今月のIPO銘柄の社数は3銘柄と少ない。例年5月には減るが、特に今年は大型連休のため少なかった。
昨日のセレブレックス(2444・HC)は3日目にIPO価格46万円の7.3倍の340万円で寄り付いたが、今日は下げた。
本日のIPOのレイコフ(8941・HC)は、私の理論株価(2006年8月期の利益をベース)の148万円を大きく超え、IPO価格(50万円)の4.8倍の240万円で寄った。セレブリックスの二の舞いを踏みたくないという会社側の配慮と、投資家の思惑で2日目に寄ったのは「せめてもの安堵感」。新興市場の初値で勝負するには、せいぜい2日目までに寄るようなケースに限定するというのも、リスクコントロールの上での一つの基準だ。
レイコフは不動産の評価、投資ファンドの運用など昨年来の人気業種。特に住宅用の不動産に力を入れるとともに、東京に比べて、地価の底入れが遅れている関西地区に注目。1980年代の資産バブルのときも、関西は5年ぐらい東京に比べ
て地価の上昇が遅れた。この銘柄も明日以降の動きが、人気の行方を左右するだろう。個人投資家のホットマネーがどう動くか?
6月のIPOの評価の作業に入っているが、ビジネス・モデルに魅力のある銘柄が出てくる。
チャンスをつかむ確率が高くなると思う。
新興市場は良し悪しの価値観は別にして、1980年代のように日本株のローカル・バリューが生きている市場だ。
昨日のセレブレックス(2444・HC)は3日目にIPO価格46万円の7.3倍の340万円で寄り付いたが、今日は下げた。
本日のIPOのレイコフ(8941・HC)は、私の理論株価(2006年8月期の利益をベース)の148万円を大きく超え、IPO価格(50万円)の4.8倍の240万円で寄った。セレブリックスの二の舞いを踏みたくないという会社側の配慮と、投資家の思惑で2日目に寄ったのは「せめてもの安堵感」。新興市場の初値で勝負するには、せいぜい2日目までに寄るようなケースに限定するというのも、リスクコントロールの上での一つの基準だ。
レイコフは不動産の評価、投資ファンドの運用など昨年来の人気業種。特に住宅用の不動産に力を入れるとともに、東京に比べて、地価の底入れが遅れている関西地区に注目。1980年代の資産バブルのときも、関西は5年ぐらい東京に比べ
て地価の上昇が遅れた。この銘柄も明日以降の動きが、人気の行方を左右するだろう。個人投資家のホットマネーがどう動くか?
6月のIPOの評価の作業に入っているが、ビジネス・モデルに魅力のある銘柄が出てくる。
チャンスをつかむ確率が高くなると思う。
新興市場は良し悪しの価値観は別にして、1980年代のように日本株のローカル・バリューが生きている市場だ。