夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、独り住まいとなり・・♪

2007-03-10 19:45:00 | 定年後の思い
家内が本日より4泊5日で里帰りしている。
家内の母は、2年半前に主人を亡くされ、独り住まいとなっているので、
毎月4泊前後、季節ごとの衣変え、部屋の模様替え、大掃除などで家内は里帰りをしている。

私はこの間は、家内が作り置いてくれた料理などで食事をしているが、
朝夕は家内と電話連絡をしている。

私はこうした折、将来どちらかが独り身となった場合の予行練習とも思ったりしている。

私達夫婦はお互いに趣味を強く持つようにしている。
どちらかが残された場合、心身の立ち直りの支えとなると思っているからである。


私は晩酌をするが、独りでもお酒を呑めるタイプなので、
これといって困ることはないが、他愛無い話し相手がいないのは困る。

かといって、駅前の居酒屋まで行って、絣の召した仲居さんにからかわれ、
お酒を呑む元気はない。

現役時代の帰路、週末には定期便のように寄ったりした。
最近は歳のせいか、弱くなっているし、戸締りをした上に出かけるのが、
少し面倒というのが本音である。

何時もの夜のように、弐合徳利に辛口の純米酒を人肌に温め、
好きなぐい呑みを取り出して、お燗が待ちきれず、一杯程度、冷酒を呑み程度である。

料理をつまみながら、弐合徳利を呑み干せば、
後は煎茶の方が望ましくなっている。

定年退職をして数が月後、このような状況となったので、
『俺も弱くなったょ・・弐合・・呑めば十分となった・・』
と私はこぼしたりした。

『貴方は・・黙っていれば・・四合程度は呑んでいましたのよ・・
もう一生分・・呑まれましたから・・』
と家内は言ったりしていた。







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