夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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京の『祇園祭』、街衆の熱意と限りなく英知の結晶・・。【2009.7.15.~7.17.】 最終

2009-07-20 08:04:36 | 
          最終章 旅の終りの京の和菓子は・・。

私達夫婦は、大通りの御池通の桟敷席に座り『山鉾巡行』を拝観した後、
私達は団体観光ツアーの一員であったので、指定場所に集合し、
観光バスで京都駅に向った。

私達が乗車するのは、京都駅15時29分発の東京駅行き『ひかり』であり、
駅構内に着いたのは、一時間半前であったので、一時的に散会することとなった。

私達のグループは、お互いに旅行バックに幾重かの手提袋を提げていたが、
家内はこの旅行で淡き交流を重ねた女性グループの三人の方たちと、
お土産品のあれこれで、談笑をしていた・・。


私は呑兵衛のひとりであり、こよなく酒を愛するので、
甘い物は苦手で、和菓子、洋菓子は日頃から余り食べない。
しかし旅行先などで煎茶、抹茶を出して、和菓子を食べさせてくれる処では、
家内と共に頂く。

私は和菓子については、無知であるが、
季節感がかもし出されていれば、最良と思ったりしている。
旅先で和菓子の買い求める場合、
その地で長い歴史を育(はぐく)んだ老舗の和菓子店をなるべく購入する。

その地に生まれ、人々から買い求められ、
味そのもの長年培(つちか)われた和菓子となっているので、
まぎれない和菓子と私は確信している。

そして和菓子は、その地の風土、文化を代表するひとつと思っている。


このように日頃から確信しているが、
今回の京和菓子は家内が旅行前に選定していたので、
『山鉾巡行』を拝観する前に、家内のお供のような身となって、
大通りから外れた老舗に行った。

高倉通蛸薬師上ル和久屋町にある『亀廣永』という看板があり、
『 したたり 』という和菓子を家内は買い求めていた。

帰宅後、ネットで私は調べていたら、この和菓子の最良のサイトは、
下記のお方であり、無断であるが転載させて頂く。

http://www.kyoto-inetbb.jp/blog/archives/2006/07/post_24.html


私達は16日の宵山めぐりの際、街並みを散策していた時、
家内に誘われ、錦小路に寄った。
私は初めて通る小店が並ぶ小道であったが、日頃から漬物は大好きなひとりであったので、
私はある漬物店に寄った。

私達は三品ばかり賞味させて頂き、私は魅了された、と家内に云った後、
家内は七品ばかり買い求めていた。
商品の袋には、《 うちだの京つけもの 》と私には読めた。

http://www.kyoto-nishiki.or.jp/shop/uchidaw/uchidaw.htm


このような買物をしたりしたが、我が家は2人だけの家庭であり、
これで充分と思ったりしている。
私は、この時節の和菓子の老舗の『亀廣永』の『 したたり 』、
そして漬物の『うちだの京つけもの』の七品となった。

その上、山鉾のひとつ『月鉾(つきほこ)』のご厚意により、
厄病災難よけの『ちまき』を2本を頂いたのである。


帰宅後、私は実家の長兄宅にお土産として、
和菓子の『 したたり 』を持参し、そして厄病災難よけの『ちまき』一本を添えたりしていた。


                           《終り》


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