Y男の日誌

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田中慶秋法相は辞任せよ!

2012-10-05 12:31:29 | 政治

ワキが甘かった田中慶秋さん。

田中慶秋法務・拉致問題担当大臣が代表を務める「民主党神奈川県第5区総支部」が06~ 09年の4年間に、台湾籍の男性が経営する横浜市内の会社から計42万円の政治献金を
受けていた事が判明した。田中大臣の事務所は「確認を怠ったミス」としており、3日に
同社へ全額返金したと釈明しているが、ミスであろうと間違いであろうと外国人から献金を
受け取った事が違反を構成するので、返金しても献金を受け取ったという事実は抹消出来ない。罪はが消えないという事だ。

民主党の細野豪志政調会長は5日午前のTBSの番組で、「外国人から献金をもらった一事をもって、すぐ政治家が入れ替わるのはよくない。説明を尽くした場合には次のチャンスもしっかり与える、という見方をしていただきたい」と述べ、田中氏の辞任には否定的な考えを示した。

選ぶ時に手を抜いたから政治資金規制法違反の議員を法務大臣に任命してしまったのだ。選んだ野田首相のミスである。昨年、前原外務大臣(当時)が外国人から献金を受けていた事が発覚し外務大臣を辞めているが、その時に田中慶秋議員は自分のもらっている献金について調査すべきだったのに調査していなかったのだろう。細野の発言は法治国家の日本において法務大臣が違反を犯しても何の責任も取らなくて良いと言っているに等しい。そんな事より大臣がすぐ入れ替わる事のほうが良くないと言っているのだ。何年も議員をやっていてこんな事を言ってるのが民主党次期党代表候補なのだ。

そもそも閣僚を選ぶ時に“身体検査”なるものをやって、問題が絶対に無いだろうという人を任命するものなのだ。野田首相は民主党最後の与党の思い出に、専門家でもないパッとしない議員への箔付けのために大臣職任命を利用したのだ。それで離党者を出さず、内閣不信任案を阻止したいのだろう。任命時にそれぞれが適材であるかのような紹介をしていたが、誰も信じないだろう。今回の内閣改造や党役員人事ほど国民の民主党政治への関心をそらすものは無いだろう。なんとなくシャッフルして目新しい雰囲気が出るようにしたようだが、前原や玄葉、枝野、岡田、輿石、細野、安住などが相変わらず使いまわされている。前回の改造で良心的な松原仁さんが入閣していたが、今回更迭されて内閣に良心は見当たらなくなった。


法務大臣が法を犯すという事は法治国家ではありえない。
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