棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

葬儀について-2

2008-10-27 15:52:27 | 山郷の暮し
3-40歳代の告別式への参列は、同年輩の山友達でした。
といっても、私は山登り屋といえる代物ではアリマセンが、ヒマラヤの高峰に、岩壁に挑み、かえらぬ者となってしまった友人達。
そして、厳寒のアルプスで、富士山で・・・

中でも、印象に残っている告別式は、クリスチャンの信者の友でした。
私が世話役をすることになったのですが、全く不明。
しかし、信者の方々が万端ことをすすめてくれ、心温まる賛美歌にいざなわれて行きました。
我々山仲間は、精一杯 山の歌を歌い上げた。

駄菓子でお茶を飲む。
信者の方が「山仲間の方々は、本当に心温かな結びつきなんですねー。
私たちもお手伝いが出来て、とってもうれしい」と。

我々も心から最良の告別式が出来たと語りあった。
「オレもこんな葬式をしてほしい」と思っている。
何よりビックリしたのは、葬儀代なるものがなく、あくまでもお志といわれた。

東山は燃えるような紅色が広がるのですが、今ひとつ。
あたたか秋で、紅葉はあまりよくないかもしれません。

筆が止まる

2008-10-27 10:04:24 | 創作活動
暖かさが染み込んでくる朝日を浴びながらコーヒーを飲む。
すっかリ少なくなった赤とんぼが処かまわず停まり、モゾッ痒い。
強い光に目を細めている賢犬サクラの、ピンッとした耳にもとまる。
やはり気になるとみえプルッと動かしても、またまた停まる。
数回繰り返すうちに、サクラはあきらめてしまったのか寝てしまった。
秋の日を浴びてボーーとする。
同じボーーでも、昨日のような重い空の一日は不健康だ。

アトリエは寒々として、イーゼルには筆が止まってしまった絵が、一週間近くそのままに。
「この製作は何を意図として描いているのだ。今しか描けないものなのか・・・」
などなどと、制作欲の「ゆらぎ」が生まれるとサーーいけません。
自分の絵が空空らしく観え、絵の具の浪費に過ぎないと思い、パレットの絵の具が硬くなっていく。
こんな状態におちいって行く予防策として、どこかに蒸発するのが一番ですが、腰痛(運転が危険)でそれもかなわぬ。
レゲあたりを爆音にしてバカみたいに踊るか・・・
逆立ちでもスッカ!!
それもかなわぬ悲しさよ・・・・。
重症にならないように、せめて、暖かな秋の陽を浴びていよう。

追・・・こんなとき酒ではごまかさない。酒はあくまでも楽しく飲む

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本