通名

会社で採用もやるのだが、今回驚いた事があった。

たどたどしい怪しげな日本語で電話があった。外国人だろうと思ったがこちらの望む条件から大きく外れてはいないので、面接の約束をしようと思って名前を聞くと、普通の日本人の名前であった。日本人と結婚した女性かなとか、中国残留孤児の子孫かなとかその時は思った。


面接の日履歴書を見ると、中国で生まれ育っている。外国人登録証も見て質問をすると、全くの中国人なのだ。先祖にも日本人はいないし夫も中国人。

お前のどこが山本淳子(仮名)なのだ？この女、本名は黄晶(仮名)という中国ではありふれたような名前であった。日本では縁もゆかりも無い名前を名乗る事が認められているのだ。

この女は日本の法律なり役所に認められた行為を行っているにすぎない。日本で生活するときに、顔つきが日本人と変わらない中国人にとって、日本人の名前を名乗っていればいろいろ便利というか、不利な事がより少なくなって良いのだろう。

そしてこの名前は好きに変更して良いらしいのだ。以前は鈴木和子、今は坂本なおみ、今度は佐藤悦子という風に自由に変更できる。色々な名前で借金をしたり出来るし、都合が悪くなればどんどん名前を変更して逃げてしまう事が出来るのだ。その名前の変遷を役所が捉え続けていく事が可能なのだろうか？窃盗でも強盗でも殺人でもして次々に名前を変えられれば警察だってずっと追い続ける事が出来るのか？職を転々と変えている、すぐに辞めている事と、日本語能力の低さから不採用にした。

日本に縁もゆかりも無い中国人が日本名を名乗っているという事。

それ以外にどのような特権があるのかは知らないが、“在日特権を許さない市民の会”という団体もあるくらいだから、いろいろあるのだろう。