1970年代のマサチューセッツ州にある全寮制の寄宿学校。生真面目で皮肉屋で学生や同僚からも嫌われている教師ポールは、クリスマス休暇に家に帰れない学生たちの監督役を務めることに。
母親が再婚したために休暇の間も寄宿舎に居残ることになった学生アンガス、寄宿舎の食堂の料理長として学生たちの面倒を見る一方で、自分の息子をベトナム戦争で亡くしたメアリーという、それぞれ立場も異なり、一見すると共通点のない3人が、2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。
良い映画だった。
生意気で、好戦的な高校生と歴史の先生と、その周囲にいる人々の物語。
そりが合わないと思っても、人と人はわかり合えるんだと思った。
大事な誰かを守るために、その結果自分が不利益を被る事になっても、守り通すのが人の道だなと思った。
自分には子供がいない(戦争で戦死した)けど、甥や姪に対して何の留保もなく全幅の愛情を降り注ぐ人がいる。僕のおばもそういう人だった。彼女が亡くなってもう30年くらい経つが、彼女の深い愛情を思い出し、感謝の気持ちが湧き上がった。
1970〜1971年のアメリカを描いていた。
両親が離婚し、母親と継父が高校に現れたり、そういうのが普通なのだろうか?と思った。
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