夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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突然死の原因になる「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」の違い、77歳の私は真摯に学び・・。

2022-02-20 14:52:24 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している幻冬舎の公式サイトのひとつの【 幻冬舎ゴールドオンライン 】を見ている中、
『 突然死の原因になる「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」の違い【専門医が解説】』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の77歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。


こうした中、過ぎし2019年の元旦の2時過ぎに私は目覚めて、
まもなく左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、

左側に寝返りしたり、或いは右側に寝返りをして、痛みに耐えたりした。

この10日前に、このような状態があったが、一時間過ぎた頃に解消したが、
今回は痛みが去らず、深夜2時過ぎから継続しているので、不安を増した・・。

やがて5時過ぎに、私は痛みが半減してきたが、
やはり、狭心症や心筋梗塞などのまえぶれであったら、
この後の私の人生は何かと大変だ、と思い、
救急車を呼んで、病院で早期治療を受けようと決意して、家内に伝えたりした。

            

やがて、私たち夫婦は救急車に搬送されて、
私は世田谷区にある日産厚生会『玉川病院』
で緊急治療を受けて、
痛み止めの薬を頂いたりした。

そして男性医師から、あなたが通っている最寄りの内科医院に状況報告書を書きますが提出して下さい、
その後、心臓に関する専門病院で、早めに精密検査を受けて下さい。

こうした中で、耐えがたい痛みを発生した時、『ニトロペン錠』を舐(な)めて下さい、
と私たち夫婦は言われたりした。

やがて病院を辞して、病院前よりタクシーに乗車して、我が家に向かう車内の中、
『元旦そうそう・・救急車で病院に行き、応急治療を受けるとは、まさかの出来事だったょ・・』
と私は苦笑しながら、家内に言ったりした。
          



結果的には、私は安静した状態で正月3が日を過ごすこととなり、
私たちは初めて静かなお正月を過ごすこととなるわねぇ・・と家内から言われたりした。

今回、やむなく生まれて初めて正月三が日は、安静の中、戸惑いながら過ごした・・。                       

お節料理の好みの単品を揃えてきたが、思いがけない病状に、何かとプラス思考の私でも、
失墜感で、うつろな状況で食べたりした。

或いは日本酒、ウィスキー、ビールを年末で準備完了であったが、
一滴も呑めない正月三が日は、二十歳以来初めての出来事となったりした。

やむなく日中のひとときは、寝室の布団の中で身も心も預けて、
本を読んだり、昼寝をして過ごした・・。

こうした中、今後の私の予定をめぐらしたりしていた。
正月三が日明けの4日は、最寄りの内科医院に私は行き、
日産厚生会『玉川病院』より状況報告書を内科医院長宛てに手渡した後、
この内科医院長より、大きな循環器専門の病院に紹介状を書いて頂く。

そして循環器専門の病院として、私たち夫婦は思案した中で、
都心にある東京医科歯科大学の附属病院の中に循環器内科に受診できれば、と願ったりした。

            

このように思案したりし、3日の夕食を家内と共に頂いた後、
やがて私は9時過ぎに布団にもぐり、本を読だりしている中、寝付いたりした。

そして10時過ぎ頃、左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
『玉川病院』の医師のアドバイスに基づき『ニトロペン錠』を舌先で舐(な)めたりした。

やがて20分過ぎても鎮静化しなくて、やむなく2錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりし、
今回果たして『ニトロペン錠』鎮静化がするのだろうか、と思いながら、
痛みに耐えたりしたが、効果なく3錠目の『ニトロペン錠』を舐(な)めたりした時、
私は家内を起こして、救急車で病院に行く、と決意したのは11時半過ぎであった。

やがて救急車が我が家に到着して、救急スタッフの御方が昨今の私の状況を把握し、
循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』を進言して下さった。



そして『榊原記念病院』に到着後、10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、
そしてCTスキャンなどの精密検査、或いはレントゲン終えたのは、
早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院となったりした。

