遊びと学び,創造の基地・山のあしおと小学校

冒険,遊び,仕事,学習,生活全般を学ぶ、子ども達のための私設小学校

ちっとも寒くない夜

2008-02-02 21:09:58 | 山のあしおと小学校

 大町市中山キャンプ場。山岳博物館に寄って歩くスキーを借り、10時前に着く。車を県道に停めてテン場までの300mの雪道を3回ばかり往復して荷物を運び、テントを設営。11時となり昼食。masaharuはカップ焼きそば、yukihoはカップうどんとスープ。そんなんで足りるのかよ・・!

 
昼食後、スキーを履いて林間のハイキングに出かける。カラマツ林や雑木林の中を自由に歩き回って小高い丘に登ったり緩やかな斜面を転びながら滑り降りたりして1時間あまり歩ぎ出発点に戻る。
 


 1時間あまり歩いただけだが子ども達は疲れた様子なのでテント内を整理して寝床をつくる。
シュラフと毛布、着衣で寒さにはある程度耐えられるだろうが、下からの冷えには耐えられないと思われたのでマットの上に新聞紙を敷きつめ、その上に長めの座布団を2枚敷き、更に毛布を敷いた。



 yukihoがぬいぐるみを忘れたと言うので車まで取りに行って戻って見るとmasaharuはシュラフに潜り込んで眠っていたので自分達も横になって休む。そのままぐっすりと寝込んで目覚めると6時前だった。
夕食なんぞどうでもいいと思うくらい寝ているのが気持よかったが、そういう訳にもいかないので準備にかかる。


 子ども達が決めたメニューはレトルトのカレー。湯たんぽの水を抜いて鍋で沸かしパックごはんとカレーを温めるだけの手抜き版。お湯が湧くのに時間がかかったが超簡単に出来上がり夕食となる。
湯たんぽは沸かしたお湯を再びつめれば暖房具だが同時に水を凍らせないで保管できるポリタンクでもある。実に合理的なスグレモのだ。



 すべての用をすませてあとは寝るだけとなるが時刻はまだ7時半。ここからの時間の長さを思うとうんざりする。
yukihoに『羽毛シュラフは暖かかっただろ!』と聞き、『2人一緒に入れないか』と聞くと『広いから入れるよ』と言い、すったもんだの大騒ぎの末何とか2人収まる。湯たんぽは低温やけどしないよう毛布にくるんで2人の両脇に置いて休む。



 夜半、微かな音に目覚めて外を見ると粉雪が静かに降っていた。大した降りではない。気温があまり下がらないせいか、ちっとも寒くない雪の中のキャンプである。

2日~3日は雪のキャンプとスキーハイク

2008-02-02 01:59:10 | 山のあしおと小学校
 
 1日午後,大町の中山キャンプ場を下見に行き、ついでに申し込みをして来た。キャンプ場を経営している雑貨屋の女将さんは、『この寒いのにですかぁ~,マイナス30℃ですよぉ~』と、何だかやって欲しくないような、脅すような口ぶりだったが-30℃なんてことはありえない。
 まあしかし-12~13℃にはなるだろうから万全の準備をして望む。参加者が小学生の2名だけなのでダウンのシュラフが使えるが、念のため毛布と湯たんぽを用意した。この頃は湯たんぽにも色々あって、何とプラスチック製のものでドーナツ型になっていたり立てることが出来るものもある。
 
 問題は水だ。おとなの登山なら雪を溶かせばいいが、子ども達対象で里に近いのだから水を使いたい。で、テルモスを総動員して寝る前にお湯を詰めておき、朝食用に使うことにした。足りない分は多少抵抗はあるが、湯たんぽの湯を使う。

 昨日(1日)はポカポカ陽気だったので夜は冷えそうだ。