夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

自宅で簡単にできる『健康診断・がん検診』、76歳の私は初めて学び、やがて・・。

2021-03-12 15:04:05 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ヤフーで配信されたニュースを見ていたら、
『 自宅で簡単にできる「健康診断・がん検診」

                          気になる費用、使い方、検査精度は? 』、
と題された見出しを見たりした。

我が家は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
そして私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、

ささやかに過ごしている。

こうした中、過ぎし2010年(平成22年)の秋、私は66歳の健康診断の時の結果、
『糖尿病で、内科に受診して下さい』と明記されてしまった。




 私は青ざめ、翌日に自宅から徒歩10分ばかりの内科専門病院に行き、

検査、そして問診の時、
『国内旅行に何とか70歳ぐらいまで行きたいので・・

何なりと御指導をお願い致します・・』
と私は内科の医院長に懇願した。

そして高橋真梨子さんが唄われた『桃色吐息』は妖艶であるが、
 体力の衰えた66歳の私は、蒼色吐息のような表情で、

内科の医院長のアドバイスを聴いたりした・・。

 私は家内との共通趣味は国内旅行であり、糖尿病の場合は、もとより食事制約がある。

 
このような時、家内と共に旅行の宿泊先で美味しい夕食を頂けそうな時、
私は食べてはいけない料理だったら、余りにも惨(みじ)めである、と思ったりした。

やがて医院長から、料理のカロリー試算表を渡された上、 

軽い運動を毎日して下さい、と私は言われた・・。

この後、6週間の私は、家内が料理のカロリー試算表を確認しながら、

野菜を多くした料理を作って貰い、これ以来、朝夕頂いたりした。

そして私は、ウォーキングをしたり、或いは早足で遊歩道を歩いたりし、
お酒はしばらく・・さよならねぇ、と夕食の時も煎茶を飲んだりしていた。



          

こうした中、私は最寄の内科に8週間毎に定期検査日、そしてこの間に検査結果日と健診を受けて、
糖尿病の範囲の対象から克服でき、悪玉コレステロールは基準値の90%、
これ以外は、ほぼ優等生となって、改善努力の成果となっている。

そしてこうした定期健診を受けるたびに隣接した薬局で、血糖値を下げる薬を頂き、
日々朝食後に飲んでいるが、これ以外は至って健康だ、と思ったりしている。

しかしながら家内は、糖尿病の予備群ですから、程々に注意して下さい、

と言われる時もある。
   
このように私は、この内科専門医院の医院長の診察を10年ばかり受けた来たので、
秘かに私にとって大切な主治医のような存在、と思ったりしてきた。





そしてこの医院で、年に一度だけ、市より健康診断を受診してきた。

この間、『胃がん』の検査で、二度ばかり再検査・要で、

精密検査として胃カメラ、
或いは『大腸がん』の検査で、一度だけ再検査・要で、

精密検査として内視鏡の検査を体験してきた。

こうした時、この医院長に何かと気弱な私が受診するには、
どの専門病院が良いか推薦して下さい、と懇願して、
私は指定して下さった専門医院で、予測した以上に検査が気楽だったので、
安堵したりしてきた。

このような幾たびの体験を重ねてきたので、
私にとっては心身共に信頼している『かかりつけ医』となっている。

そして『かかりつけ医』の御方は、私の身体の弱点は殆ど認識して下さり、
私が小心者であることまで知っている、と思われる御方である。



このように私は、私の『かかりつけ医』に2012年(平成24年)の12月中旬、
これ以来、私はインフルエンザ予防接種を受けてきた・・。

今回、新型コロナの診療や、PCR検査よりも短時間で診断できる抗原簡易検査などを含めて、
私は『かかりつけ医』に指示を仰いで、検査を受けよう、と思ったりしている。 


このような私は『健康診断・がん検診』、そしてインフルエンザ予防接種まで受診してきたが、
今回、《・・自宅で簡単にできる『健康診断・がん検診』・・》って、
どのようなことなのですか、と思いながら記事を読んだりした・・。

この記事は、【 日刊ゲンダイヘルスケア】に於いて、3月12日に配信され。
無断であるが転載させて頂く。


《・・新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、健康診断離れが起きている。
その一方、自宅でできる検査キットが好調な売れ行きだ。

PCR検査や抗原・抗体検査と同様、唾液や血液などを採取し、
検査機関に発送して診断する手軽さがウケているという。

   ◇  ◇  ◇  

   ◇  ◇  ◇  

病気の「早期発見」が、根本から揺らいでいる。  

ジョンソン・エンド・ジョンソンが、
全国の20~79歳の1万5000人を対象にした
「健康診断・人間ドック、がん検診に関する意識調査」(2020年11月)によると、
4月以降の「健康診断」、「がん検診」を“控えたい”とした人は、
共に3割を超えた。

