足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

アップルがポジティブ・サプライズ・・・欧米株は好調

2017-08-02 07:35:16 | 投資戦略
NY株は上昇、ダウ平均は新高値を更新した。本年に入ってからは31回目の新高値の更新で2万2000ドルまであと一歩。
牽引役は銀行、製造業、保険、コンピュータ、通信、半導体と上昇の業種は拡大した。この日、取り残されたのはバイオ、医薬品である。今回はヨーロッパ株、新興諸国株の上昇が目立つ。
アップルが決算を発表した。
株価は決算を好感して急騰して5月の高値を更新した。米国株の象徴的な存在だけに、投資家の先行きに対しての強気ムードを支える。
今回の株高の背景には企業業績の好調、米連銀の引き締めへの慎重な姿勢、ヨーロッパ株高、新興諸国の上昇が目立つ。
残念なのは東京市場の上昇の勢いが、話題にならないことだ。日本株は世界の投資家の関心の外に置かれたまま。

最近のウォール街ではフェイスブック、アップル、アマゾン、ネットスケイプ、グーグルの頭文字(FAANG)を合成した人気株トリオが、ハイテク相場をリードする。この日はダウ採用銘柄ではキャタビラ、ジョンソン&ジョンソン,マクドナルズなど米企業のシンボル的な銘柄に人気が集まった。
NY株が31回も新値更新をするだけに、ウォール街では目先の相場の慎重論を取り上げるメディアが多い。相場がどこかで15%内外の調整局面を経験するという見方の記事が散見される。
日本の新聞にはトランプ大統領の政権内での人事問題が話題になるが、ウォール街のトランプ政策に寄せる信頼感には揺らぎはみられない。

今週はゲームの世界で任天堂を追いかけるアカツキ(3952)に注目。