夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

初秋の夜長は・・♪    《初出2007.9.4.》

2008-05-30 13:11:12 | 小庭の情景を眺めながら
東京の郊外は、昼下りまで快晴の後、曇り空となり、
夕暮れのひとときは小雨が降ったが、30分ほどで止んだ。

月を眺めようと思い、静寂な玄関庭に下り立ったが、
残念ながら月は恥ずかしげに雲の間に隠れている。

樹木、草花は雨粒をたたえて折、地表は清められひっとりとしる。

鈴虫は相変わらず盛大に鳴いて折、さながら合唱団となっているが、
耳をすませば、こうろぎの鳴き声が聴こえる。

日中、盛大な鳴いた蝉は、泣き疲れたのか、寝付いている。

ときおり、微風が吹き、もう秋かしら、と呟(つぶや)きながら、
居間に戻った。


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