yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

ベイジン

2009-07-17 21:23:06 | その他
真山仁さんの「ベイジン」を読み終えました。

北京五輪の開会式と同時に世界最大規模の原子力発電所「紅陽核電」の運転開始することが至上命令。
そんな「紅陽核電」に日本の大亜重工業の田嶋は技術顧問として派遣された。
同じ頃、中国共産党中央規律委員会の学耕は中国側の責任者なる。
この二人がぶつかり合いながら発電所の運転開始に向け、様々な困難と闘い、お互いを信頼していく。。。。

読んでいて中国と日本の習慣や考え方文化の違いにかなりイライラ。
田嶋にもう頑張るの止めて日本に帰っておいでよといいそうに何度もなりました。
「賄賂は中国の文化」というその国民性についていけないし理解できません。
真山仁さんは何を書きたかったのでしょう?
「レッドゾーン」で中国の文化、経済、慣習などが書かれていたけど、、、どっちが先だったのかしら?

とにかく、最後がはっきりしないまま幕を閉じてるので、、、消化不良のままになるのがどうもいやですね。    田嶋はどうなったの?
コメント (2)
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