足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

今週からIPO(新規公開)が再開・・チャンスあり

2005-05-15 21:29:28 | 株式
しばらく途絶えていたIPO(新規公開)が、今週から始まる。
20日のセレブリックス(2444・HC)が皮切りである。今月はほかに2銘柄が公開予定だが、期待できるのは6月だ。
IPOファンの夢はすでに6月に馳せている。おそらく6月の公開銘柄数は20銘柄を超え、今年の最高になる。銘柄数が多いということは、われわれプロにとっては大きなチャンス到来である。
目先のことを考えよう。
20日のセレブレックスは営業支援というビジネスモデルだが、既存のビジネスの販売の受託ではなく、企業の営業を成長させるのにはどうすればよいかのコンサルタント。専門家の頭脳集団である。この分野は6月にも続いて別の企業のIPOがある。
この株の魅力は公開株式数が990株と少ないことだ。
問題はどう評価するか?
最近の風潮は一部のメディアの初値予想が人気を左右する。当たることもあるし、大きく外れることもある。大きく外れた銘柄に、われわれの「成功の道」があるのは皮肉な話だ。たとえば4月21日公開の日本通信(9424・HC)。IPO価格が5万円で、メディアの大方の予想は10万円前後が妥当株価。週末は32万円をつけた。市場が間違っているのか、メディアの研究不足か?いずれ時間が回答するが、IPO銘柄についての評価は証券会社もメディアも責任なしの風潮。ここにチャンスがある。
さらに来週はレイコフ(8941・HC)が公開、この株にも妙味がある。
今週の「トリトンスクエア通信」で、上記2銘柄の戦略は論じる予定である。