ペダルの向こうへ

池永陽さんの「ペダルの向こうへ」を読了。

一年前、不倫のために体調の優れない妻を息子・隆の送迎をさせたため、交通事故を起こし、妻は即死、息子は右足の膝下を切断することになってしまう。

息子・隆は引きこもりになり、父・洋介は自分を責め、隆のために生きることを決意し、会社を辞めて息子と二人で妻の遺骨を妻の故郷・宮古島へ届けようと自転車で旅することに。

父と息子が行く先々で色んな人と出来事に出会い、考え、感じて成長していく姿を瑞々しく描いています。

橋廻り同心・平七郎控 麦湯の女

藤原緋沙子さんの「橋廻り同心・平七郎控　　麦湯の女」を昨日読み終えました。

ダンナの実家に１人で遊びに行く道中で殆ど読んでしまい、文庫本を義妹の下に置いてきたので・・・ウル覚えです。

相も変わらず、平七郎とおこうの仲はさして進展せず。まどろっこしいのです。
秀太は少しずつながら剣の腕も上がり少しはらしくなってきたかなぁ。

今回は平七郎の上役の一色の男としての弱さも書かれていて・・・しかし、平さんが橋廻り同心から昇進したら、表題と違ってくるのでそれはないか。