足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ニューヨーク株がカギの一つ

2005-05-16 18:15:30 | 株式
「Sell in May and get away」(5月に手仕舞い、退散しよう」という諺がウォール街にある。
本日の相場展開をみているかぎり、「しまった」と思う相場展開であった。諺を素直に受け入れておけばよかった。
特に新興3市場の下げがきつい。
ジャスダック市場の売買高が913億円、マザーズが1169億円となった。マザーズは昨年4月7日以来というから、人気面では強気のクライマックスにきていたことは確か。
さてどう対処するか?
気になるのは信用取引の追証がどう出るかだと思う。本日の出来高の増加のかなりの部分には信用の決済玉が入っていたと思う。したがってファンダメンタルの変化というよりも、買い人気のクライマックスを迎えたというべきだ。
ただこれで反省人気が出て、センチメントの熱気は消えていくだろう。
これからは手を広げるよりも、銘柄の数を減らしていくことに注力する。人気よりファンダメンタル。
NY株は弱気が急増してきている。逆張りからは「ぼつぼつ」という声もある。
日本の新興市場の動向のカギのひとつはウォール街にあるとみる。