夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときにはパソコンの『写真』の整理、78歳の私は、ためらいながら・・。

2023-04-15 11:40:58 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒家に住み、
ささやかに過ごしている。

そして年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。




こうした中、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
私は独りで外出して、 自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、
季節のうつろいを享受している。

こうした時は、殆どデジカメをネクタイのように首回りから下げて、
颯爽と歩き、 歩いている中で瞬時に魅了された情景を、
一期一会ねぇ、と思いながら撮ったりしている。


そして無念ながら忘れることもあり、ときおりデジカメで撮ったりして、
記憶のかたみとしている。



2004年(平成16年)の秋に、定年後は、やむなく年金生活を予定していた私としては、
一眼レフのカメラだと、 レンズの買い増しなどの購入などでエスカレートすると費用も際限なくなるので、
やむなく断念し、 この当時としては高質とされていた800画素でズームレンズのあるカメラ一体型で、
程ほどの良質なキャノン、ニコン、ソニー、コニカミノルタから選定することとした。
 
結果として、手ブレ補正の搭載されている随一の商品で、
総合教養雑誌の『サライ』でも賞賛されていたコニカミノルタの『DIMAGE A2』とした。
 
そしてデジカメ本体に、カメラ・ケース、充電器、リチウムイオン電池の予備、
記憶媒体はCF(コンパクト・フラッシュ)であるので、512MBを購入し、確かこの当時30万円を超えた。
 
このデジカメは、ズームが35mmフィルム換算で28~200mmであり、
周遊観光などに参加した場合は、ゆったりと撮影する時間が少ないので、
画質さえ800画素以上要求しなければ、一眼レフでレンズ交換をしたりすれば、
確かに私のデジカメは、構図が素早く決められ、機動力がある、と秘かに思ったりしていた。
 
 
この後もデジタルカメラの進化は、周知のとおり日進月歩となり、
技巧も乏しい私でも、新たなカメラに魅了されて、
ニコンの『クールピクス P510』を買い求めたりした。

                           
 
やがて2015年の晩秋、白内障の手術をして、
それまで
高校生より酷い近眼で、劣等感のひとつであったが、
多焦点眼内レンズの効力の為か、左眼、右眼も1・0前後となり、
55年ぶりにメガネが不必要となったりした。

これを記念に、デジカメも買い改めて、定年後
三代目となり、
初めての
1型センサー
のパナソニックの『LUMIX(ルミックス)
DMC-FZ1000』となったりした。

 
こうした中で、年金生活の午前中のひとときは、
殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲を散策していると、
季節の移ろいに魅了され、一期一会かしらと思いながら、情景を撮ったりしてきた。
 

 
 
或いは家内と共通趣味の国内旅行を幾たびも重ねる中、
その地の情景に圧倒的に魅せられて、撮ったりしてきた。
 
 
 
 
 
 
こうした中で、恥ずかしながら私は、齢を重ねるたびに忘れることもあり、
やむなく記憶のかたみ、として撮り続けてきた・・。
 
そして過ぎ去った日々の写真を見たりすると、
あんな情景があったのか、と愛惜を重ねたりしている。
 
何よりも驚いたのは、10年前の67歳だった私の表情が若く、
こればかりは・・と独り微苦笑をしたりしてきた・・。
 
                            
 
 
やがて一昨年の2020年の2月の初旬、デジカメを買い改めようかなぁ・・、と思案してきた・・。

こうした根底には、一昨年の12月初旬に本屋で視た、
家電批評の『デジカメ ビデオカメラがまるごとわかる本 2021』、
購読して、改めてデジカメも加速されて、進化していたことを学んだりした・・。

世の中は新コロナウィルスの烈風で閉塞感があり、
私も好きな国内旅行も、『三密(密集、密接、密閉)』の信義の前では、
つたない私でも天に唾(つば)をかける行為で、まぎれなく非国民に該当するので、
旅行はダメだよなぁ・・、我慢しながら断念してきた。
 


せめて衰えた心身を私自身を鼓舞させる為に、
デジカメを買い改めて、日常生活を活性化しょうと、
秘かに思案したりしてきた。

こうした根底のひとつには、
私は1944(昭和19年)の9月に農家の三男坊として生を受けて、
今年は数え年77歳となり、9月の誕生日を迎えて満77歳となり、
お祝いの言葉で表現すれば、『喜寿(きじゅ)』の年となる。

そして幸運にも、何とか「健康寿命」で迎えられるかしら、
と思ったりした・・。

こうした中で、デジカメは私の乏しい技巧でも、
少し背伸びした機種を選定しょう、と思い深めたりした。

私は一眼レフのAPSサイズの『ニコン』か『キャノン』の中級品の本体に、

18~300mmの望遠ズームレンズを思案していたが、
この当時もフルサイズが到来し、私も一代決心をして買い求めることに決意した。

そして2021年2月8日、ヨトバシカメラのマルチメディア吉祥寺店に行き、
本体は、 ソニーのデジタル一眼カメラα(アルファ)α7R III 
レンズはズーム型の好きな私としては、ソニーの24~240mm、
として、購入した。

やがて私は、
少年のような無我夢中となり、我が家の周辺などを撮ったりして、
と微笑んだりしている。

このように撮った写真は、パソコンのハードディスクに記憶させ、
安全対策として、外部のハードディスク装置にも収納している。

一年前の頃の一週間、写真の整理をしてきた・・。
年金生活17年半を過ごす中、写真は2万枚を超え、本格的に整理をしてきた・・。





我が家の近くに流れている野川の両岸にある遊歩道・・
四季折々に散策してきた情景を見たりしていると、
脳裏からひとつの歌が舞い降りてきた・・。
 
♪うつむきかけた あなたの前を
 静かに 時は流れ
 めぐる めぐる季節の中で
 あなたは 何を見つけるだろう

【 『季節の中で』 作詞、作曲・松山千春、唄・松山千春 】

とシンガーソング・ライターの松山千春さんの名曲のひとつを
心の中で唄いだしたのである・・。


川べりから観える水の流れ、付近の住宅街のそれぞれの樹木、草花が、
まもなく春は過ぎ去り、深緑の情景に変貌して、
やがて初夏を迎える・・。

このように思い馳せたりしていると、写真の整理は遅くなり、
独り微笑みながら、過ぎし日の出来事に愛惜を重ねたりしてきた・・。



昨日、午後のひととき、パソコンの『写真』の整理をした。

私のこれまでの写真は、パソコンの内部の【 ピクチャ 】に保存し、
万一の場合に備えて、外部ハード・ディスクにコピーしている体制としている。

しかしながらパソコンの反応が鈍(のろ)くなり、
やむなく写真の一部を破棄しようとした・・。

もとより事前に、パソコンの内部の【 ピクチャ 】を、
とりあえず2004年から2017年
までブルーディスク(BD-R)にコピーし、
8枚となり、こんなに撮ったの・・と我ながら微苦笑したりした。



やがてパソコンの内部の【 ピクチャ 】の2017年までの写真を削除した後、
パソコンの内部のハード・ディスクの再整備をしたりした。

そして私のパソコンは、Windooesに伴い、
添付されているソフトの『管理ツール』の『ドライブのデフラグと最適化』を活用して、
ハードディスクを効率化良くしたりした。

このようなことをしていたら、昨日の午後の大半、そして深夜に及び、
自身の思いで深い『写真』であるので、やむえないなぁ・・、
と微苦笑したりしている。


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