夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

文藝春秋・編『日本の論点2012』、齢ばかり重ねた高齢者の私でも、思わず購入し・・。

2011-11-11 10:43:18 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の身であり、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住んでいる。

昨日の昼下がり、家内が駅前の歯科医院に治療の予約していたので、
私はホディーガード兼お供で、家内と共に幾分人気の少ない川沿いの遊歩道を歩いた・・。

桜の樹が多い桜並木のような中、
花水木(ハナミズキ)の樹の数多くの葉は、朱紅色に染まっているが、
この地域に古くからあるクヌギ、コナラの樹木、
そしてハクウンボク、ヒメシャラ、イヌシデ、ヤマボウシ、コブシなどは、
ほんのりと紅色、朱色、黄色に染め始めていた・・。

川の水辺の近くには、鷺(サギ)、鴨(カモ)が数多く観られ、
そして鶺鴒(セキレイ)、椋鳥(ムクドリ)も飛来してきているが、
私は小鳥には興味がなく、淡い陽射しを受けた川面、清冽な水の流れを見つめたり、
川辺の薄(すすき)は、わずかに白い穂に見せ始めている。

このような錦繍(きんしゅう)の情景を観ながら、私たちは駅前に出た。

そして駅前で家内と別れ、いつものようにコーヒー・ショップの『ドトール』で待ち合わせすることし、
私は本屋に寄り、雑誌の文芸コーナーに於いて、
1970〈昭和45〉年より購読している総合月刊雑誌の『文藝春秋』(12号)を手にした後、
この横に、『日本の論点2012』と大きく明記された厚い本が10数冊積み上げられていた。

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784165031109
☆【文藝春秋ホームページ】<==《文藝春秋・編『日本の論点2012』》

私は手に取って、パラパラと開きながら見たりしていたが、
確かに日本の第一線で活躍される著名人の方たちが、冷戦から今日までの各分野の問題を
寄稿されたのが掲載されている。


私は遅ればせながら高校生の初めに、読書の底知れぬ魔力に取りつかれて小説、随筆など乱読し、
年金生活の今でも、日常の大半は、随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書が多く、
本屋に寄ったり、ときには古本屋に行き買い求めている。

単行本、新書本、文庫本の書籍が圧倒的に多く、ときおり雑誌を購入しているが、
今回の『日本の論点2012』の厚い本は、手にして読むのは・・と躊躇(ためら)ったりした。

しかしながら、多岐に及ぶテーマを一冊に集約したのは、なかなか出版されることもないと思え、
齢ばかり重ねた私でも、購読しょうと決意した。

高齢者3年生となった私は、少しばかり世の中は解ったつもりあるが、
新聞などを読んだりしていると、恥ずかしながら解説欄に縋(すが)ることが多く、
ときおり何も解っていなかった、と赤面したりすることもある。

今回、改めて謙虚に、それぞれの専門家の見識を学び、
大学の特選セミナーの時事講座かしら、と受講生のひとりのような心情で、
読みはじめている。

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