原作本は『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』という小説。映画のタイトルは後半部分をカット。BL色を感じさせないタイトルにしたのだろう。
主人公はゲイの男子高校生(安藤純)。妻子ある男性と定期的に会って性的関係を結んでいる。純は書店で同じクラスの女の子(三浦紗枝)と出くわし、彼女がBL本を買った事を知る。それをきっかけに二人はよく話すようになり、紗枝が純に告白し付き合う事になる。純は紗枝にゲイだという事は告げてない。
付き合ってから性行為を試そうとするがうまくいかない。ある時純は美術室で紗枝に自分がゲイだという事を思い切って告白。それをクラスメイトの小野が聞いていて、クラス中に暴露する。いたたまれず純は教室の窓から飛び降り自殺をはかるのだが...。
純は自分がゲイである事を認めているものの、将来は結婚して子供も欲しいと思っている。普通になりたい、母親を安心させたいという気持ちも持っている。
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