こうした中、痛みは当日の4日の夕方には解消したが、
集中治療室の専門部屋より、3名部屋、やがて4名一般部屋に移動した後、
退院となったりした。



こうした苦い体験のある私は、
今回の《・・突然死の原因になる「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」の違い・・》、
真摯に学びたく、記事を読んでしまった。

この記事は
東京ハートリズムクリニックの桑原 大志・院長の連載寄稿文のひとつであり、
【 幻冬舎ゴールドオンライン 】の『健康』に2月20日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・

突然死の原因になる「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」の違い【専門医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)


「健康診断で、不整脈を指摘されたけれど、放置している」
という人も多いのではないでしょうか。

しかし、あの元巨人軍監督の長嶋茂雄氏も「不整脈に由来する脳梗塞」に倒れるなど、
脳梗塞や心不全、場合によっては突然死にもつながる「怖い不整脈」が存在すると、
東京ハートリズムクリニックの桑原大志院長はいいます。

「怖い不整脈」と、経過観察でOKな「怖くない不整脈」の違いについて、
専門医の桑原院長がわかりやすく解説します。



☆☆不整脈には「怖いもの」と「怖くないもの」がある☆☆

健康診断の心電図検査で、「不整脈が認められる」と指摘され、
ドキッとしたことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、特に自覚症状もないため、安易にとらえ、
そのまま病院へいかず、放置している人も多いと思います。
しかし、不整脈を放置すると、さまざまなリスクがあります。

 

☆不整脈とは、心臓のリズムが乱れること

不整脈とは、簡単にいえば「脈が乱れること」。

心臓は1日に約10万回、ポンプのように収縮と拡張を繰り返し、
全身へ血液を送り出しています。

通常、この収縮と拡張は、規則正しく行われていますが、
ときにはそのリズムが乱れることがあります。
これが「不整脈」です。

 

☆不整脈はほとんどすべての人に認められる

24時間記録する心電図検査を行うと、
脈拍の乱れを自覚していない人を含めて、ほとんどすべての人に不整脈を認めます。
一生のあいだで、不整脈が出ない人は、いないといっても過言ではないでしょう。

不整脈が引き起こす問題のひとつは、症状です。
突然、脈拍が早くなったり、遅くなったり、乱れたりして不快感を自覚します。

いきなり心臓が信じられないスピードで速く打ち始めると、
「死ぬかもしれない」と恐怖を感じることがあるかもしれませんが、
生命の危険性という点では、その不整脈の多くは心配いりません。

しかし、なかには逆に、症状は軽微でも、
もしくはほとんど症状がなくても命を危険にさらしたり、
脳梗塞や心不全という重篤な合併症を引き起こしたりする「怖い不整脈」が潜んでいることがあります。



☆命を危険にさらす「怖い不整脈」に現れる3つの予兆

いったい、「怖い不整脈」とはどのようなものでしょうか。

「怖い不整脈」には多くの場合、予兆として

1.動悸

2.息切れ

3.めまい

が現れます。

特に、心電図で、異常を指摘されたことがあり、
なおかつ、気を失ってしまうようなめまいがある場合は、要注意です。
その場合、命を脅かす「怖い不整脈」につながる可能性があります。

ここでは、命を脅かす「怖い不整脈」のなかから代表的なものを4つ、紹介しましょう。

 

 


☆☆以前は「ポックリ病」と呼ばれていた致死性の不整脈☆☆

☆突然死を引き起こす「ブルガダ症候群」

「ブルガダ症候群」とは、突然、夜間眠っているあいだなどに、
頻拍発作を起こす致死性の不整脈です。

40代以降の中高年男性(特にアジア人)に多く、
以前は「ポックリ病」といわれていました。

発作を起こすと、心臓が痙攣状態になって、
体に血液を送ることができなくなり、意識を消失し、
場合によってはそのまま死に至ります。

怖い不整脈の予兆として「動悸」、「息切れ」、「めまい」があると前述しましたが、
このブルガダ症候群の恐ろしいところは、
そうした予兆がまったくなく、突然発作を起こす場合があるということです。

