遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

ハウスの内と外

2008-02-13 18:20:16 | あまってら農園

 いつになく山に雪が多く、ハウスはすっぽり埋まってしまったが、寒々とした外観に比して中は緑の世界。尤も例年よりホウレンソウもルッコラも成長が遅い。
 代わりに草達は元気で、早くもオオイヌ,ヒメオドリコが花をつけていた。
 花が小さくて色が飛んでしまったりボケたりだが、一応証拠としてアップ。



タクアンポリポリ,・・・噛める幸せ!

2008-02-13 13:45:43 | 喰う寝る○太

 干し理想60本,いい色に漬かって食べごろになった。40~60cmもある長い大根だけに味の区分がハッキリしていて3通りの味が楽しめるところが面白い。
 細い頭(首)の部分は固くて甘みが強く、中央付近は太くて歯ごたえがよく甘味と辛味が同居して美味しい。先端(尻)の部分は太くて柔らかく、辛味が強い。

 大根を干していて時々凍みさせてしまうことがあるが、最初に凍るのがこの尻の部分で、首の部分が凍ることはあまりない。それは畑にいる時に外気に触れる部分だから糖度が高く凍りにくくなっているからで、お尻の部分は最も地中深くにあって凍る心配がない分、糖度も低いのだろうと思う。素人考えだが理にかなっていると思う。

 数年前,歯槽膿漏が進んで、虫歯でもない歯を泣く泣く1本抜いた。噛めるようになって何が嬉しいかと言えばからタクアンを食べられることだ。
 時には丸々1本を一度に食べることもある。ポリポリ,パリパリは無上の喜びなのだ。

思ったより雪が多かった

2008-02-13 10:11:49 | 山のあしおと小学校
 火打ち茶屋跡

 雪の猿ヶ番場峠越え・・,峠から向こうの雪の具合が気になって確かめに行ってきた。思った通り,峠の手前と向こうとでは雪の量がまるっきり違っていて雪の量は予想以上だった。
 R403から1歩街道に入るとたちまち膝まで埋まる雪。50mほど先まで大きな足跡が一筋ついていたが、そこから先は無垢の雪道が伸びている。
 街道と言っても今は4m規格の林道で、それがかなりの勾配で下っている道なのでスキーが勝手に滑り出す。うまく滑れる人にとってはいい道のはずであるが、何分にもスキーの技術がないので下手は下手なりに、あくまでも歩く道具としてなるべく滑らないように歩く。細いスキーは重い雪に深く埋まって制動をかけようにもテールを押し出せないので止まれないのだ。それでもツボ足よりは有利である。
 多分,スノーシューが一番いいと思うが、自分としてはあれを履く気にはなれないので下手でもスキーを使う。

 スノーシュー,ワカン,歩くスキー,ツボ足と色々試して見るのも面白そうだと思った。歩く必要がない連続した下りなので滑るスキーも案外いいかもしれない。
 いずれにしても予想以上の雪なので、峠から向こうの『のぞき』までの3kmと国道に出るまでの2kmの区間に要する時間の大幅な見直しを迫られることになりそうだ。
 1kmあまり歩いた所で左側に『念仏石』の案内板を見つける。実際の『念仏石』は林道から左手に50mほど上がった崖の上にあり、本来の街道はそこを通っている。
 念仏石から200mほど進むと右手に『馬塚』が現れ、さらに300mほど下ると『火打ち茶屋跡』である。林道の入り口からは約30分。
 そこから先も道は急勾配でどんどんと下っていくのでこれ以上進むと帰りがしんどくなるし、雪道部分の3分の1くらいは歩いたのでここでやめて引き返す。 


 帰りはツボ足を試して見ようと歩きかけたが、スキーを抱えて歩くのは面倒なのでまた履いて歩く。本来はテールにアナをあけて紐で引っ張って歩けるようにしておくべきなのだがなかなか踏み切れない。
 歩いてみるとかなりの登りだったが、こう言う登りこそ歩くスキーの本領発揮で40分で帰り着く。
 本番では前半の麻績宿から聖湖まではスキーを背負って歩くわけに行かないので、下りに入るこの地点までスキーを運んでデポしておくか、伴走車を出して運んでもらう必要がある。
 
 時刻16:40,気温-2℃。日脚も長くなり、このところ暖かい日が続く。心なしか木々の枝先の赤みが増してきている気がする。