足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

第1部市場と新興市場の人気が並存

2005-05-06 23:56:36 | 株式
今日の相場の特色は日経平均の大幅高と新興市場の上昇が並存したことである。
日経ジャスダック指数は3月22日の1978.24ポイントを抜いて今年の新高値、ヘラクレス指数は史上最高値を更新である。
物色の範囲は両市場とも横へ広がってきた。
相場をリードする主体者は外人よりも個人投資家が握ってきたような感じを強くする。
ハイテク株が強かったが、米ナスダック市場よりも、韓国、台湾での半導体株の復調が、ヨーロッパ市場に飛び火し、それが日本のハイテクの人気化につながった。これまでのウォール街から日本へ、そしてアジア市場へという構図が一時的にであるにしろ崩れてきたことは、おもしろい現象である。ヨーロッパでは半導体のインフィニオンが強かった。
ウォール街での第1四半期の決算発表は終わった。日本は連休明けから中、小型株の発表が始まる。
同時に6月末で株式分割を発表するところが出てくるだろう。
来週は3~4月にIPO(新規公開)した銘柄の中から人気面で出遅れている銘柄の探索を始めよう。