ただし、ブルガタ症候群の人は、発作前に安静時の心電図で、
すでに異常がみられることがあります。

検診等で「ブルガタ型心電図」と指摘される人が、それに当たります。

また、この「ブルガタ型心電図」を有し、なおかつ近親者に突然死した人がいる場合は、
将来、突然死に至るブルガタ症候群の可能性もあり、注意が必要です。
必ず医療機関を受診しましょう。

すでに失神発作を引き起こし、ブルガダ症候群であると診断された人、
もしくは失神発作はないものの、極めて高い可能性で、
将来失神発作を引き起こす可能性が高いと判断された場合は、
「植え込み型除細動器(ICD)」による治療の適応があります。

☆子どもに多い「QT延長症候群」

「QT」とは、心電図波形の一部分のこと。
この部分が異常に延長し、失神や突然死を引き起こす疾患を「QT型延長症候群」といい、
初回のイベントは、学童期から思春期に多く認められます。

運動中、精神的に緊張したとき、
また目覚まし時計や電話のベルの音などの音刺激を誘引として、
失神や眼前暗黒感を認めます。

多くの場合、遺伝によって発症し、
日本では2500人にひとりの頻度で発症するといわれています。

運動制限や薬物によって治療されますが、
それらを行っても失神発作を引き起こすようならば、
「植え込み型除細動器(ICD)」の適応です。




☆☆「怖い不整脈」の種類と「発症しやすい人」の特徴☆☆

☆心臓病の既往がある人は要注意「心室頻拍(しんしつひんぱく)」

「心室頻拍」とは、心臓の下部にある2つの心室を発生源とする不整脈のこと。
正常な心拍数は、毎分60~100回ですが、
心室頻拍になると毎分100回以上になります。

心室頻拍の持続時間が長いと、動悸、息切れ、めまい、ふらつき、失神などの症状が起こり、
最悪の場合、意識消失や突然死を起こすことがあります。

 

[図表2]

 

心室頻拍は、心筋梗塞や心筋症などの基礎疾患を持つ人に起こると
突然死を引き起こすことがあります。

心室頻拍のきっかけは、心室性期外収縮ですが、
この心室性期外収縮は、自覚しにくいという特徴があるため、
心筋梗塞や心筋症の既往のある方は、24時間記録する長時間心電図等を実施して、
心室頻拍そのもの、もしくは心室頻拍に移行するような心室性期外収縮がないか調べましょう。

もし、心室頻拍の恐れがある場合は、失神等の既往がない場合でも、
突然死を予防するため、植え込み型除細動器(ICD)による治療が、
行われることがあります。

☆高齢社会で増加傾向にある「心房細動」

「心房細動」とは、右心房と左心房に無秩序な電気信号が多数発生することにより、
両心房が細かく震え、機能しなくなってしまう状態のことをいいます。

ブルガダ症候群や心室頻拍と異なり、
心房細動そのものによって、死に至ることはほとんどありませんが、
心房細動になると、脳梗塞や心不全の発症リスクを5倍高めることがわかっており、
注意が必要な不整脈です。

この心房細動のリスク要因は、3つあります。
1つ目は基礎疾患(心筋梗塞、心筋症、高血圧など)、
2つ目は飲酒の習慣、
3つ目は加齢です。

つまり、歳を重ねれば、誰にでも心房細動が起こるリスクがある、ということです。
実際に、高齢化社会の日本で、治療が必要な不整脈として
患者数が最も多いのが、この心房細動です。

心房細動の初期は、発作的に不整脈が起こりますが、
進行すると、一日中ずっと心房細動が続く「持続性心房細動」となっていきます。

治療には、抗凝固薬などによる薬物療法のほか、
カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)があります。



