夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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『アンチエイジング』と『老年症候群』の相違、78歳の私は学び、微苦笑して・・。

2022-09-29 14:30:51 | 喜寿の頃からの思い
先程、愛読している【日刊ゲンダイヘルスケア】を見ていたら、
『 データが語る 令和高齢者の実像
アンチエイジングと老年症候群 食事と生活習慣で改善可能 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
恥ずかしながら、何かと無知なことが多く、
今回の《・・アンチエイジングと老年症候群・・》って、
私は明確に表現できず、どのようなことなの・・、
と思いながら記事を読んでしまった。




この記事は、長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
の永田宏さんの寄稿文であり、
日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、9月29日に配信され、
無断であるが、記事を転載させて頂く。

《・・1990年代に、アメリカで「アンチエイジング(抗老化)」という、
健康増進における新しい潮流が生まれました。

高血圧、動脈硬化、糖尿病などが、

「成人病」から「生活習慣病」に言い換えられた時代と一致しています。

それらの病気が、好ましい食事や生活習慣を続けることで、
かなり予防できることが分かってきたからです。

老化も、生活習慣病のリスクが高い人のほうが、

早い傾向にあることも分かってきました。

だとすれば、栄養やライフスタイルに気を配れば、
老化を遅らせることもできるはずです。
それがアンチエイジングの発想です。



最初のうちは、中高年女性の美容ばかりが強調されていましたが、

今世紀に入ってから、徐々に健康長寿を目指した取り組みが増えてきました。

フィットネスやダイエット、食事と栄養のバランス、ストレス解消法など、
専門家や、そうでもないちょっと怪しげな人々が、
老化に抗するためのさまざまな方法を提唱しています。

さらに製薬業界や食品業界からの参入も多く、
今では巨大なマーケットが形成されています。



アンチエイジングとほぼ同時期に、アメリカの老年医学の専門家たちの間で
「老年症候群(geriatric syndrome)」という言葉が使われ始めました。

老化が進んだ人は、持病の有無にかかわらず、
同じような健康上のトラブルを生じやすいことが、
当時からよく知られていました。

たとえば日常生活での転倒や転落、風呂などでの溺水、

食物による窒息や誤嚥(ごえん)性肺炎、
ちょっとしたことでの骨折、認知機能の低下などです。

それら一連の症状をまとめて、老年症候群と呼ぶようになったのです。



この言葉の誕生は、以後の老人医学に大きな影響力をもたらしました。

それ以前は、老人の健康問題の多くが「年のせい」
と簡単に片付けられていました。

しかし老年症候群なら、医療の対象となり得ますし、
予防や治療の可能性も出てきます。

アンチエイジングと老年症候群は、よく似た概念です。

あえて言えば、前者は主に現役世代の老化予防を目指しており、
後者は高齢者の健康維持と介護予防を目指しています。

いまの日本は、定年も年金受給年齢も70歳(長期的には75歳)に、

引き上げられそうな情勢ですから、50代や60代にとっては、
アンチエイジングのほうが、より関心が高いでしょう。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。




今回、長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
の永田宏さんの寄稿文より、
多岐に及び、教示されたりした。

特に《・・『アンチエイジング』と『老年症候群』の相違・・ 》、
学んだりした・・。

《・・アンチエイジングは、主に現役世代の老化予防を目指しており、
老年症候群は、高齢者の健康維持と介護予防を目指しています。・・》
このように私は、多々教示されたりしながら、微苦笑をしたりした。



私は無念ながら、70歳の頃から体力の衰えを感じ始めて、
やがて75歳の頃から、体力の衰えを深め、
たとえば2時間半ばかり歩き続けると、疲れ果てて、
ベンチを探して、休息したりしている。

或いは、ときおり物忘れもあり、独り微苦笑をしたりしている。

殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩き、
ときおり認知症だけは勘弁してねぇ・・と秘かに祈願しながら歩く時もある。


こうした中でも、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。
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