最も多かった理由は、コロナ感染のリスクだ。

昨年も定期検診を取りやめた人は多かったので、
2年以上も検査から遠ざかることになる。

このままでは特に「早期発見」、「早期治療」が重要ながんを
見逃してしまう可能性がある。



そこで自宅で健康状態を把握できる検査キットも試してみた。

がん・生活習慣病検査キット1万9800円

主ながんのリスクがカルテで届く(提供写真)

がんと生活習慣病の郵送型検査サービス「おうちでドック(R)」。

その中の「おうちでドック 男性用」(税別1万9800円)は、「がん」(前立腺がん、大腸がん、食道がん)と
「生活習慣病」(動脈硬化、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患、脂質代謝異常、
痛風・尿路結石、高血圧、肥満度、栄養障害)が一度で調べられる。

女性用も同額で、がんの項目が乳がん、子宮がん、大腸がん、食道がんに変わる。

共に血液と尿を自宅で採取し、
専門検査機関に送って病気のリスクをチェックする。

医師の診断を伴うものではないため、健康チェックという位置づけだが、
検査精度は病院と同等という。

検査キットを提供するヘルスケアベンチャーの「ハルメク・ベンチャーズ」の松尾尚英社長が言う。

 「血液採取容器も、指先に当てると自動的に針が出てくる安全設計です。
血液は2~3滴、尿は人間ドックと同じ要領で採取します。

万が一失敗しても、無料で再送します。
検査は、自宅でトータルで30分もあれば完了し、
返送してから通常2~3週間で結果が出ます。


利用者は、男性は40~60代の中高年層、女性は30代の子育て世代が多いです」  

人間ドックと同様に自由診療(自費)になるが、
郵送キットでは、珍しい多数の健康サポートも付いている。

電話による医師の結果解説と看護師との健康相談チャット、
がん確定者向けのセカンドオピニオンサービスだ。

 「結果解説には、育休中の女医をはじめ、在宅ドクターを雇用しています。
また、異常値が出た項目についてや、栄養状態など健康の日常の悩みは
看護師に半年間(月5回まで)専用チャットで相談できます。

『かかりつけ医以外にも相談できるのがいい』との声もいただきます。
そして、がんの疑いのある人には医師紹介も行います。

当社では全国3万人の医師が登録しており、
受診者の地域、該当のがんの執刀数、論文数、受診しやすさから推薦します。

セカンドオピニオンを受けたいという要望にもお応えしています」(松尾尚英社長)  


このような郵送検査を行う業者は、
ほかに「日本医学」(郵送健診キット)や
「医療法人IMSグループ」(DEMECAL血液検査キット)がある。



 ■「認知症」の可能性も分かるフェリチン検査 

国内に600万人と推計される認知症患者。
初期の発見を見逃さない検査も自宅でできる。 

リ・スタートの「鉄欠乏推定検査!マイクロセルフキット&アプリ」(税別1万2800円)は、
標準の血液検査に含まれないフェリチン(鉄)検査に特化している。

アルツハイマー型認知症につながるMCI(軽度認知障害)は、
鉄欠乏に関係していることが指摘されており、注目の検査キットだ。

同社HPから取り寄せた検査キットに、血液を1滴採取し、
備え付けの遠心分離機にかける。

その場で結果が出て、鉄欠乏の数値が
標準値(男性20~250、女性5~120ナノグラム/ミリリットル)と比較できる。

郵送の手間もいらない。
結果はアプリに保存され、看護師などの医療従事者に
チャットによる健康相談を受けられる。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 




今回、自宅で簡単にできる『健康診断・がん検診』、
多々教示されて、微笑んだりした。

しかし『健康診断・がん検診』に関しては、私の住む調布市より、
毎年の秋に『後期高齢者医療被保険者証』を所有している私に、
受診票が郵送されている。

そして私は、受診料が無料で、
それぞれの医療スタッフにアドバイスを受けながら受診し、
やがて医院長より問診を受けたりしている。

こうした年に一度の『健康診断・がん検診』は、
自身の健康実態を把握する為には欠かせなく、
心身緊張したり、安楽な面もある不思議な儀式となっている。

この結果、『胃がん』、『大腸がん』の検査で、再検査・要になった場合は、
所定の後期高齢者『一割』で検査で、受診してきたので、
恵まれいる、と国に感謝をしたりしてきた。



このような思いから私は、
当面は《・・自宅で簡単にできる『健康診断・がん検診』・・》する意向はない。


或いは「認知症」の可能性も分かるフェリチン検査 』に関しては、
スマホが使えない私は、無理と判り、
数年後の80歳のお誕生日を機会に、専門病院で受診しょう、と微苦笑したりしている。
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