☆☆経過観察で大丈夫・・・心配無用の「怖くない不整脈」☆☆

このように、命を危険にさらす「怖い不整脈」がある一方で、
経過観察でも大丈夫な「怖くない不整脈」もあります。

 

☆もっとも一般的な「心室性期外収縮」と「心房性期外収縮」

期外収縮の「期」は「予期」の期で、
心臓が予期されたタイミングから「外」れて、早めに打ってしまうので、
期外収縮と呼んでいます。

通常心臓の収縮は、洞結節という「発電所」で発生した電気信号に
心筋が反応することで起こります。

しかし期外収縮になると、洞結節ではない部位から電気が発生して、
信号を送ることがあります。
そのため、通常の脈よりも早い段階で、心臓の収縮が起こってしまうのです。

期外収縮には2種類あり、「心室性期外収縮」と「心房性期外収縮」です。
これらは、不整脈が心室で起こっているのか、
または心房で起こっているのかによって名称が異なります。

期外収縮は、健康な人でも生じる不整脈であり、年齢とともに増加します。
まったく症状がなく、健康診断の心電図検査で、初めて指摘される人もいますし、
「心臓がドキッとする」、「突然、胸が苦しくなる」などの症状を自覚して気づく人もいます。

また、期外収縮が起きる瞬間に、不整脈とは全く無縁そうな「咳」が出る人もいます。
これは、狭い胸郭の中で、心臓の動きが一瞬大きくなり、
物理的に気管支を圧迫するために起こります。

多くの場合は加齢のほか、カフェインの過剰摂取、大量飲酒、
睡眠不足、疲労、ストレスなどが原因となります。



☆☆自分だけで「勝手に判断」するのは危険☆☆

☆「怖くない不整脈」も放置すれば「怖い不整脈」に移行する可能性も

「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」について話してきましたが、
正しく見極めるのは、医師でなければ困難です。

また、心室性期外収縮や心房性期外収縮のように「怖くない不整脈」であっても、
その後の経過観察を怠ると、いつの間にか「怖い不整脈」へ移行してしまっている場合もあります。

そのため、一度でも健康診断の心電図で異常がみつかった場合は、
早期に医師の診断を受け、指示を仰ぐことをお勧めします。

不整脈は、決して珍しい病気ではありません。
しかし、安直に考えると重篤なリスクを引き起こすこともあります。

とくに、「心筋梗塞や心筋症の既往がある」、
「身内に心臓病で突然死した人がいる」という場合は、要注意です。

ぜひ、健康診断のアラートを「病気にいち早く気付くチャンス」と理解し、
適切な行動を取るようにしましょう。・・》




今回、東京ハートリズムクリニックの桑原 大志・院長の寄稿文に導かれて、
《・・突然死の原因になる「怖い不整脈」と「怖くない不整脈」の違い・・》、
懇切丁寧な記載に、多々教示されたりした・・。

過ぎし一昨年の2019年、新年そうそう、心臓の左胸が圧迫され、強く痛みを感じて、
やむなく救急車で循環器専門の『榊原記念病院』に搬送され、
8泊9日で退院となったりした。

この時に、大学一年の夏季合宿にタバコを喫い始めて、
長年こよなく愛煙者だったが、これを機会にタバコにお別れとなったりした。

こうした根底には、やはりタバコは身体に良くないと、医師から進められて、
何かを断念しなければ、この先はないと思い、断腸の思いで禁煙したのは本音であった・・。

そしてお酒に関しても、お酒大好きの呑兵衛の私は、
65歳の時に糖尿病と診断され、これ以来は懇親会、旅行、冠婚葬祭を除き、
5日毎に
500CCの缶ビールをたった1本となっている。

そして恥ずかしながら糖尿病の予備軍として、信愛している内科病院に、
4週間ごとに通院しているので、心臓に関しても検査して頂き、今日に至っている。

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