足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ファイナル・ハンテング・シーズンが来た

2004-12-12 20:22:04 | 株式
日曜日に銀座へ出た。晴海のトリトンスクエアから徒歩でも30分で行ける。休みの日の私の散歩コースの一つである。
三越、松坂屋、松屋のデパートは大賑わい。そして有楽町の家電量販店のビックカメラまで足を伸ばしたが、店内は歩くのも大変なぐらいの人出である。先週、ボーナスが支払われた初めての週末である。日本経済の低成長が疑われる現象ではあるが、このようなパワーが普通のシーズンの週末にも見られるようにならなければならない。
眠っている1400兆円の個人金融資産がいつ動くのか。先行きに自信が出て、2度と1990年代のような不安が起こらないこと、金利がほどほどに上昇して定期預金で年3%以上のリターンが出てくることなどが条件だ。
しかし、ふと思ったのは1400兆円は年齢層の高い人たちのものだ。それが遺産相続された時、子供たちはそのおカネを大切にしまって置くだろうか?数年で消費が大きく跳ね上がる時がくるかも知れない。そんなことをふと考えさせられた。若い人たちの消費行動は大きく異なる。
さて、株式投資の方に話を移す。今週15日から新興市場に続々とIPO(新規公開)が始まる。年内12銘柄である。バーゲンセールならぬ、「ファイナル・ハンテング・セール」である。先月に公開されたGDH(3755・マ)やダイキサウンド(3350・JQ)のような成功物語が、これからの2週間で必ず生まれる。われわれは「残り福」に賭けようと思う。第2のGDH、ダイキサウンドが必ず生まれる。本欄で以前取り上げた、新興市場でのIPOの銘柄の評価方法をいま一度、読み直してほしい。