足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

世界でもユニークな魅力をもつ新興市場

2005-05-02 19:17:29 | 株式
連休の谷間であるが、休ませてくれない。新興市場の活気をみていると、世界のどこにも見られない現象が株式市場で起こってきている。ブロードバンドの普及のおかげでオンライン取引が普及し、株式市場に個人のおカネがセキをきったように流れようとしている。2003年8月のお盆のときを思い出す。
当時もオンライン取引が急増した。お盆休みで遠出をしていると思いきや、自宅のパソコンの前に座ってトレーディングに熱中する個人投資家が急増し、その後のネット取引の人気化につながった。いまやネット証券会社は準大手証券をごぼう抜きにして、大手証券に迫る。今回の大型連休も、これからの株式市場の拡大にふたたび一つのエポックをつくるかも知れない。そんな予感がする。世界でもユニークな存在になってきた。
この日もヘラクレス指数は史上最高値だ。年初来+42.8%。日経ジャスダック平均は+13.4%、マザーズ指数は+11.1%なので、へラクレスの人気のほどがわかる。
そういえば4月1日から日経新聞の相場欄にマザーズとヘラクレスの指数が掲載されるようになった。市場の人気が無視できなくなってきたのだろう。
本欄で取り上げたぐるなび(2440・HC)と日本通信(9724・HC)が新興市場の人気のリード役になってきた。今日もストップ高である。
ガンホー・オンライン(3765・HC)とシンワアート(2437・HC)の人気を肩代わりした。そういえばこの2銘柄もヘラクレス。
その市場には個人をひきつける、不思議な魅力があるのか?1990年代半ばのロシア株を彷彿とさせる。
上記の2銘柄は金曜日(6日)も人気を集めるだろう。