私の住む東京の郊外は、平年より6日遅れの梅雨入り、
と気象庁は報じていた。
朝は曇り空で時折薄日が射し込んで、10時過ぎにパラパラと気まぐれに降ったり、止んだりして、
昼下りから小雨が降り続いている。
私は読書に関しては、塩野七生・著の『ローマ人の物語』(新潮文庫)を読み続けて折、
《悪名高き皇帝たち》のネロの時代を読んでいる。
文庫本の帯に、本当にネロは暴君だったのか!?、
と提示されていると、
時を忘れたかのように日中の大半はローマ帝国に埋没してしまい、
先程まで読んだりしていた・・。
文庫本の20巻目であるが、この『ローマ人の物語』シリーズとしては、
道の折り返し地点の程度であり、まだまだ先が長いのである。
梅雨の明ける頃の7月下旬に果たしてどの時代までかしら、
とぼんやりとした脳裏で思ったりしている。
そして、梅雨の晴れ間の時には、庭の手入れ、梅の実の穫(と)り入れ、
ときたま国内旅行と、
退職後の自在な私なりの生活も程ほどスケジュールが埋まっているのである。
こうして綴りながら、前方の主庭を眺め、小雨の降りしきる中、
樹木の枝葉はしっとりと重そうに濡れている・・。
深みを増した葉の色合いも夜までのひととき、
静寂の中で、それなりの風情ある情景を彩(いろど)っている。
と気象庁は報じていた。
朝は曇り空で時折薄日が射し込んで、10時過ぎにパラパラと気まぐれに降ったり、止んだりして、
昼下りから小雨が降り続いている。
私は読書に関しては、塩野七生・著の『ローマ人の物語』(新潮文庫)を読み続けて折、
《悪名高き皇帝たち》のネロの時代を読んでいる。
文庫本の帯に、本当にネロは暴君だったのか!?、
と提示されていると、
時を忘れたかのように日中の大半はローマ帝国に埋没してしまい、
先程まで読んだりしていた・・。
文庫本の20巻目であるが、この『ローマ人の物語』シリーズとしては、
道の折り返し地点の程度であり、まだまだ先が長いのである。
梅雨の明ける頃の7月下旬に果たしてどの時代までかしら、
とぼんやりとした脳裏で思ったりしている。
そして、梅雨の晴れ間の時には、庭の手入れ、梅の実の穫(と)り入れ、
ときたま国内旅行と、
退職後の自在な私なりの生活も程ほどスケジュールが埋まっているのである。
こうして綴りながら、前方の主庭を眺め、小雨の降りしきる中、
樹木の枝葉はしっとりと重そうに濡れている・・。
深みを増した葉の色合いも夜までのひととき、
静寂の中で、それなりの風情ある情景を彩(いろど)っている。