足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

成長株こそ投資の本領、3大投資家ビル・ミラーに学ぶ

2004-12-03 18:28:13 | 株式
20世紀が生んだ3人の偉大な運用者にビル・ミラーという人がいる。残りの2人はウォーレン・バフェット(バークシア・ハザウエイ)とピーター・リンチ(フィデリティーのマゼラン・ファンドを育てた)。この2人については、いま書店でもその名前を冠した本が数冊並んでいるが、ビル・ミラーに関しては見られない。ときどきジャーナリストの前には現れるが、いまなお第1線で運用の指揮を執っている(レッグメイソン・バリュー・トラスト)。彼が偉大なのは1990年以来、1年たりともS&P500のパフォーマンスを下回らなかったことだ。それにバフェットやピーター・リンチはハイテク株には絶対に手を出さないのに、ミラーは「成長株の宝庫はハイテク」として、全方位的な運用をする。もちろん基本はファンダメンタル分析で、バリュー投資の手法である。
私はミラーが好きで、彼の生き方にはいつも敬意を払いながら、追っかけている。「そんなヒマがあるなら、もっと投資の勉強をしなさい」といわれることを恐れながら・・・。
今日は九九プラス(3338・JQ)の公開後、初めての決算説明会が機関投資家、アナリスト向けに開かれた。9月9日に66万円で公開、135万円で寄り、200万円を超えた。その後、調整していたが本日の午後から動き出した。2005年下半期に入って10月は既存店の売り上げが前年比+8.7%、11月も+13%であった。台風の影響も全くなく、+5%とみていた予算を大きく上回っている。
米ウォールマートも顔負けである。ご存知のように「99円ショップ」の展開で、コンビニとスーパーの中間をいく。来週は再度注目する。月末に1対4の株式分割がつく。権利取りのつもりでの投資である。