オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

読書疲れか?

2015-06-29 | Weblog

6/29(月) 昨日の日曜は十時過ぎから午後二時過ぎまで会社で過ごす。誰も居ないので快適であるが、仕事はさして進まない。尤も熊本から上京中の、地球市民の会・S会長からの連絡待ちが主目的だ。

この日、Sさんには我が獺祭家屋に泊まって貰う予定だった。が、二時過ぎについた連絡で、御徒町界隈のホテルが取れたので其処にチェックインした処とのことである。取り敢えず、そのホテルまで出向くことにした。

御徒町は、会社からだと二駅目。彼の吉田松陰も処刑された小伝馬町の牢屋敷で知られる「小伝馬町駅」から地下鉄で二駅(秋葉原の次だ)目云う近さなのだ。三時前には目当てのホテル前に着いた。

部屋から降りてきたSさんと、御徒町名物の朝から飲み屋(要は24時間営業)で一献交わしながらとなった。この辺りは安酒場が林立している、立ち飲みからイザリ飲みまで選り取り見取り。何れの店もバカ安なのが泣けると云うものだ・・・・。

生ビールのジョッキをブチ当てて乾杯だ! 。それから昨今の情勢について意見交換を始める。世界情勢から、我が国の安全保障のありかた、自衛隊員の果たす役割・意義、仕舞には少子化問題から天皇制までと、論議は尽きない・・・・。と云いたい処だが、そんな話は欠片もしない。

そういうことを話出すと、S会長は「解脱会」の古参会員であり波動会の重鎮?、明確な自説を持っておられる。だから、噛み合わない論議はしないのがOYAJ流なのだ。

話しの内容は、専ら「貴方と私と、どちらが貧乏か」と云う、貧乏自慢比べである。今夜、我が御殿に泊まっていただければ「参りました」と、降参させることができたのに、実に残念だ。

貧乏人らしく、イカノリング揚げやベーコン厚切、ホッケなどを肴にハイボールへと進んだ。ほろ酔いになった頃合いで、本題の地球市民の会・前会長で創立者の故「古賀武夫」氏の一代記出版企画のこと、取材スケジュールなどに入った。来月、二回目の取材となるのでS会長の予定などを訊く。

Sさんには時間を十分取ってもらい、古賀武夫さんへの思ひや、会の行く末、森羅万象について、忌憚のないところを語って貰うのだ。聞き手は私ではない、執筆をするHASHIMOTOさんだ。一献交わしなら、その為の下刈り、土起こしと云う分けであった。

二時間ほどだったか、ほろ酔いになった処でお開き。一言申し添えた『この酒は、一時間で覚めますからね』と。案の定、私も地元の駅に着いた頃にはすっかり醒めていた。安酒は冷めるのが早いと云うこと―。

この日に買った本は「赦す人 ― 団鬼六 伝 ー」と、車谷長吉の短編集 、いずれも文庫本であった。S会長と別れ、メトロに向かう途中の書店だ。

団 鬼六氏も車谷長吉さんも鬼籍に入ったが、書店の文庫本棚を物色しているとオイデオイデと、本がオイラを呼ぶのだ。

団さんは、一世を風靡した云うか、世の中を(女性をか)縛りまくった高名なSM作家であった。ことは承知しているが、残念ながら真面目に読んだことはない。書店で手にしたことぐらいはあるかもしれないが、そっちの世界に疎く、関心も薄い・・・、そんな面白みもない人間なのだ。私は。

それが何故、関心がないと云う本を手にしたのか、挙句に買ったのか? と、詰問されそうだな・・・。

団さんと云う、作家に関心があったのよ。単純だろう。何故関心があったんかい? と、その訳を聞かれれば・・・・。なんかさぁ~滅茶苦茶な人生、我儘な人生を送った人らしいから、というしかない。SMは単なる飯のタネ、お金の入る打ち出の小槌・・・・。この伝を読むと、そんな感じがしたが・・・。この本は、一時話題になった、その時に買へず、文庫になったので買った次第。全くセコイOYAJだぜ。鬼六先生ぐらい大らかに生きなきゃ・・・。

もう一冊の「長吉さん」の方は、暗いねぇ~。闇に沈むような暗さがいいのだが、やっぱ暗い。この二冊を交互に読んでいたら(こっちの本に飽きると、あっちへと、)寝不足になっちまった・・・・。

 

眠いと云いながらも、朝は弁当だ。「カツ煮」「茄子味噌炒め」「ブロッコリ&春雨」「卵焼きと鯖焼き}と云う、組合せになった。

               

残念なことに、長女は仕事休みで弁当が要らないとのこと。一人前の弁当を詰め終え、残りの菜で朝飯となる。一向に腹がへっこまぬ分けだぜ・・・・。

                         

 

やっぱ、寝不足だ・・・・・・・。

 

 

 

 

 

コメント
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