夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

苦手なミリオネーゼ族・・♪

2006-01-10 17:55:00 | 定年後の思い
ここ数日、私は読書で忙しい。

長尾秀美・氏の『日米永久同盟』を数行読み、その時代を思い浮かべて、
想像し、理解して、次のページには、中々進まない・・。

先日、外出した時、話題作の三浦 展・氏『下流社会~新たな階層集団の出現~』を購入し、
読み始めている。

その中で、私の知らない用語が数多くあったが、
ミリオネーゼも未知の用語であった。

この本の中での定義として、
1986年の男女雇用機会均等法の施行以降、
学力が高く、職業志向の強い女性、
主に4年制大学を卒業した女性が、
企業の中で総合職のキャリアウーマンとなり、
男性と同じ賃金を得るようになった。

それらの女性が今や30代から40代となり、
1000万円以上の年収を得る人もいる。
それがミリオネーゼである。

私は61歳の現役を引退した身であるが、
現役時代にこのような女性と二人業務上で接触があった。

その中で、お一人は均等法前に入社したのであったので、
男性社会の企業で昇進したのだから、
人一倍努力された状況を見ていたので、
私は好感していた。

もう一人のお方は、政府のある省に入省し、留学を得て、
アメリカの会社で勝ち抜き昇進し、
私の勤めていた外資系の会社に引き抜かれた真のエリートである。

温和な態度で接しているが、
冷静に社内の基幹業務の改善と提示を大胆に実施できる人である。

このように私は恵まれたお二人と接触することができたが、
家庭の妻という視点から見ると、私は苦手である。

私が30代で独身であったならば、やはり専業主婦志向の『お嫁系』タイプで、
性格が素直で、可愛らしい笑顔と女性らしいしぐさのある方に魅せられる。

私は負けん気が強い女性には、苦手であり、
女性だったら、謙虚さがある心の余裕を感じさせる方に魅了される、
古いタイプのひとりの男性である。



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