夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

国家公務員の給与を1割削減する政府方針の前に、なぜ国会議員歳費の大幅な削減をしないのか・・!?

2011-05-13 22:30:24 | 時事【政治・経済】等
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
昨今、東日本大震災の復興財源に充てるため国家公務員の給与を1割削減する政府方針を
テレビのニュースで知ったりした。

この後、私はそれ以前に、国会議員の歳費は優遇されていると風の噂で聞いたりしているので、
なぜ自ら国会議員の歳費の大幅な削減を臨時特別会議で可決させないのか、
不思議に感じているひとりである。

昨年の11月17日、民主党の政治改革推進本部(本部長・岡田幹事長)は、
国会内で役員会を開き、同党が7月の参院選公約で掲げた「国会経費の2割削減」に向け、
衆参両院の『事務局の経費削減』として、職員数の削減などが検討したりした。

或いは党内に異論が出ている国会議員歳費の1割削減案については、
19日に同本部の総会を開き、再び意見集約を図ることにした、
とニュースで私は知ったが、
この後は、私が知る限り、明白な国会議員歳費の1割削減の実施は知らない。


私は政治にも疎(うと)く、国会議員の歳費の実態は不明確なので、
確認致したく、ネットにすがり、検索した。

フリーの百科辞典として名高い【ウィキペディア】に寄れば、
《・・
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律は、
国会議員の歳費、旅費及び手当等の支給について規定した日本の法律である。

基本的な内容

歳費
   議長  218万2000円(月額)
   副議長 159万3000円(月額)
   議員  130万1000円(月額)

旅費 
   公務により派遣された場合に支給

議会雑費
   各議院の役員、特別委員長、参議院の調査会長、各議院の憲法審査会会長 6,000円以内(日額)

文書通信交通滞在費 
   各議院の議長、副議長及び議員 100万円(月額・非課税)

JR特殊乗車券、国内航空会社航空券の支給

期末手当の支給(6月、12月)
・・》

このように記載されていたので、月額の破格な歳費に、期末手当の支給(6月、12月)も頂いた上、
文書通信交通滞在費の余りに優遇されているのに、改めて私は動顚したのである。

そして、数多くの国民の有権者から信任された国会議員の諸兄諸姉であるが、
昨今の国家財政の悪化の前、どのような心情で、民主党の党内で異論が出ているのか、
高齢者2年生の私には、理解できないのである。


日本は、1991(平成3)年にバブル経済の崩壊後は、
日本経済の足かせになってきた企業の《雇用・設備・債務》の過剰問題は、
民間会社は自助努力に基づいて、過酷な程、事業の再編、人員削減を行なってきた。

私は中小業の民間会社に勤めた身であったので、
まともに大波を受けたりし、多くの先輩、同僚たちと別れ、
そして残された私たちは、困苦の時期を過ごした体験もある。

そして数多くの民間会社のサラリーマンはもとより、多くの国民が困窮した時期を送られた、
と私は確信する。


特に昨今、政治は混迷、経済は低迷、そして社会も劣化する中、
こうした国民の生活を無視するかのように、
国会議員の諸兄諸姉の既得権、もしくは自己保身のような現状の待遇・・
いかがなものだろうか、と私は深く感じてしまうのである。


まして今回の東日本大震災の復興財源に充てるため
国家公務員の給与を1割削減する政府方針を知ったりすると、
心の節度と古来から伝えられているが、
遅ればせながら国会議員の諸兄諸姉は、国民の前で襟を正して、歳費の大幅な削減に努めるのが、
有権者から信任された礼節、と私は思ったりしている。


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小判草(コバンソウ)、私の秘かな心の恋人となり、早や30数年過ぎて・・。

2011-05-13 15:31:00 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
ここ3日ばかり本格的な梅雨(つゆ)の前ぶれの序曲のような『走り梅雨』かしら、
と私は思いながら、ときおり雨が強く降ったり、やんだりした日が続いていた。

今朝、どんよりとした曇り空となり、少しばかり蒸し暑いかしら、と感じたりした。

そして10時過ぎには淡き陽射しが射しこみ、やがて初夏のような27度前後の陽気となり、
いつものように買物に行った時は、長袖のスポーツシャツの裾を捲(ま)くり上げたりした。
帰宅後、冷蔵庫で冷やしてあるペッドボドルの煎茶を飲んだりした。

先ほど、庭のテラスに下り立ち、
樹木のたわわな色合いは、日増しに緑色を深めたりしているが、
群生させた稲穂に近い小判草(コバンソウ)の群生は揺れ、
半夏生(ハンゲショウ)、秋海棠(シュウカイドウ)は日増しに成長し、
どくだみ(ドクダミ)の白い花、雪ノ下(ユキノシタ)の穂が白い花になり、
この時節を教示してくれる。


やがて私は群生している小判草をみつめて、
今の時節は、若緑色の穂を付けて、首をかしげたように、少し揺れている・・。
小判草はイネ科の草花で、古来より茶花として愛用されているひとつでもある。

毎年、3月の下旬頃に芽を出して、稲のような容姿で成長し、
5月頃から葉先が小さな小判のような花穂となる。

初夏には小麦色に染めら、風もないのに揺れたりしている。
水田の稲が実を重たげに見せている状況と同じで、
背丈30センチ前後の小判草は、けなげな容姿となっている。

9月のお彼岸の頃になると、
枯れはじめて、また来年もお逢いしましょう、
という例年の移ろいである。

ここ3年ばかりは、例年通り枯れた後、やがて芽を出し、幼い稲に成長し、
15センチ前後の小柄な容姿で、花穂は小判のような形となり、
小判草も二毛作になったの、と嬉しげに見つめきたが、
地球の温暖化のせいかしら、と思ったりしてきた。


私は草花の中でも、さりげなく季節のうつろいを教示してくれ、
健気(けなげ)な容姿のうつろいを見せてくれる小判草は、
確かな美のひとつとして、ここ30数年ぐらい愛(いと)しき心の恋人となっている。


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