夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

クリスマス、私たち夫婦のささやかな歳月の歩みは・・。

2013-12-25 07:26:01 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の69歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

昨夜のクリスマス・イブの日は、家内がささやかな室内飾りをして、
平素より幾分多めの料理を頂きながら、
私はウィスキーをオンザロックと称した氷片を入れただけの濃いめを呑みながら、
家内はビールを呑みながら、いつものように談笑したりした。

こうした中で私たち夫婦は、遥か遠い日の結婚前の交際していた時も話題になったりした・・。

確か39年前の頃は、クリスマス・イブの時は、銀座の4丁目に近い喫茶店で待ち合わせ、
私は少し背伸びをして、高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリアン料理などを頂いていた。
そしてプレゼントを交換したりしていた。

この時のこぼれ話の中、この当時の私は六本木が勤務先の所在地で、
少し待ち合わせ時間に遅れそうになり、銀座までの地下鉄の電車の中が、
この日には特に遅く感じ、もどかしい心情となり、下車後の地上までの階段を駆け上り、
喫茶店に行ったりした・・。

この当時の1975年(昭和50年)の頃時は、もとより携帯電話もない時で、
待たされる方は、待ちわびる時代となり、駆け付ける方も何とか連絡する方法はないかしら思える時代で、
お互いに信頼だけで結ばれていた時代てもあった・・。

あんなこともあったねぇ、と昨夜もお互いに笑い合ったした・・。
          

その後、結婚してからは、私は退社後に付近の専門店で一週間前の頃から思案していたプレゼント品を購入し、
封筒状のクリスマス・カードにささやなな一文を認〈したた〉め、
そして幾たびか魅了されてきた洋菓子店の『クローバー』でケーキを買い求めて、
新居の賃貸マンションに帰宅してたりした。

この後は、一軒家を建てて、ローン返済で苦節していた時代が3年ばかり続き、
せめて愛用している『クローバー』でケーキだけ購入して、帰宅していた。

          
やがて私が40代の頃には、家内に何か欲しい品、とやんわりと訊(き)いたりしていたが、
必要な品は、デパートで買い求めているから必要はない、
できたら旅行に行って温泉にゆっくり・・と要望されたりした。

この当時は私は多忙であったのは、40代の後半の頃から、業務が幾分空〈す〉いた2月頃に、
冬の旅をして、家内の念願に応〈こた〉えたりしていた。

そして定年退職後の年金生活に於いても、我が家はプレゼントの品よりも、
観光ホテルに滞在して、ゆっくりと温泉を満喫することが多くなっている。
          
もとより子供に恵まれたならば、クリスマス・イブの日も含めて、
大幅に変貌してきただろう、と思いながら、こればかりは叶わぬ夢となっている。、


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