日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

作られる冤罪(えんざい)

2009-04-23 | つれづれ
過去に何度か警察や検察、司法の暴走について記述したように思います。
そんな中でも冤罪事件についてはどうしても許せないものがあります。
直近では防衛医科大学の教授の痴漢冤罪事件
九州の地域ぐるみの選挙違反冤罪事件や
少年事件、殺人事件などを含めたくさんの冤罪事件があります。

ここで許せないのが国家権力による意図した冤罪事件があります。
元検察官曰く
「容疑者を犯人たらしめるための一番有利な証拠のみを提出するものだ」と…。
この言葉には多くの問題を含んでいるように思います。

もしも容疑者が犯人で無いとしても
周囲にその容疑者が犯人と思い込ませるに十分な証拠を出せば
無罪の者であってもその容疑者は犯人で良いのだ
という風に取れるのです。

自白が大きな判断基準とされてきた以上
早く事件を終結したい国家権力にとって
冤罪となろうとならないでおこうと関係が無いのかもしれません。

ただ、これだけは肝に銘じていただきたいのが
冤罪で犯人とされた人の人生は
犯人とされてきた期間について
取り戻すことができないということ

そして何より
殆どのケースがしっかりとした捜査に基づき
容疑者を犯人として逮捕してきている多くの同僚達の信頼まで
冤罪事件の創造者達は踏みにじっているのだという事を理解して欲しいものです。

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