夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『自己顕示、自己嫌悪・・』・・♪

2008-03-04 07:31:00 | 定年後の思い
私は年金生活の4年生の身であるが、
いつものように日の出と共に起床している。

洗面した後は煎茶を淹れたりし、新聞を取り込んでいるが、
この後に真っ先にすることは、居間のビデオ・ケースの上に立てかけている
書家・詩人の相田みつをの『日めくり ひとりしずか』に向かうのである。

そして彼の綴られた本日の格言を、心の中で、呟(つぶや)いている。

たまたま4日に於いては、


   自己顕示
   自己嫌悪
     わたしの
     こころ
     うらおもて

             みつを

このように彼特有の字体が明示されている。

私はこのお方から、人生の哲学を学んでいるひとりであるが、
私の身勝手な人生の戒(いまし)めとして、日々教示されている。

私の実家は数多い曹洞宗のごく一般の家庭であるが、
私は宗教にも関心がなく、ただ相田みつをの残された名言は、
何よりも親愛している。

私はこのサイトに心の発露を日々綴ったり、
日常の言動は、家内はもとより、ご近所の方たち、
そしてタクシー、バスを待機している時などで見知らぬ人と話したりしている。

ともかく明るく振舞い、よくしゃべるので、
家内からもときおり、貴方少し静かにして下さい、
と云われたりしている。

現役時代の若き時代は、上司から、
ひとこと多いよ、人に対しお節介だよ、と注意されたくらいである。

私は何事も言動で示せねばならない、
と信じているので、
齢を重ねた63歳の身であるが、余り変わらないのである。

そして、ときおり表現しすぎたか、と反省し、
しばらくの間、心が落胆し沈黙する時もある。

古人の以来、ケガは治(なお)ってもクセは直(なお)らない、
と名言があるが、
こうした名言の前に、思わず微苦笑したりしている。
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