夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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『千の風になって』・・♪    《初出2007.1.16.》

2008-05-08 13:21:04 | 音 楽
今朝、インターネットでニュースを検索していたら、
1月22日付でオリコンのシングル・ランキングで1位になったと、知った。

私はレコード会社に35年間勤め、定年退職後の3年生の身である。
現役時代は、このオリコンという音楽専門雑誌があるが、
週刊誌のシングル、アルバムのランキングを何時も注視していた。

そして少なからずシングル、アルバムの首位になった作品は、
出来る限る聴いたりしていた。

退職後の今は、オリコンのホームページで週に2回ぐらい、
シングル、アルバムのランキングを見たりしている。
ここ数年は流行の歌には興味が薄れ、
もっぱら平成10年以前の曲をときたま聴いたりしている。

例外とすれば、昨年の9月頃から絢香(あやか)という若い女性に魅了させられ、
特に『三日月』に関しては百回以上聴いたりしている。
私はこのアーティストには今後も注視している。


最近の音楽環境がこのようであったので、『千の風になって』の曲は正直なところ無知であった。

早速、インターネットを検索し、あるサイトで動画の無料サービスで
『千の風になって』をほんの50秒前後であるが視聴した。

テノールの歌声がゆったりと唄いはじめられ、


♪千の風になって
 あの大きな空を

  【作詞・不詳  訳詞・新井 満】


良い曲と解かり、こうした曲こそ長らく歌いつながれていく曲と確信した。

その後、音楽関連のニュースを検索していたら、
サンケイスポーツの音楽ニュースの配信記事を読んだりした。

無断であるが、記事を転記させて頂きます。

【クラッシック系初! 秋川雅史のシングル『千の風になって』がオリコン1位】

という見出しであり、



昨年、大晦日のNHK『紅白歌合戦』に出場したテノール歌手・秋川雅史(39歳)の『千の風になって』が、
22日付のオリコンのシングルチャートで1位となることが15日、分かった。
紅白で歌った後に、売り上げ急上昇。
クラシック系アーティストの首位獲得は、史上初の快挙だ。

同曲はもともと、作者不詳の英語詩で、
芥川賞作家・新井 満・氏(60歳)が訳詞、作曲した曲を秋川がカバーした。
アルバム『威風堂々』から昨年の5月にシングル・カットされ、
オリコン初登場は168位だった。

死者が『いつもあなたのそばにいます』と呼びかけ、
大切な人を亡くした悲しみを慰める詞が、
秋川の澄んだ歌声に乗って、お茶の間の団塊世代等の共感を得て、急上昇。
史上最も低い位置から1位獲得となった。

秋川は、
『この曲が、より多くの人に伝わって欲しい、という想いで歌ってきました。
これからも多くの人の心に届くように歌っていきたいと思います』
とコメントした。



以上、配信記事の大部分を転記させて頂きました。


そして私は、もう一度視聴した・・。

作者不詳の英語詞を日本語の訳詞された新井 満・氏の限りない優しさを感じながら、
テノールの静けさを含んだ朗々とした歌声を聴きながら、私は胸が熱くなった。

尚、この『千の風になって』を発売しているレコード会社は、
私がかって勤めた会社でなく、他社であるが、
私は少なからず他社で発売された曲でも良いと思ったのは、
上司、同僚、後輩には公(おおやけ)に話してきた。

遠い昔、やはり他社の五輪真弓のデビュー曲『少女』を朝礼の当番の折、
3分間ほど絶賛した後、あとで他部門の上司から嫌な顔をされたりした。

今は、ただ懐かしい想いでとなっている。




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