、人の子になっております」とでた。
手を尽くし調べ上げても解らず、源氏殿も知らないという。実は「玉かずらの君」としてお屋敷にいられたのですが・・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本