足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

来週も個別投資の戦略

2005-05-07 23:49:11 | 株式
金曜日のNY株の注目点は雇用統計。1ヶ月に1回の発表であるが、いまや市場がもっとも注目する景気指標の一つになった。4月の雇用増は+27万4000人と予想の17万人を大きく上回った。
この数字は景気の上昇を示すものではあるが、市場はインフレ懸念に結びつけ金利の上昇に繋がった。
6月と8月のFOMCでさらに+0.25%ずつの利上げの可能性が決定的になってきた。その結果、金利は3.5%になる。
金曜日の日本株は、NY株の動向を読みきれなかった。このまま上昇トレンドをたどるかどうかは大きな疑問である。
相場が依然として世界的に長期的な下降トレンドにあるという見方にも注目しなければならない。
ここは慎重姿勢で、投資銘柄の数は極端に絞っていく方針である。
来週も個別銘柄の投資という戦略でいく。