夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

彼等に幸多きことを祈願・・♪

2007-01-08 09:24:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴で、風もなく穏やかな朝を迎えている。

昨日、『成人式』が各地で行われ、風雪の中で開催された所もある、とテレビのニュースで報じたりしている。

先程、インターネットでニュースを見ていたら、

【若者が手作りの『成人祭』開く・・財政破綻した夕張市】

という見出し記事を注視し、記事を読み込んで、
私は胸が熱くなった。

読売新聞の配信の記事、無断であるが転記させて頂きます。


財政破綻した北海道・夕張市で7日、『成人祭』が開かれた。

今年は、市が毎年支出していた補助金60万円を全額カットした為、
地元の若者等が奔走し、手作りの式典となった。

出席した新成人は、炭鉱閉山、観光業による再生、そして財政破綻と、激動の時代に育った91人。
大学生の青山憂衣さん(20歳)が代表として、
『夕張は何物にも代え難い、かけがいのない街。
厳しい状況の中で式典を設けていただき、心から感謝します』
と挨拶した。

以上が記事の全文である。


私はこの記事を読みながら、涙がこぼれそうになった。

昨今の観光業の再生の失敗、財政破綻で多くの市民が困窮している。
市民の希望を託して一票を投じ、市長・市の議員らは選出されてきたが、
財政破綻と私はニュース視聴した時、
私は市民を裏切った歴代の市長・市の議員の責務なさに私は怒ってきた・・。

こうした中で、今回の『成人祭』が式典が行われ、
地元の若者等が奔走し、手作りの式典には私は胸が熱くなった。
そして、今回成人のなられた91人には選挙権のなかったので、
責任は全くない上、けなげな挨拶には、目頭が熱くなった・・。

ここ十数年、成人式の祭典の折、各地で新成人が暴言、暴動など1部に於いて狼藉をする、
と私は新聞記事、テレビのニュースで見たりすると憂いていたひとりである。

私はこの代表の方の挨拶を再び読み出すと、
思わず襟を正した・・。

私は地元の若者等、そして新成人となられた方達に、
今後、きっと幸多い人生に、と祈願したりした。




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