日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

過ちて改めざる是を過ちと謂う

2011-09-10 | 気になる一句
孔子の言葉です。
論語では
子曰過而不改是謂過矣
となっています。

人は誰でも過ち(失敗やミス)を犯します。
しかし、そのこと自体は実は問題ではありません。
二度と同じ失敗をしなければ良いのですから・・・。

いけないのは同じ過ちを繰り返すことです。
同じ過ちを繰り返すということは
最初の過ちのときに原因究明もしなければ対策も採らない、
下手をすると反省さえもしていないことが原因と考えられます。

そう言えば・・・
同じお叱りを受けている企業様を見ることがあります。
1.お叱りの状況を適確に把握する
2.お叱りの元となった原因を究明する
3.再発防止の対策を採る
4.同類のお叱りの元が無いか点検する
5.社内でお叱りについて周知徹底する
たったこれだけを徹底すれば
グングン良い会社になっていくことが保証されます。

「過ちて改めざる是を過ちと謂う」
おかしな方向に頑なになっている自分を発見し
一人顔を赤らめるなんて事の無いようにしたいものです。


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