夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夕暮れの買物・・♪   《初出2005.7.12.》

2008-04-21 19:20:44 | 定年後の思い
家内の父は、昨年の秋に亡くなったので、今年の夏は新盆にあたり、
家内は家内の母と二人連れでお墓参りを兼ねて温泉滞在に行った。

早朝、家内を見送った後、蒸し暑くなったので、
居間にエアコンの冷房をセットし、新聞を読んだりする。

その後、このブログに二編綴り、別日記にも一編綴り、
この間に『宮脇俊三の旅』を再読したりした。

夕暮れになると、日中は冷房の中でいたので、
身体に良くないので、散策に出かけた。
蒸し暑い日中であったので、夕暮れ時でも30度を越えていた。

コンビニで『文藝春秋』を買い求めた後、
スーパーに行き、夕食の副食を捜していたら、日本酒のコーナーを見た。

ここ10数年、駅前の酒屋より、純米酒の辛口の地酒を取り寄せていたので、
銘柄に関して偏っていた。
旅行先では、その地の地酒が何よりの楽しみのひとつである。

初めて見る銘柄があった。

純米の辛口原酒で、『福乃光』であった。

金沢で最も長い歴史と伝統を誇る酒蔵、福光屋、書かれていた。
そして、キレがよく、しっかりとしたコクのある味わいは・・と書かれて、
18度以上19度未満・・

呑兵衛さんの私は、こうした文面に弱い。

お酒は女性と同様に、初めての出会いには、ときめきを憶える。

9時過ぎの夕食の時、この『福乃光』を冷やしたを、
ぐい呑みの選択は迷ったが、呑んだか、良好であった。

原酒の特徴でもある度数が濃く、しっかり辛口の味わいがあった。

こうした時、至福のひとときとなる。

良き出会い、と思いながら、ぐい呑みにそそいだ・・。



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